サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 原木作り

2024-06-03 07:30:00 | 山小屋
キノコの原木栽培するための種駒の植菌

これまで、キノコの原木栽培は色々やってきましたが、いつも適当に植菌していましたが、それなりに収穫出来ていたので気にしていませんでしたし、私の頭にはキノコが発生する時期に胞子がばらまかれるので、その時に植菌すればよいだろう。植菌する木は指定はされているからその木にすればよいだろうが、木の乾燥状態はどれくらいが良いかは不明でしたから、薪用にとっていた木なんかは数日水につけて湿気を追加するだけでしたが、うまくいっていました。

前回、桜の枝を落として椎茸原木栽培用にと置いていたのですが、ふと気になったので調べてみました。すると、植菌は11月から3月の桜が咲く頃までで、原木は1夏越してしまうと雑菌に汚染さるので使わないでと書いてありました。ここいらでは桜は5月GW頃がピークだったので、まだ間に合うかもと思い急遽、ホームセンターに種菌を買いに行きました。
やはり、シーズンも終わりなので残りの菌種も少なく、椎茸の種菌が売り切れで無く、売れ残りがヒラタケとエノキタケしか有りません。既に我が家には栗茸、椎茸、ナメコ茸の原木があるので、持っていない種類の半額になっていたヒラタケを買いました。因みに、一番おいしいと思っているキノコは栗茸、一番使い勝手が良いのが椎茸だと思っていて、ヒラタケにはあまり興味は無かったのですが、これも何かのきっかけと思う事にします。

ヒラタケの種菌

穴開けて種菌


合計4本、木陰になる場所にほっぽらかし!

桜の枝は、そこそこ大きかったので全部がヒラタケ用にするのは気が引けましたが、他の菌種は今年の秋にでも、もう1本桜を切った時に、そのタイミングで植菌するようにしたいと思います。




第二の人生 今年最初のわらび採り

2024-06-02 07:30:00 | 山小屋
今年分のワラビの確保する為に、裏山のわらび畑(私が命名しただけですが)へわらび取り

神さんは最近全国のネットニュースで山奥は勿論の事、今年は市街地まで沢山出没する熊の恐怖で、本気でビビっています。この地区の熊狩り行っていた村のマタギみたいな長老が数年前に亡くなり、この辺りも毎年の熊の目撃情報が毎日のように放送され人的被害がいつ起きてもおかしくない状況ですから、用心に越したことはないんです。


わらび牧場😊

なので、いつもは熊除けには笛くらいしか吹かない私ですが、今回は神さんの不安を少しでも取り除くために、入山時に最初に爆竹を鳴らしました。その後少しして、おもちゃのピストルを鳴らします。運動会のスタート音と一緒のものです。更には手元には熊用の唐辛子スプレーを持参し、最後の手段として大きめなナタも腰にぶら下げて持っていきます。そのうえ神さんは常時笛を吹いています。私は大丈夫だと思っていますが、心配性で怖がりの神さんは、それでも不安なのか笛を吹いて息はあがっているのですがやめようとしません。


熊スプレー、ピストル、爆竹

今年は、少し時期が遅れているようで、ここではまだワラビの最盛期には早かった感じですが、買い物籠いっぱい分は採ることが出来ました。同じ場所にあるタラの芽も最初の新芽は、遅霜にやられたようでまだ収穫には早すぎる感じでした。今年はもしかしたら保存分の確保が難しいかもしれないと少し弱気になっています。


この時期の一回での収穫ではまずまずです。

PS.ワラビ料理
山菜の料理は基本的に私の仕事になっています。
新しいあく抜き方法を確立しました。良く洗ったワラビを食べる大きさにカットしてボールに入れます。そこに重曹を入れてボールを上下させながらざっくりとワラビに重曹が絡みつくように混ぜます。やかんでお湯を沸騰させ、少し時間を置きます(温度を下げるため)大体10分くらい。そのお湯をボールに入れて1昼夜置いておきます。すると完全にアクが抜けながらもワラビサシミにちょうど良い感じに仕上がります。しょうが醤油で食べたり、ポン酢で食べたり、今までどうもアクを抜こうと茹ですぎたり、逆にアクが残って苦かったりしていたので、これからはばっちりです。




第二の人生 山小屋作業 ログの補修編

2024-06-01 07:30:00 | 山小屋
山小屋作業の2か所目の大きな作業、テラスのログ部分の補修作業!

