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サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

ミャンマーの大地震

2025-04-02 07:01:00 | 旅行
数日前に経済と災害と紛争について記録しましたが、その後にミャンマーのマンダレー地震を地上波ニュースで見ましたが、私が思ったよりも、かなり酷い被害の様です。

沢山の人が亡くなられたた様ですが、心からのご冥福とお見舞いを申し上げたいと思います。

私が旅した数年前の(軍事政権になる前)ミャンマーは、思い返してみても良い思い出ばかり。マンダレーやPagan遺跡で撮った写真を見返すとやはり建物は古くとても大地震には耐えられそうにもありません。私達が宿泊したホテルも、小さな宿も、そこの従業員の人達もどうなっている事かと思い考えるととても胸が痛くなります。
早く復興してほしいと思いますが、民主政権でも難しいと思うのに、現在は軍事政権なので、そんなに簡単に事は進まないんでしょう。何とかならないものなのか。。。。


過去の私の記録blogで、10〜16までがミャンマー編でした。色んな建築物が崩壊したかと思うと、あの時に出会った人達が被災していると思うと、とても残念で悲しいものです。

旅って何だか難しい。

2025-03-21 07:00:00 | 旅行
今年の海外旅の計画が脆くも崩れ去りそうな勢いです。

今年もまだ3月なのに、もう予定が入れられそうに無いとはどう言う事だと叫びたい。私の場合の海外旅は、貧乏バックパック旅なので、色んな条件がついてしまいます。ツアーじゃ無いので移動も基本的に全部自分で手配し、観光は歩きがメインの移動手段になります。どうせ行くならベストシーズンに行こうと思いますが、ベストシーズンだと宿泊費含めて何から何まで値段が上がるので、ほんの少しだけ早かったり遅かったりずらした比較的に費用が安いタイミングを狙います。その結果、行きたい国に行けるシーズン月も自分都合じゃなくて季節都合で逆に決まって来ます。

また、今年の国内予定では山小屋での薪割りや土木作業に大工作業、冬の準備と冬から春への準備も必要。更に街の家では年に2回のゴミ当番の週が有りますが2週間前くらいにならないと確定の当番週がわかりません。その為に予想される週の前後2週間は予備の週として、つまり約1ヶ月は予定を入れられません。数年ごとには1年間を通した町内での当番制の役員が回ってきて、そんな年は旅行など絶対行けないし、そろそろその当番がまわってきそうな予感です。

孫が出来た事で更に忙しくなっちゃいました。娘夫婦も共働きしながらの子育てで日常が目一杯の様子で、孫の健やかな成長の為にも祖父母の協力は必須の現代になってる様です。そんなこんな状況でも、必ず短期間でも良いので旅に出たいと心から思ってます。

近所の人と立ち話しましたが、その方は数年の内に心臓カテーテル手術を2回も受けたそうです。血圧やコレステロールの話にもなりましたが、その方の数値が今の私とほぼ同じ。色々と驚くと同時に自分の身体が心配にもなりました。私の場合は自分の身体の事は医者から言われたく無いと思い、コレくらいの数値は大丈夫とたかをくくっていましたが、怖くなってしまいました。同時に自分も身体的にいつ自由に世界を飛び回れなくなるのか、この1年を大切に使わないといけないと改めて気付かされた一瞬でした。

私がフォローさせてもらってるbloggerさんにも国内外の旅を楽しんでいる方が沢山いらっしゃいます。そんな方の文章読んでると、影響されて明日からでも旅に出たいと思います。

今のところ、8月いっぱいまでは何処にも行けそうに無い事が確定しています。本当にどうにかならないかなぁ。。。と愚痴まみれな今日でした。


今回の里帰りは、色々考えた。

2025-02-19 08:15:00 | 旅行
私1人で私の里帰り

色々あって1人で九州へ里帰りです。
神さんも同じ地元なので普通は里帰りの時は一緒に帰るのですが、今回は私1人で帰って来ました。


飛行機はLCCのジェットスター!
今度も7キロ縛りが搭乗前まだ厳しく制限されてました。

本来の目的は、私の爺さんの財産分けになるのですが、私の場合は父が亡くなってるので父の代わりに出席になりますが、そもそもの資産と言っても田舎の狭い土地の処分なので価値はほぼ無いに等しいんですが、こういう事が無けりゃ来る事もないのでやって来た訳です。

