姉とイチジクと私

このところ五つ違いの姉が元気がないというので、昨日様子を見に行って来た。
食欲も無いらしいからお土産は何にしようかとスーパーに寄ったら、イチジクが目に付いた。
え？イチジクって秋じゃなかったっけ？

子供の頃住んでた家に、大きなイチジクの木があった。
運動会に持って行ったことがあるから、あれは確かに秋だったはず・・・。
イチジクは姉も懐かしいだろうと、2パック購入した。

姉は居間でゴロンと横になってた。
昼間寝るような人ではなかったから、やっぱり長年の疲れが出てるんだろうね？
「ねー、これ懐かしいでしょ？」とイチジクを出すと、直ぐに起きてきてパクリ。私もパクリ。

「よく熟れて美味しいねー。あの頃はこんな熟れたんあんまり食べたことないよねぇ？
　待ちきれずにちょっと色付いたくらいで食べてたもん。」
と、私が言うと、
「そうよ、熟れたんは私が食べてたもん。あんたは木に登りきらんから、私が登ってね、
　美味しそうなんは木の上で食べて、あんたにはあんまり熟れてないんを投げてやってたもん！
　あんたは下でスカート広げて『ねーちゃんまだー？』って待ってるんよね。
　投げてやると、そんなんでも『ねーちゃんありがとう』って、あんた喜んでねー。」

へえ『さるかに合戦』の猿と蟹じゃないすか
姉がそんな悪人だったとは知らんかったわー。(笑)🤣

そうやって昔話をしていたら、姉もだんだん元気が出てきた。
お嫁さんが帰宅したからしばらく3人で雑談して、おいとましてきた。
お嫁さんには病院に付き添ってもらったりお世話を掛けているようで感謝です。

～～～～～～～～～

☆今日の収穫


茗荷が一昨日27個、その前が28個、今日が59個。食べきれないから半分は冷凍した。
左端は鳥に突かれたトマト2個。防鳥糸張ってるのになー。