数年前から気になっている個所がありました。テラス下にもぐってその個所を目視してみるとログの一部が腐っています。そのままにしていると腐敗部分が広がるので早く手を付けなくてはと、思いながらそのままにしていました。今回はこれ以上そのままにしておけないと思い、補修する事にしました。

作業しやすい様に、テラスの板材を4枚分を取り払いました。腐っている部分をこてやドライバーで取り除いていくと、思っていた以上に大掛かりになりそうです。1番したのログは全滅でした。2番目は大丈夫だと思っていましたが、これもかなり広くやられていて、全て取り除くことは諦めざるをえませんでした。更に3段目もやられていました。流石に4段目は大丈夫でした。神さんもこの被害の大きさにびっくり。「これって、TVで良くやるお医者さんの言葉、手術したら『開いてみたら患部が予想以上に酷くてそのまま閉じました』の気分だよね」って。的を得ていました。私の場合、プロでは無いので作業できる機材もプロが持っているようなものも持っていないので、おのずと出来る範囲に限りがあります。今回の補修は出来る範囲ながらなかなか上手くいった方だと思います。

補修用にとっておいたログを取りだして、寸法を測りながらチェンソーを使いながら加工していきますが、合計時間は約1日で作業を完了できました。


嫌なものを発見。

最初は1番下だけだと思ってたら

腐ってる部分をどんどん取り除くと

下から3段駄目になってました。

寸法測りながらチェンソー使って3段組立出来ました。

大きな木槌で打ち込んでしっかりはめ込めました。

廃油をどっさり塗って防水防腐剤代わりに。


2段目の補強の為に、補助用に柱を2本。見た目は悪くなりますが安全のために。


完成です。左側2枚の床板は試しに例のエンジンオイル一石三鳥廃油を塗って見たところ、やはり木には抜群の相性の様です。



補強した柱にもオイルを塗ったら目立たなくなり一石四鳥です。

同時に、床下のテラスを支えている支柱もこの際に、地面が沈んで柱が曲がっている部分もあったので、基礎に砂利を追加して土台を固めてやり直したり、今回のログ補修した部分の2段目を補強する意味で支柱を追加したり、例のエンジンオイル防腐剤をしっかり塗布したりと基礎強化をしっかり行えました。


少し傾いた柱が4本。その内の2本

基礎から補修してキッチリ打ち込み傾き補正しました。


多分、これでこの個所は防水防腐を行っていれば20年以上は大丈夫だろうと思います。




第二の人生 やっと春?

2024-05-31 07:30:00 | 山小屋
今回の久しぶりの山の中の自然。

前回来た時には、フキノトウやコゴミが終わり山小屋の周りの木々は新芽が沢山芽吹いてきていました。今回はそんな芽吹き始めていた新芽も大きくなっているだろうと想像していましたが、来てみてビックリ。コシアブラや栗に山椒の新芽が枯れてしまっていて、今やっと枯れた新緑の脇から新たに新しい芽を出し始めています。
今年の山の気候は変でした。2月頃には雪が少なくスキー場も雪が少なく雪質も悪い状況でしたが、3月に入ると状況は一変し大雪になり雪質も良くなりスキー場では今シーズンのベストな状態と発表するほどでした。4月に入ると今度は急に暖かくなって、いつもは3月に採れるコゴミが4月の下旬に採れるような状況。同時にそれまで眠っていた木々も日当たりが良い場所の気が早いものから新芽を出していましたが、5月もGW後になって最低温度がマイナス5℃になるなどの冷え込みが数日あったので、その被害にあったのだろうと思います。

流石に5月の下旬以降にそんな冷え込みは無いと思うので、これからの木々の新緑の低温被害は無いと思っています。山での作業の合間をに山菜新芽の天麩羅や、せめて半年分のワラビ採り、沢山の蕗もあるので今年は蕗の塩漬け保存にも挑戦してみたいと思っています。

山小屋の作業 屋根の延長

2024-05-30 07:30:00 | 山小屋
前回の山小屋作業の続き。

前回、作業が途中までになっていた、東側屋根の延長をしに帰ってきました。本当なら山の地では、この季節は渓流釣りに山菜採りに村のお祭りと楽しく忙しい筈なんですが。
既に屋根自体は作っていたのですが、今回は取付けです。私でさえ重いと感じる屋根を一定の位置に素手で一時固定して、その瞬間に仮止めしながら取り付けていくんですが、持ち上げたり変な体勢を強いられるので神さんは途中で「もう私には無理」とギブアップ。私も一瞬やむ無しかと思いましたが、「出来ないと自分が思ったら、それ以上は絶対に出来ない。自分で自分に出来ると言い聞かせたら出来ない事でも出来る。いつも行ってる通り、無理だと自分で決めつけないで」と応援なのか、怒っているのかでしたが、2人でもっと楽に出来ないか方法を考え、ついに完成させました。


作業前

コレを上げんのに苦労しました。

何とか取付け出来ました。
冬バージョンの角度で作業中。

完成!夏バージョン。


もう少し若い時には、こんな事は簡単にやっていましたが、2人とも本当に体力も気力も減ってきています。自分で認めたくない気持ちと、それを嫌という程感じてしまう自分の肉体のギャップに悩みます。
それでも、出産予定日に近づく娘を置いて迄、ここに作業に来た目的の一つが何とか完了したことでほっと一息つくことが出来ました。

次は、ログを組んだテラスの一部の腐敗個所の修理です!