5月10日、秋葉原にあるアキバシアターにて、乃木坂46初のドキュメンタリー映画の盛り上げ企画として、『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』母の日イベントが行われた。
イベントには西野七瀬、桜井玲香、生駒里奈、若月佑美、秋元真夏、深川麻衣、高山一実、星野みなみ、衛藤美彩、齋藤飛鳥、伊藤万理華、堀未央奈の11名メンバーが参加。また、それぞれのメンバーのおかあさんもイベントに駆けつけ、メンバーから日頃の懺悔と感謝の気持ちと共にカーネーションをプレゼントが行われた。
生駒は「舞台を観に行った帰りにお母さんから危ないからタクシーで帰ってきないさいと言われたのに、テンションが上がってそのまま忘れて電車で帰ったのに、タクシーで帰ってきたよと嘘をついてごめんなさい。感動系のことを言うと泣きそうになるのでいいません。でも、秋田から上京してご飯とかお掃除とか、落ち込んでめんどくさい私を励ましてくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と感謝の思いを伝えた。
その後、「きゃー、恥ずかしい」と会場内を小走りで走りながら実際に母の元へ。「サンキュー」という言葉と共にカーネーションを手渡した。「感動的な系をすると泣きそう」という彼女のキャラクターらしい、照れ隠しもあっての対応にメンバーからも笑みがこぼれていた。
また堀は「いつも食べ物でお姉ちゃんとケンカして、無くなったものを買いにいかせてしまってすみません。よくお姉ちゃんと食べ物を取り合ってケンカすることも多かったけど、最近は名前を書いて分け合って食べれるようになりました。これからお母さんがスーパーに走らなくて済むようになると思います。これからはもっと頑張っておいしいご飯に連れて行けるように頑張るのでお願いします」と姉妹のエピソードも交え感謝の思いを伝えた。
また、イベント後には本日のために製作された特別映像を母娘で見る上映会も実施。ドキュメンタリー映画の素材の一部を使用した映像が流れ、それぞれのメンバーがお母さんへの感謝の気持ちを綴った手紙を読み上げるメッセージが収録されていた。
そのなかで西野は「乃木坂46に応募したのは私ではなくママ。いつかのメールで応募してしまったのを後悔してしまったときもあったと返ってきて、心にきたのを覚えています」というエピソードをおりまぜ、映像の最後には「誇らしいって思ってもらえるように頑張ります」と決意を伝えた。
親が一緒の会場という不思議なイベントにドギマギする様子も見られたが皆一様に、日頃の思いを伝えられ、すっきりしているように思えた。ドキュメンタリー映画の本編がどういうものになるかまだ定かではないが、彼女たちの家族や地元などルーツに触れる映像ももしかしたら見られるのかもしれない。
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