折角の帰省なので、色んな人に会っておこうと思いましたが、いかんせん都会と違って交通の便がすこぶる悪い。実家から最寄り駅まで歩きで20分。普通電車は1時間に2本。途中急行電車に乗換えたり、目的駅に着いてもそれからの足が無くて、バスは1時間に2本。タクシーも駅前にはいるものの街中で払おうと思っても居ないし、アプリで呼ぼうにも近くにいないと出る始末。友達に連絡して同行してもらうしか方法無いようなところです。なので、1日1人会う事が精一杯。
効率よく会いたいと、福岡天神で先ずは1人目と。就職して金が無い頃によく行っていた角打ちスタイルのお店です。お互いに収入無くなり、この店には35年前後ぶりにお店に戻って来た老人2人で各自3,000円分ほど飲んで酔っ払いました!以前のお店の顧客層は貧乏サラリーマンや福岡ボートで負けたおっちゃんがグダグダ飲んでいたお店だったんですが、今は客層が変わっていて普通の若いカップルや、若いグループ飲みも増えて明るく健全な飲み屋な感じになっていました。


角打ち

2人の爺さんが昼から「角打ち」で飲んでいる姿はあまりカッコ良くは無いけれど。。。

まぁ安いですよね。

次の日の2人目は、柳川で出会いました。彼の仕事の話や近い将来の計画、ビックリしたのは地中海クルーズを予約したと聞いて、私もまだまだ頑張らなくてはと言う気持ちにさせてもらいました。昼食は柳川と言えばウナギのせいろ蒸しなのですが、昔よく食べていたチャンポンを食べたくて、瀬高まで食べに行きました。野菜がたっぷりで長崎のチャンポンとは味も違いますが、私にとっては懐かしくて美味しいチャンポンでした。


値段は上がったけど、

喜よし食堂のチャンポン!

3日目ですが、今度は佐賀まで遠征です。長い時間温泉に入らながらグダグダと昔話から彼の仕事の話、いよいよ来年は第二の人生に突入すると聞くと、残りの1年間無事に勤め上げて欲しいと思ったり。昼食は安いけど美味いラーメン屋に行きました。安いし美味い。そして外人客がいないので最近では少なくなった何だか良い感じのお店でした。外人には知られてなくても行列が出来る店なので知られたくはないですね。




高菜と紅生姜はタダです。

これこれ!

替え玉は100円

4日目は母方の叔父さん方へ博多まで。博多駅内も分からないくらい変わっていてかなり迷ってしまいました。叔父さんとは何十年も会ってませんが、叔父さんが新婚当時に小学生で泊まりに行ったり、船釣りや大相撲に連れて行ってもらったり、クルーザー遊びを教わったりととても可愛がってもらった思い出がありますが、ここ10年くらいは家からも出られないくらいになっておられると言う事を聞いていたのでこの機会に会いに行きました。叔父さん叔母さんと昔話に花を咲かせて短時間でしたが心が暖かくなった時間でした。


叔父さんの家の近くにもラーメン320円!やっぱり、ラオスやカンボジアやベトナムで食べたラーメンが350円から400円は高いと言う感覚は間違ってなかった‼️

5日目は、今回の目的だった遺産についての話合い。関係者のほとんどが私と同じ親が亡くなり二代めとしてだったんですが、私含め、みんな要らないと言う判断だったのですが、色々な説明あり、今回の話合いで無事に今後については解決しほっとしました。話合い終わって母の家に帰る途中の西鉄電車に乗っていた時に、軽自動車との接続事故に会いました。いつもは絶対に乗らない電車の前3両なんですが、今回は親戚の人と一緒だったのでつられて先頭車両に乗ってました。突然大音量と衝突のショックです。ガッシャーガガガガァバキバキー!脱線するかもとその後の衝撃にも備えるほどでした。その後は電車も白煙に包まれ、車内にも焼けた臭いというかガソリンの臭いというか事故の変な臭いが漂って来ました。電車と車との接触事故の先頭車両に乗っていた経験は初めてだったので驚きでした。車の運転手は多分即死なんだろうと思っていたら、車のフロントと後部座席はぐちゃぐちゃになってましたが、運転席は守られてて、運転手は怪我もしてなかったと乗客の人が言ってたので強運の持ち主なのか?どうなのか。。。お陰で、私は予定よりも4時間遅れてしまいましたが、1つ持ちネタが増えたので経験になりました。


