サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 孫とのあれやこれー2

2024-06-29 07:30:00 | 娘夫婦と孫
今回も、長女の長男坊の孫との関係の話です。
最近の孫の頭の中はすごい勢いで成長をしているだろうと感じさせてくれますが、神さんが何かで読んだ話をしました。子供の頭脳は小さい頃はすごい勢いで成長し色んな事を吸収しているけど、ある時期になるとそれがストップするそうで不思議だと言うんです。

それを聞いて、私にも思い当たる事がいくつかありました。
先ずは自分の事。私も小学生の頃は凄い子供だと言われていた時期があり、あまり記憶力が良いので両親が心配して拝みやさんに連れて行き、私は気狂いと紙一重と言われ、病院では薬(精神安定剤みたいなもの?)等を飲ませる話になり祖父母含め私に気狂いにならせない為なら飲ませようとなったそうですが、母が唯一絶対反対して私を守りその難から逃れた事もありました。当時小学生だった私は本を開くとそのページを丸ごと写真に撮るようなイメージで何ページでも頭の中に保存して、何が書いてあったかはそのページを頭の中で開いて読むだけの事でしたし、内容の理解もほぼ一瞬でしていました。家の本は読みつくして百科事典まで読んで覚えてしまってしまう様な子供でした。なので周りの同級生や大人とも話が合わず、おかしな雰囲気にならない様に周りのレベルに合わせる様な子供でした。でもその能力も中学生になる頃には、すっかり消えて無くなり、大学入学は今でいうFクラスの大学にしか行けず、見事な負け組となってしまいました。
でも、この小学生までの頭の中の感覚は今でもよく覚えています。脳がくるくるスムースに回るような気持ちよさで何でも理解してしまって、毎日知らない事が消えていくような猛烈に楽しい世界でした。大人になって親戚の子や、知り合いの子で同じような特徴の小さな子供がいると嬉しくて、この子こそ東大や英米の超有名大学に行くに違いないと思いながらも、自然と普通の大人になってしまってちょっぴり残念に思ったり、やっぱりそうかと思ったりしてました。
私の勤めていた会社にも東大出身者は案外多くいましたが、その人達に話を聞くと小中高校と学年で成績トップクラスであったものの、友達が遊ぶ中でも勉強して努力して東大に入ったが、東大の中でも特別優秀な人間がいて彼らは上級国家公務員になって、なれなかった人が一般企業に就職していき、つまり自分らはそいつらほどではなく、上には上がいる事を知ったと言われていました。つまり、その人達は私からみて頭は確かに優秀で凄い努力家ですが秀才ではあっても天才ではないんだと何となく思っていました。
でも唯一、一人だけ知人の息子さんは天才だと思います。何故なら、その知人に聞くと、息子さんは子供の頃から頭は良かったと思うけど小中は泥だらけになって遊んでいた。高校もその地区では1番優秀な公立校に入ったが受験勉強はしていなかったんで落ちると思っていたら合格した。高校はスポーツクラブで主将だった。全国大会まで進んでスポーツ一筋に見えた。大学受験時も受験前になっても全然勉強しないので「少しは勉強したらどうか」と意見したことがあったそうですが、その息子は「親父、ここで勉強しなくちゃならない頭ならそもそも合格しないよ。俺は大丈夫」と言ったり、高校生の時も受験塾にも行かず。そして東大しか受験しないと言うから、親父としては心配して滑り止めに慶応の受験の為の書類を取り寄せ、必要項目も記入しポスト投函くらいは息子にさせなくてはと思い、息子に「滑り止めにこの書類書いたからポストにだけは自分で入れてこい」と渡したそうです。そしたら渋々家を出て行ったそうですが、結局投函せず持ち帰り親父さんい言ったそうです。「東大以外に行くつもりはどうしても無い。それに俺は落ちないから」って。そこまで言われたんで知人も「もういいや」ってなったそうですが見事現役一発合格。大学でも高校の時とは別のスポーツして全国レベルで有名になってました。あまり具体的に言うと個人名がばれるのでこれ以上は書きません。その後その子は卒業するのですが、私は上級国家公務員になってその頭脳を国の為に使って欲しいと話しましたし、親父さんもそう思っていたそうです。息子さんは高校の時は団体戦スポーツで主将を務め、大学では個人スポーツで極めたし、日本で一番と言われている東大だから仕事も自分がしたい仕事が出来ると思うから親父の心配は必要ないと言われたそうです。立派です!
そして、その息子さんの思う通り、なんと官僚機関からも、一般超一流企業側からもあちこちから、その息子さんにアポイントを取りに来ていたそうです。私が知る就職活動の真逆です。そんな世界もあったんだと腰を抜かすほど驚きました。

結局、その子は仕事に関しても自分のおもうがままの選択が出来た様です。官僚側には結局夜中まで働いて、自分の実力の出しようがない世界なので興味ないとつれなく断っていたみたいです。最終的には自分が興味ある一般企業(超一流企業)で働いてみる事にすると就職していきました。こんな子こそ天才なんだなと思います。

ここで、話は孫の頭の中に戻ります。
子供の身体の成長や、頭脳の発達に驚きはしますが、その頭脳が最高レベルの働きを止めることなく続けられるかが重要だと今回知った訳ですが、それがもしも遺伝に関係するのなら、私も神さんもどちらかと言うと平和な頭脳しか持ち合わせておらず、親バカな私ですがそんな私からみても長女も大学卒業してはいますが、それでも頭脳は一般人レベルに違いなく、また旦那様も一般人レベルの頭脳だと思われるので、孫だけが急に天才に産まれる訳ないと理解はしています。。。
また、あまり孫に夢をみてはいけないとは思いながらも、孫の事が可愛い"じいじ"としては、スポーツ選手なら欧州ビッグクラブのサッカー選手で日本A代表選手、野球ならアメリカメジャーリーグの大谷クラスで10年1000億円契約の大物選手、頭脳なら宇宙や生命の謎の解明や、UFOやらタイムマシン発明でノーベル賞受賞などと、まだ2歳の孫に夢をみてしまうんですよね。。。。(笑)