水谷豊さんのニューアルバム『タイムカプセル』です。
発売日当日の仕事帰りにCDショップを数軒周り、最後の一軒でようやく他店舗在庫の最後の一枚を取り寄せていただきギリギリでゲットできた貴重な初回限定版です笑。水谷豊!凄い人気だ!
水谷豊さん・・・私の世代はなんといっても『熱中時代』の北野先生、もう少し上の世代の方々は『傷だらけの天使』のアキラ、での熱演が強く記憶に残っていることでしょう。私の最も好きな俳優さんの一人で、最近は、現在公開中の映画『相棒』でメディアに引っ張り凧!先日はとんねるずの『食わず嫌い』にも出てました。喜ばしい限りです。そして、なんだか子供の頃の恩師に出会ったような不思議な感覚もあり、歳を重ねるってこういうことなのかしらと思ったりもしてます。
実は、私は以前から『シャウトする(叫ぶ)姿が絵になる俳優』というのが好みだったのですが(変な好みです汗)、その原点はもしかしたら北野先生だったのでは!と思う今日この頃です。
タイトルも『おお~!!まさにそれ!』と叫んでしまうほどピッタリ。22年振りにリリースされたこのアルバムは往年のヒット曲が鏤められたセルフカバー。懐かしい曲が耳に入ってくるのと同時に当時の映像の数々が記憶の底から蘇ってきます。まさに『タイムカプセル』。この初回限定版には特典映像が収録されたDVDが付いてます。内容はレコーディングやPVのメイキング風景・インタビューと、ヒット曲『カリフォルニア・コネクション』のPVの現代版リメイクの二本立て!水谷さんの体形も、しなやかで軽やかなパントマイムも当時の映像かと見紛う程変っていません!恐るべし水谷豊汗。あの黄色い車・・・フィアット500でしょうか?懐かしい~。
前述の『食わず嫌い』では台詞じゃない言葉を喋る水谷豊さんを初めて観ました。大方の俳優さんがそうであるように、口数が少なくシャイな水谷氏でしたが、立ち居振る舞いというか雰囲気、口調も独特で、ちょっと日本人離れしている(もちろん良い意味で)という印象でした。ちなみに氏は服飾好きで業界では有名だそうですね。そういえばジャケ写の着こなしも雰囲気があって素敵です。詳しくご存知の方がいらっしゃれば是非いろいろ教えて下さい!
それと大変びっくりしたのは、好例の罰ゲームで水谷さんが演じたものまね芸でした。たいていの俳優さんは慣れない場所と極度の照れとで中~途半端な芸しかできないのが普通なのに、氏はかつて自身が演じた北野先生と、故船越英二氏が演じていた校長先生の二役のものまねを即興で歌唱混じりで演じてみせて、その完成度の高さにあの石橋貴明さんも度肝を抜かれていました!
まさに演じるために生まれてきた男!といっても過言ではない稀有な俳優さんではないでしょうか。