イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

京都、奈良、飛鳥、熊野、縄文・・・ (幸福への感情生活とは 5/10)

2018-07-21 | 第二章「五感と体感」

 先日、関西に行った時に、京都の下鴨神社と上加茂神社に立ち寄った。有名な葵祭が京都の三大祭りの一つということもあるが、京都の神社仏閣の中でも非常に古い歴史があることで選んだのだ。じっくりと境内を散策し、下鴨神社では特に糺の森も楽しんだ。縄文土器も発見されたという歴史ある場所は、何ともいえない感情が湧き起こる。

      

 今年は、飛鳥や吉野にも訪れた。やはり、吉野など聖地にたつと何かを感じる。持統天皇が吉野に30回以上訪れたのも、こうしたアースフィーリングに関係しているかもしれない。吉野歴史博物館では吉野宮の遺跡もあったが、それ以前の縄文土器や旧石器時代に通じるサヌカイトも見ることができた。吉野は縄文の文化が今でも漂う熊野の入り口である。熊野は農耕文化では括れない太古からの文化があり、江戸時代まで椎や樫の実を晒した粉で作った餅を食する習慣があったという。持統天皇は縄文文化をどう見ていたのだろう。

 自分の遙か昔の祖先につながる土地に立つ。それは、狭い歴史の知識を越えた世界に通じる。

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遊びって何か? (幸福への感情生活とは 4/10)

2018-07-19 | 第一章「意識と知覚」

 先週の週末から4日間連続「生き甲斐の心理学」を学んで、いつものようにいろいろ気づきがあったが、今回は自分の「遊び」を巡っての構成概念の硬さ、不自然な感情の流れからの気づきが一番であった。

 世の中でいう遊びや趣味?がどうも苦手で、ここ一つ乗らなかった。競争的なゲーム、ジェットコースター的な遊園地にあるもの、模倣的なカラオケなどの世界、賭けのような偶然が支配するもの・・・やっているときは人並みに楽しいとは思うものの、どこか冷めていて敢えて積極的にやろうという意欲が起こらなかった。そんなことから、麻雀、ゴルフ、などはいつまで経っても初心者のままで、どことなく漂う劣等感。

 ただ、考えて見ると幼い頃から、一人遊び的な(まあ、妄想の世界を楽しむというか)ことには性に合っていたようだった。ただ、それをが遊びとになるかは考えてもいなかった。

 ところが、「縄文小説」を書いていたりする私は、かなり「遊び」上手ではないかと宣う御仁がいらした。

 Wikipediaで「遊び」を調べると、次のような説明があった。(以下引用)

遊び(あそび)とは、知能を有する動物ヒトを含む)が、生活的・生存上の実利の有無を問わず、を満足させることを主たる目的として行うものである。基本的には、生命活動を維持するのに直接必要な食事睡眠等や、自ら望んで行われない労働は含まない。類義語として遊戯(ゆうぎ)がある(詳細後述)。

遊びは、それを行う者に、充足感やストレスの解消、安らぎや高揚などといった様々な利益をもたらす。ただし、それに加わらない他者にとってその行動がどう作用するかは問わないのであり、たとえ他者への悪意に基づく行動であっても当人が遊びと認識するのであれば、当人に限ってそれは遊びとなる(むろん、他者はそれを容認しない)。 (引用終わり)

 確かに、このような「遊び」の定義であれば、私も「遊び」上手なのだろう。それから、かなり仕事を遊び化していたりしたかもしれない。

 自分にとって、遊びとは何か・・これを考えることは人生にとって大切なことのように思えてきた。

幸福への感情生活とは 4/10 

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第1、第2、第3・・・の故郷(幸福への感情生活とは 3/10)

2018-07-18 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 ビールにも第3のビールがあるが、故郷も第1だけでなく第3の故郷もあるように思う。私の第1は東京の四谷であり、父の実家のある広島県竹原は第2の故郷かもしれない。第2の故郷には夏になると楽しく墓参りに訪れるが、今年は豪雨被害の真っ只中であり思案中だ。そんな中、U先生の勉強会が関西のカトリックの某観想修道会で開催され参加した。有意義な学びのひとときを過ごさせていただいたが、今回、社会人になって5年間過ごした若き日の関西が、私にとっては第3の故郷であることに気がついた。奈良方面は行かなかったが近江、大阪(住吉まで)、京都、宝塚とたどり感覚的にはかなり関西を堪能し、当時の感情生活を思い出したのだった。

写真は初日に泊まった大津から見た琵琶湖である。

   (比叡山の方向)

 比叡山の方向を見ると延暦寺も思い出すが、天智天皇が遷都した近江京の遺跡周辺を散策したことも思い出す。1300年前の近江京での暮らし。若き日の持統天皇も暮らしたに違いない。女帝は、当時は天智天皇の子でもあり。弟の大海人皇子の正妻の立場でもあったが、大友皇子がほぼ次の天皇となることが決定し、うつうつとした日々を近江京で送っていたのだろう。結局、天智天皇の激しい血を受け継いでいたのか、政権を奪取する意思をもつ天武天皇(大海人皇子)にすべてを託した。琵琶湖の近江から、吉野に向かった持統天皇の胸には何が去来したのだろう。自分の生死をも賭けた選択、究極の自発性は近江京での経験が大きかったのだろう。

