今日は孫の授業参観に、仕事の母親に代わって行ってきました。
「権利の熱気球」と題して、人権学習です。
11の権利が熱気球に乗りましたが重くて飛べません。
どれを残し、どれを捨てたらいいでしょうか?
と、子供たちに考えさせます。
ア、きれいな空気を吸う権利
イ、選べる権利
ウ、みんなと違うところを認められる権利
エ、いじめられたり命令されたりしない権利
オ、毎日十分な食べ物と水を得る権利
カ、自由にできるお金を持つ権利
キ、好きな本を読む権利
ク、運動出来る権利
ケ、お店で好きな商品を選べる権利
コ、周りの人から親切にしてもらえる権利
サ、休憩できる権利
班ごとに意見を統一させ発表しますが、考え方は様々なので話し合いに結構時間が掛かり、
最後はジャンケンや多数決で決めている様子でした。
子供たちの考えは、やっぱり子供らしいところがあって、
生命に関する権利(食べ物、空気)の他に、
好きな本を読む権利、好きな商品を選べる権利、お金を持つ権利
などがランクインしていて、面白いと思いました。
授業の最後に先生がおっしゃるには、
「これには正解はありません。」
価値観というものは人それぞれなのだから、意見もそれなりに違っていい、ということなのでしょう。
ずっと昔(例えば軍国主義の時代)だったら、みんな同じ方向を向かされていたのじゃないでしょうかね?
何もかも、権利、権利という主張には違和感を覚えつつも、
現代は多様性を認める、そういう良い時代なんだなあ、と感じた次第です。