鰻が一切れしか入ってないせいろ蒸しが3500円オーバーとは。。。

事故の電車内

ひしゃげた軽自動車。

6日目は予備日にしてました。天気も良くて良い気持ちです。実家の庭の葡萄棚の葡萄の選定が上手く出来ていなかったので、今年の選定をしましたが、来年は更に大きな選定が必要になります。お風呂場も汚れていたのでお掃除もしましたが、完全には出来ず次回はサッシのパッキン交換をしたいと思います。
午後からは弟妹が会いに来てくれ、昨日の話し合いの内容を伝え、コレから始まる各種手続きの説明して、このややこしく面倒な相続作業を子孫の代まで先送りにしていた先祖と関係者の人達には、反面教師的には大感謝です。私はこんな事には絶対しない様に兄弟妹との関係も良好だし、私の子供達にもこんな面倒を残さない様にしたいと心に誓いました。

そして、7日目には帰宅です!
嬉しい!最後の日なので天神でラーメンと思ってましたが、どこも11時開店だったので、それなら天麩羅のひらおと思ったのですがココも開店時間を待ってると飛行機に間に合わないので、それなら牧のうどんを探すと、博多駅のバスターミナルB1に有りました。私にとっては牧のうどんは肉うどん一択、うどんは柔めです。値段は680円と値段が上がってましたが食べずには帰れません!


地下一階の奥にありました。

説明の写真もありました。観光客向けかな。


発券機で事前購入


肉うどんの麺は柔め。歯がなくても食べれます!

これこれと思いながら一気に食べ終わり空港へ。ピーチでチェックイン出来るのは90分前からでした。なので孫から頼まれてたお土産を買って、それでも時間があったのでセキュリティエリア前でカードラウンジに初めて入りましたが、ビールも飲めて結構良い感じでした。


室内はこんな感じで人は多かった!

コレ1本だけですが無料

時間が来たのでチェックインしてセキュリティエリアに入り、ココでもカードラウンジに入ろうとしましたが、私が持ってるカード残念ながら対象外で入れませんでした。同じ空港内でもカードラウンジが入れるラウンジが異なるとは。。。孫くん指定のお土産を買って帰ったら、途中まで迎えに来てくれてて、私を見つけると大声で「じいじ〜」って走って来てくれました。こんな私にとって当たり前の日常がとんでもなく幸せな事だとも再認識しました。


成田空港到着しました。


今回の里帰りは色んな意味で沢山の事を考える機会が与えられました。詳しくは書けないし書きませんが考えさせられた、私にとっての大きな人生のポイントにもなりそうです。

第二の人生 今年の計画

2025-01-25 07:00:00 | 旅行
今年の計画を考えています。
毎年、予定は立てますが途中で色々と外せない用事が現れるので、やはり希望通りには行かないのですが。

山小屋へ行きたいと言う友人や親戚の希望に合わせて山小屋生活したり、娘や孫の用事に合わせて街の家にいたり、町内会の用事も予定に入れます。そうすると大まかな予定が決まってしまうのですが、案外予定がつまって海外旅をどうするかが一番の問題点にもなってしまいます。ある一定期間(ひと月程)が必要だからです。

海外旅は、いくらバックパックの安宿旅だとしても、お金もそれなりにかかるので熟慮して行き先を検討しています。
私が行きたい場所は、①スペインの「サンディエゴ巡礼のフランス人の道」を歩く②ネパールの「エベレストトレッキング」③アルゼンチンから船で渡る南極大陸④東欧諸国の田舎街歩き⑤インド北部のガンジス川流域歩き⑥ペルー、ボリビア、チリの南米縦断です。欲を言えばアマゾン川を遡るとか世界三大瀑布巡りとかアフリカ大陸横断も行きたいですが、多分年齢的にも厳しそうな旅になりそうなので⑥まで終わったら考えたいと思います。
神さんの行きたい場所も聞きますが、やはりあまり海外旅には前向きでは無いようなので本当に辛いです。

今年は、ANAで貯めていたマイルが秋頃から期限切れが始まります。それを使って韓国や台湾までは2人でマイルで行けそうなので、韓国まで行ってヨーロッパに行くのも日本からよりも安上りの様ですし、物価は日本と全く同じだと思った台湾ですが、まだまだ行けてないので数泊だけでももう一度行ってみたい。そんな話を娘達にもしていたら、「それなら旦那を置いて私がパパと一緒に行きたい」って言ってくれるんです。もうそう言ってくれるだけで感動🥹です!

