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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

犬も猫も神のうち(5/10 五感と喜怒哀楽)

2021-05-13 | 第二章「五感と体感」

コロナのワクチン接種をしたためか何となくだるくゴロゴロとして過ごしている。ワクチンの賛否両論はじっくり調べたが、まだ仕事を抱えていることもあり、さっさと受けた。さて、こうしたミニ・体調不良の状態の中で、今日は真善美、特に真理のことを考えている。

真理というと科学のことをかつては考えがちの私であったが、比較宗教学、比較文化論をベースとしたU先生の生き甲斐の心理学を学んできたので、普通に言われる真理とはちがったことを考えるようになってきている。写真は我が家の愛犬の8年前の姿である。当時は孫を含んだ家族で愛しんだものだ。そして、愛犬だけでなく、近くの動物園にも良く行った。「生き甲斐の心理学」では人格形成理論を学ぶ。その中の一つカールロジャースの19の命題についても動物園で荒れ狂うシマウマを観察しながら思索したりした。多くの動物も複雑な人間までは行かないとしても命題1~7くらいまでは当てはまるのではないかというのが当時の印象であった。動物も幼児と同じような部分を多分に持っているのだ。

孫や動物と接していると、何かこころが和む。日本には「七歳までは神のうち」ということわざがあり、幼児を大切にしてきた長い長い文化があるようである。そのため、私も小さい頃は両親や祖父母から大切にされたように思う。幼子、そしてロジャースの人格形成論からすると多くの動物(当然、猫ちゃんや犬ちゃんも)や生き物も何か神のうち・・・ではないだろうか。これは、とっつきにくい人格形成理論もあるかもしれないが、動物は慈しみの対象であると同時に衣食住の糧でもあり、生き物をどう扱いどう考えるかは恐らく祖先の最大の難題だったと思う。そして、生き物を神としてくくった。それが偽ざる真理の一面なのだろうと思うし、祖先だけでは無く今の私達にもあてはまる問題なのだと思う。

話は少しそれるが、このゴロゴロ期間に夏目漱石の「我輩は猫である」を熟読している。漱石の初期の作品で「こころ」などと比べると何となく軽く見られるようであるが、私は縄文時代(それ以前も)から続く文化を感じてしまう。猫も神のうちという文化が流れているように感じてならない。

5/10 五感と喜怒哀楽

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