 持統天皇の故郷。生まれた河内が第1の故郷であっただろうが、第2の故郷は難波京だったかもしれない。第3は飛鳥、第4は近江、第5は吉野だったのだろうか。

 故郷というと、私は成長の場という意味をその言葉の中に感じる。そして、成長の感覚は自発性と表裏一体ではないだろうか。

 自発性にもいろいろあるかもしれない。身体からくる自発性、生育史をベースにしたこころからの自発性、そして宗教・哲学の領域だと思うが魂からの自発性。それが、流れるような感情生活とともに噴出する。私にとってちょっと異文化であった関西での5年間は、生きる上での大切な基礎を作った時期だったように思う。その時の感情の流れの経験は、ひょっとすると全人生の50%とか60%に及ぶ感情生活のパターンをだったように思う。

 並べておこがましいが、女帝にとっての近江も、対人関係での嫉妬や失望の日常、唐との戦争で敗れた後の苦悩に満ちた政権の悲哀もあったかもしれない。そんな約5年の近江京を後にしての壬申の乱。感情生活としては、ひょっとしたら全生涯に匹敵するくらいのパターンを経験したかもしれない。もちろん私どころの比ではないのだろう。その後、現代にまで影響力を及ぼす律令制度の完成に貢献できたのも、このころの感情生活の経験だと思う。 

幸福への感情生活とは 3/10 

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感情の流れが健康か?(幸福への感情生活 2/10)

2018-07-12 | 第二章「五感と体感」

  日常の一つ一つの感情は生まれては消え、消えては生まれ、そんな明滅する存在のようだが、一日とか一週間といった単位で感情の流れを見てみると心の傾向が別の意味で迫ってくる。今日は、自分の過去の忘れがたい40歳代の経験を思索してみたい。

 見たくない自分、感情(罪悪感など)があった。明るく生きたいという自然治癒力のような傾向が人にはあるので、何となくそれを抑圧し見ないようにしてしまう。そのことが、日常の中でブラックホールのように拡大し、へんな現実吟味力の乱れを起こしたりし、やらねばならないことを延期したりし、心の健康が失われていく。人に相談すべきことも抱え込んだりする。

 私の場合、こうした時に無償の愛である神に出会い、ゆるされた体感を得たのが貴重だった。世の中には客観的に不幸な状況に陥ると、怪しげな勧誘があったりするが、大事なのは夾雑物なしのサムシング・グレイトとの出会いだと思う。私は、若い頃に伝統宗教をいろいろ研究したこともあり、また、ローマンカトリックの幼児洗礼を受けていたのも出会いの素地になったと思う。

 その後、自分の中の見たくない感情(罪悪感など)が消え去ると、感情の流れはかつてないほど活発になり、それに伴い思考・行動が淀みなく活躍するようになる。心が不健康になるときは、必ず周りの環境に不適応症状を呈するが、感情・思考・行動が正常に機能し始め、傲慢にならず自虐にならずすすんでいくと、物事が不思議に開けていくようだ。

幸福への感情生活とは 2/10 

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自分の嫌な感情の眺めかた (幸福への感情生活とは 1/10)

2018-07-11 | 第四章「愛とゆるし」

 自分の感情であっても、例えば憎しみといった感情の扱いは難しいものです。こんな嫌な感情を持つ自分は嫌だと、憎しみの感情を抑圧してしまうと、こころの健康に影響がでたりへんな現象がでてきたりするので困ります。それではと、この嫌な感情をダラダラ持ち続けると、刺々しくなり周りから嫌われたりします。憎しみも自分の理想と現実のギャップですから、理論的には理想を変えるか現実の解釈を変えれば良いのですが、そう簡単ではありません。

 そんなとき、こうした憎しみを抑圧するのではなく、慈しむ方法があるようです。「あーあ憎んでいるのか、でも憎むのも無理はないね・・」。これは人間観や魂の領域(哲学、宗教)とも関係があるようです。

 このように、様々な湧き起こる感情を受け入れるようになると、感情の流れも豊かに意識化できるようです。そして、感情の流れを自由に意識できるようになると、俄然面白くなってきます。そして、不思議ですが小説など簡単に書けてしまうようです(上手いか下手かは別にして(笑))。例えば、縄文小説で主人公が日本海から竜飛岬を回って陸奥湾に入るシーンは、実際に濃霧の中で苦労して竜飛岬に向かって運転した感情の流れとほぼ同じなんです。恐怖心の中で進み、ウグイスの声を思いがけず聞いたときの安堵感。憎しみが慈しみに変わるのも、例えば何かきっかけがあるかもしれません。囚われている自分を見る視点を時に意識することは重要だと思います。

 写真の夕方の瀬戸内海。同じ対象でも見る場所でいろいろな姿を見せてくれます。

幸福への感情生活とは 1/10 

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