サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 今年最初のわらび採り

2024-06-02 07:30:00 | 山小屋
今年分のワラビの確保する為に、裏山のわらび畑(私が命名しただけですが)へわらび取り

神さんは最近全国のネットニュースで山奥は勿論の事、今年は市街地まで沢山出没する熊の恐怖で、本気でビビっています。この地区の熊狩り行っていた村のマタギみたいな長老が数年前に亡くなり、この辺りも毎年の熊の目撃情報が毎日のように放送され人的被害がいつ起きてもおかしくない状況ですから、用心に越したことはないんです。


わらび牧場😊

なので、いつもは熊除けには笛くらいしか吹かない私ですが、今回は神さんの不安を少しでも取り除くために、入山時に最初に爆竹を鳴らしました。その後少しして、おもちゃのピストルを鳴らします。運動会のスタート音と一緒のものです。更には手元には熊用の唐辛子スプレーを持参し、最後の手段として大きめなナタも腰にぶら下げて持っていきます。そのうえ神さんは常時笛を吹いています。私は大丈夫だと思っていますが、心配性で怖がりの神さんは、それでも不安なのか笛を吹いて息はあがっているのですがやめようとしません。


熊スプレー、ピストル、爆竹

今年は、少し時期が遅れているようで、ここではまだワラビの最盛期には早かった感じですが、買い物籠いっぱい分は採ることが出来ました。同じ場所にあるタラの芽も最初の新芽は、遅霜にやられたようでまだ収穫には早すぎる感じでした。今年はもしかしたら保存分の確保が難しいかもしれないと少し弱気になっています。


この時期の一回での収穫ではまずまずです。

PS.ワラビ料理
山菜の料理は基本的に私の仕事になっています。
新しいあく抜き方法を確立しました。良く洗ったワラビを食べる大きさにカットしてボールに入れます。そこに重曹を入れてボールを上下させながらざっくりとワラビに重曹が絡みつくように混ぜます。やかんでお湯を沸騰させ、少し時間を置きます(温度を下げるため)大体10分くらい。そのお湯をボールに入れて1昼夜置いておきます。すると完全にアクが抜けながらもワラビサシミにちょうど良い感じに仕上がります。しょうが醤油で食べたり、ポン酢で食べたり、今までどうもアクを抜こうと茹ですぎたり、逆にアクが残って苦かったりしていたので、これからはばっちりです。