旅好きの私には、この計画を立てる時から楽しいのですが、昨日調べた世界の物価上昇率のデータをみると、私が過去に行った国も、思っていた物価よりも実際は相当値上がりしている事を知り、それから想像すると欧州の物価の高い地域ではホテルにもキッチン付きで自分で食事も作れるようにしておかないといけない気もしています。世界を旅してる日本人の皆さんは、どうしているんだろう?旅の楽しみはその地域の食事も欠かせないものなのに、悩ましい限りです。
先日、アメリカ経由で日本に帰国する友人が、経由地のロスの空港で一番安いサンドイッチと珈琲で3000円。日本だったら豪華な焼き肉定食食べられるのにと言ってました。そりゃそうなわけで、私も敢えて今なぜ海外旅に出ようと考えるのか自分に問い直す必要があるのかも知れません。

日本よ、日本人よ、このまま日本を終わらせないでくれ!ココから大復活しようじゃないか‼️


東南アジアの旅 旅を終わって

2025-01-17 07:00:00 | 旅行
今回の旅の総括(全て2人分)
1.旅の総費用
総じて予算以内で収まりましたが、宿泊費は上手くやればもっと低予算で高レベルの宿泊施設を選択できたし、食費はどの国も普通の食事をしてたら予算オーバーするので食事を抜いたり安い果物に変えたりと、かなり節約もしました。またビールがどの国も予想以上に高くて、次回からはビール枠でも管理が必要だと思いました。

合計金額 567,035円
(1日平均=16,201円)

詳細
VISA     11,264円(2%)
交通費  197,993円(34.9%)
通品費    15,701円(2.8%)
宿泊費  150,341円(26.5%)
食費   101,602円(17.9%)
観光費    52,766円(9.3%)
洗濯費   1,261円(0.2%)
お土産   33,770円(6.0%)
その他     2,337円(0.4%)

・お土産代を除く旅自体の費用は533,266円(1日あたり15,236円)
・日本からの往復航空券を除くと415,709円(1日あたり11,788円)
・全ての交通費を除くと324,009円(1日あたり9,254円)

当初の旅の総予算は40日で55万円なので近い数字になった。
総交通費予算は20万円だったが、航空運賃の上昇分をバスや電車移動が増えて予算内になった。
<1日あたりの費用>
総費用16,201円/日
宿泊費  4,421円/日
食費   2,988円/日
SIM   3,140円/国あたり

・予算程度で収まったが、思ったていた以上に各国の物価が高く、費用が抑えられた分、観光や食事の費用を使わなかった。
・宿泊費は、台湾の1日あたり9000円が大きかったし、もっと平均宿泊費を抑えながらホテルの場所を選べばホテルグレードも上げられたと思うが、観光地に宿泊するメリットもあり善し悪しかも。
・食費はもう少し色んなものを食べたかったが、想像以上に高くて食べられない悲しい結果になった。ビールの値段が高く今回は食費の中のビールの割合は不明だが、多分かなりの比率がビール代金になっていると思われる。私達は元々少食の方だから、この値段で済んだとも言えて、まだ現役で食欲旺盛なら2倍以上の費用は必要だったと思う。
・SIMカードは、1人当たり1か国で1550円程なのでe-SIMよりも安い感覚。e-SIMのリスクがある限りは通常のSIMを使うべき。


