皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

つがつくまでは手をかけよ、十を過ぎたら目をかけよ

2017-07-24 22:23:21 | 生活

 昨日は長女のピアノ発表会でした。場所は大里生涯学習センター。ヤマハピアノ教室に通う生徒の発表会です。幼稚園からのピアノも今年で八年目。小学校では最後の発表会でした。人前で演奏することにもだいぶ慣れてきましたが、やはりまだ余裕はなく、弾くことに集中しすぎて壇上への出入りは速足で演奏前の一礼も、慌てている様子です。出来はまずまずだったようですが、2度ほど間違えたようです。
 私は仕事柄、一、二度しか直接見に行ったことはありません。音楽についても全く分からずじまい。ですので家で引くピアノを私が上手だと褒めてもあまりうれしくないようです。
 生まれてから一つ二つと歳を重ね、様々なことができるようになり、いつしかなんでもできるようになりました。小学校も終わりに近づき、すでに親の手をだいぶ離れた感もあります。
 以前ラジオで子供の年が七つ、八つ、九つと「つ」がつくまでは手をかけよと聞いたことがあります。そして十(「とう」)を過ぎれば目をかけよと続きました。
手が離れたときに、心まで離さず、必ず見ているよとつたえるようにしなさい、干渉ではなく関心を持ちなさいと教わりました。
秋に受けるピアノコンクールに向け、また練習が続くようです。

まだまだ手がかかる長男。例大祭の際本殿の片付けを手伝いながら、神社について話をします。なんのことだかわからないままに、末社稲荷神社に奉納されたたくさんの狐を見ながら、不思議そうにしておりました。
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