本と映画の日々  そして、ゆめのつづき

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放送大学のなんと、学生です。
ドラマ、映画感想、環境問題を!

07年度本屋大賞の候補作が発表された。売れた本ではなく、売りたい本を

2007年03月06日 | 
『一瞬の風になれ』

第4回本屋大賞(2007年)の候補作が発表された。
佐藤多佳子に受賞してほしいが、
『一瞬の風になれ』 は、三冊(三部作)なので、
店員さんが、売りにくいか・・?

「本の雑誌」2006年ベスト10第1位にもなっているし、
本命だと思う。
対抗は、『陰日向に咲く』? 
もう十分売れていると思うが、
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 』の前例があるので、
可能性は高いかも・・。

しかし、売れた本ではなく、売りたい本を選ぶのであれば
ここは、『一瞬の風になれ』だ。



佐藤多佳子の本で、一番最初に読んだのが、
『しゃべれどもしゃべれども』(新潮社 (B6 )  1997年8月
いまは、単行本は、 絶版、文庫本はあり、)だ。

じつは、「本の雑誌」1997年ベスト10第1位になったので、
読んだのだが、軽いタッチの文章で、大変面白かった。

国分太一で、映画化され、5月に公開される。
監督は、平山秀幸。
「愛を乞うひと」で日本アカデミー賞最優秀作品賞、
最優秀監督賞ほか数々の映画賞を総なめにした監督さんだ。

次に読んだのが、
『神様がくれた指』(新潮社 (B6 ) 2000年9月)
これも、単行本は、 絶版、文庫本はあり、
そして
『黄色い目の魚(さかな)』(新潮社 (B6 )2002年10月9
佐藤多佳子作品の中でも、この作品は忘れられない。お勧めだ。



本屋大賞候補作(書名50音順・敬称略)ホンヤ タウン 

• 『一瞬の風になれ』 佐藤多佳子 著 講談社

• 『失われた町』     三崎亜記 著 集英社

• 『陰日向に咲く』   劇団ひとり 著 幻冬舎

• 『風が強く吹いている』 三浦しをん 著 新潮社

• 『鴨川ホルモー』   万城目学 著 産業編集センター

• 『終末のフール』   伊坂幸太郎 著 集英社

• 『図書館戦争』    有川浩 著 メディアワークス

• 『名もなき毒』    宮部みゆき 著 幻冬舎

• 『ミーナの行進』   小川洋子 著 中央公論社

• 『夜は短し歩けよ乙女』   森見登美彦 著 角川書店


P.S.

放送大学の単位取得認定試験もやっと終わり、
いまは読書三昧に戻った。
まずは、『このミステリーがすごい!2007年版』の
ベストテンの中から読み始める。
海外編1位、「あなたに不利な証拠として」ローリー・リン・ドラモンド著
国内編、4位「狼花 新宿鮫Ⅸ」etc.と読み進めている。

〈週刊文春〉年末恒例“2006ミステリーベスト10”

ムック『2007 本格ミステリ・ベスト10』(原書房)

CSミステリチャンネルの年末恒例ベスト企画「闘うベストテン2006」

「本の雑誌」2006年ベスト10

ベストテンの中には何冊かもう読んだ本もあるが、毎年、発表を楽しみにして、
それらの作品を優先的に読むようにしている。

いまから、追いかけて読むので、かなり忙しくなる。

べつに、ノルマではないので、楽しんで読めばいいのだが・・。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (作太郎)
2007-03-08 20:46:49
こんばんは、お久しぶりです。
試験ご苦労様でした。本三昧いいですね。↑とても興味深い本ばかりで参考になりました。
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『夜は短し歩けよ乙女』 (hito2km)
2007-03-11 10:26:35
作太郎様

コメントありがとうございます。

書店に行くと、
『夜は短し歩けよ乙女』 の帯に
本屋大賞ノミネートとありました。

本屋大賞のコーナーはあるのですが
帯にノミネートとあるのは、まだ一冊だけでしたね。

それだけ本屋大賞も、人気が出てきた証拠でしょう。





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