戦利品の数々

小さな記念のお土産

2.旅で感じた事・思った事
・男性の私から見て、若い女性の見かけの美しさに関して、肌の色は全く関係なくハッとするような美人はどんな肌の人種にでも沢山いるという事。
・内面の女性らしさと美しさ
その立ち振る舞いで感じる美しさ。内面の優しさや思いやりなどが立ち振る舞いに現れてますが、日本人女性との比較では、圧倒的に日本人女性に軍配が上がります。比べ物にならない圧倒的な美しさだと思う。世界中の男性から日本人女性が好まれるのはこの見かけに加えて内面の優しさら滲み出てしまう美しさが相まって飛びぬけた人種になっているからだと再認識、確信しました。
特に今回分かった外人女性は、外見が女性なだけで悪い意味で内面での男女の差は既に何も無いと思いました。肉食女子と言う言葉が日本語にもありますが、そんなもんじゃなくて男性そのものだと思います。勿論、そんな人ばかりじゃなく可愛らしい優しい心の持ち主も居るとは思いますが、探しても少ないんじゃないかなと思えるくらいに感じます。今回の旅で見た若い女性達は、爺さんの私から見ても以前と比較しても更に男性側にパワーアップしていると思いました。しかし今回旅をしたアジア各国の現地の女性に関しては、どの国の女性も内面的に可愛らしい人が多いとは思いました。また、女性から見た男性感を神さんに聞くと、イケメンはチラホラいて全体的に優しいそうだとは思ったものの、それよりも女性が強いと強烈に感じたと言って、外国の男性から日本女性がモテるのが良く分かったと言ってました。

日本の国力低下
・日本車の比率が落ちていると思った。
タイではまだ日本車がメインですが、日産車が少なくその分が韓国のヒュンダイにに置き換わっているように思えました。カンボジアでは自家用車はヒュンダイとトヨタの一騎打ちだと思いましたが、バスやトラックはヒュンダイ一色になっていました。ベトナムのハノイでは、トヨタとヒュンダイが競りヴェトナム車が後を追う感じでした。ラオスではトヨタが強く7割程度の感じでヒュンダイが後に続く感じ。
乗用車ではホンダ、マツダが少し見るが日産は殆ど見なかった。
日本車の中ではトヨタの強さは圧倒的だと感じましたが、その他のメーカー車を見なかったのがとても寂しく思いました。以前はもう少し比率はあったと思うもどこに消えたんだろう。ヒュンダイに市場をとられてしまったように感じました。
・日本人の旅行者がいない。
日本人の旅行者がいない。どこに行ってもいない。ベタの観光地に行ってもいない。ほんの少しいる日本人観光客は、個人旅行者やそこに住んでる日本人。団体客などどこにもいない。どうした日本人!東南アジア観光は、今は中国人と韓国人にとって代わられている。どこに行っても案内板は英語の次は中国語と韓国語で日本語はほぼ無い。ATMでも現地語、英語の次は中国語で古い日立製ATMが日本語表示を選べたくらいだった。なにが悪いのか誰が悪いのか日本がアジア諸国から消えかかっている気がした。現地に住む日本人グループと話していて「もうこの国では日本は終わった国だと言われてる」と聞いたので、私は夢と希望は今の日本に芽吹いている。長い30年デフレだったが、早ければあと1年後には日本は大復活して、世界にもう一度日本の名前が叫ばれる時が来ると、私なりの持論で勇気づけたつもりでしたが、とても悔しい気持ちになりました。

物価の比較
私達の物価比較はビールやワイン、日本で言うラーメンにお菓子の値段の比較です。
・ワインは日本が圧倒的に安い。日本だとチリワインはじめ、1,000円よりも安いワインも美味しいものが沢山有るし、2,000円まで枠を広げればもう選べないくらい多くの美味しいワインが有ると思います。ベトナムにいた時に、ワインを飲みたいと思って探したことから始まりますが、ベトナム、カンボジア、タイとどこの国もそんな安い値段の設定されてなくて、ましてやワインの陳列方法や、温度管理なんて無いに等しく古いワインが埃を被ってる様な感じでした。値段にしても日本では1,000円以内で販売されている様なものが2,500円位してビックリしました。それはどこの国でも似たり寄ったりで、多分ワインを飲むと言う習慣が無いから高い値段設定だろうと思われると同時に、日本では多くの種類を簡単に選べる幸せと、それらを輸入したり販売する関係企業の努力にも感謝しました。
・日本のラーメンと似た各国の国民が普段から食べている麺類の値段で物価の比較ですが、ベトナムでは300円~程度、カンボジアでは大体380円から450円、ラオスでは360円程度でした。日本のラーメンとは簡単に比較は出来ませんが私の地元の博多の長浜ラーメンが350円から500円程で、量や味も日本のラーメンの完勝だと思います。味も量も店のレベルも日本のラーメンよりも劣るこれらの国のB級グルメの中でも最安レベルの食べ物価格でさえ、単純にとても高いと思いましたが、悲しいかなそれが現実でした。
・お菓子なんかも、泣きたくなるくらい高い。何から何まで高い。兎に角高い。例えばポテトチップスの小さい袋で日本だと100円程度のものは、大体200円以上。ビスケットは日本で100円程度の小さな物が250〜300円、チョコも板チョコが100円程度だと思いますが同じレベルで250円くらいしてました。そもそも日本みたいに商品選択肢が無いし商品も古い。コレじゃ東南アジア人から見ても日本は天国に見えるに決まってます。
・ビールは日本のビールと比べれば安いですが、日本には発泡酒や第3のビールも有ります。それらと比べるとこのビールの分野でも発泡酒や第3のビールレベルの値段ですから、手放しで安いと決して言えませんでした。


