京都検定合格めざして!

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琵琶湖疏水船に乗ってきた(1)

2019年06月07日 22時42分02秒 | 旅行
前回のブログの最後に、「6月には、珍しいところに行く予定です」と書きましたが・・・
 
琵琶湖疏水船に乗ってきました 
 
去年から始まった、春と秋だけの観光船です 
 
琵琶湖疏水は、ごくごく簡単にまとめると琵琶湖と京都を結ぶ水路で、明治23年に完成しました
 
発電、水道、船運に大活躍でしたが
 
交通機関の発達により、昭和20年代に最後の運搬船が通ってから、船運に使われることはありませんでした
 
しかし、この度、70年ぶりに観光船が通るようになったのです 
 
おとーさんと私の二人分のチケット、2月中旬にネットで予約したのですが、
 
その時点で6月末まで土日はほぼ満席
 
何とか2枚取れてラッキーでした 
 
 
私たちが乗ったのは蹴上から大津へ上るコースです
 
乗船場で説明のビデオをみせていただき
 
ガイドさんと一緒に、いよいよ疏水に向かいます
 
疏水の脇に、旧御所水道ポンプ室があります
 
防火用水を御所へ送るためのものです
 
 
     
 
明治天皇が見にこられるということで、立派に作られたのですが、竣工が明治45年
つまり間に合わなかったという・・・・
 
向こうに見えてるのが明治45年に完成した第2疏水
 
 
     
 
ず~っと地下を流れ、地上に顔をだすのはここだけだそうです
 
これが私たちの乗る疏水船「めいじ号」
 
 
     
 
お客が12人と船長、ガイドさんの計14人乗りです
 
船に乗るときは、傾かないように左右一人ずつかわりばんこに乗っていきます
 
船が動き出すと、かなりのスピードで、風がビュンビュン当たります 
 
「ずっと扇風機の風が当たっている感じです」と事前にガイドさんに言われてましたが
これは予想以上
 
予約したときに「トンネルの中は気温が低いので、防寒対策を」との注意書きがあったので、カーディガンを着てきましたが
 
おとーさんのようにウインドブレーカーの方が良かったな
 
お客さんの中には半袖の方もいて、だいぶ寒かったんじゃないかな
 
 
 
 
さて、動き出して初めに入るのが、蹴上・山科間の第3トンネル、850メートルです

 
疏水が作られたころの土木技術では、まっすぐのトンネルしかできなかったそうで、
 
そのため、トンネルに入るときに必ず出口が見えるのです 
 
   
 
     
    
なんとなく安心感がありますよね  
 
 
各トンネルの両側には、扁額があります
 
第3トンネルの西口には「美哉山河」(美しきかな山河)・・・三条実美
 
 
 
トンネル内部はこんな感じ
 
 
     
 
 左側の壁にロープが続いているのが見えるでしょうか?
 
これは、上りの船が水流に逆らって進むために、船頭さんがたぐっていったものだそうです
 
なるほど 
 
ちなみに、トンネルじゃないところでは、疏水の土手からロープで引っ張ったそう
 
 
     
第3トンネルをぬけると、日本最古の鉄筋コンクリート橋があります
 
     
     
 
小さな橋だけど、そういわれるとありがたく貴重なものに見えてきます 
 
疏水はまだまだ続きます
    
   
 

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