YouTuberの嘘
私は今回、動画を撮ってYouTubeにでも上げようと思っていましたが、完全に諦めました。理由は2つあります。
1、そもそも面倒くさい。
旅をすると自分の目で見て感じる事で、その思い出が脳に刻み込まれると思います。今、目を瞑ってその光景を思い浮かべると懐かしく思い出して良い気持ちになります。写真を撮るのも私にとっては重荷です。流石に気が向いたら撮りますが、神さんが今回もたくさん写真を撮ってくれました。なので必然的に私が被写体になった写真が増えています。
2、YouTuberは誇張しすぎで嘘つき
今回の旅でも沢山のYouTuberの動画を見て参考にもなったし行先もそれによって決めたりもしました。ですが、良くも悪くも動画再生数を増やす為なのか、カメラワークで誇張して良く見せていますし、現地ツアー参加やホテル動画も現地に行って値段を調べてみると、少なくともとてもバックパッカーには泊まれない1泊何万円もするようなホテル滞在だったりする訳です。勿論、そこに彼らの嘘は無いのですが、その観光地がとてつもなく素晴らしいと思って行くと、そこは既に欧米人の好みの宿泊施設にレストランにバーが乱立した観光地に変化されていて、中国人の団体と韓国人の個人旅行者も入り交じったカオスとなっていたんです。まずその事実をきちんと伝えろよ!と思いますが、それを言わなきゃそりゃもう、私としては騙されたようなもんです。なので、私はそんな人を騙すような勘違いさせるような動画は作れないと考えた訳です。


その他
日記の中では、私が見て感じた中国人をありのままを書きましたが、一つだけ心温まるような漫才みたいな、こんな事もありました。ナイトマーケットで地面に座り古いバナナを売っている(お父さんを除く)家族がいました。細い道の両側に陣取り片側にお母さんと赤ちゃん、片側に10歳くらいのお兄ちゃんと、すぐ側に6歳くらいの妹に分かれてそれぞればらばらに他人を装いバナナを売っているスタイルですが、全員家族です。中国爺さんが、その中の妹が1人でバナナを売っていると思った様で、1房いくらか中国語でしゃべりながらジェスチャーで買おうとしています。妹は1房幾らと手の指で答えている様でした。お爺さんはその子が可哀そうに思ったのか、それじゃここにあるバナナ全部買ってあげるからと言っているようです。そこで全部でいくらになるのか分からない妹は隣のお兄ちゃんに話しかけて相談始めました。どうも総額がわからないようでなるべく高く売りたいのは妹で、お兄ちゃんは安くしている様で兄妹で言い合いが始まりましたが、反対側に座っているお母さんは、その様子を見ていてとうとう身を乗り出してお爺さんの後ろから指示をを出し始めました。お爺さんの仲間の観光客は、皆が家族だと分かったようでお爺さんを止めに入りますが、もうお爺さんは買う気満々です。私は少し離れたところで見てましたが、小さな女の子を助けようと考えた人の良い中国人のお爺さんと、バナナが大量に売れると思い堪らず身を乗り出したお母さん。皆が家族だとお爺さんの仲間にバレてしまい、お爺さんの仲間に止められるも爺さんは買う気満々になってる経緯がとても面白くてコント漫才でも見ているようでした。
少なくとも私達は毎日見ていたその家族から古いバナナを買う気も無かったのに、お爺さんは買ってあげようとした、その行為自体は「良いなあ」とほっこりしたお話でした。

さて次の旅は、どこに行こうかな!