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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

旅のこと (大人になって知る防衛機制④ 2/10)

2018-12-12 | 第二章「五感と体感」

  ストレスの多い仕事の日常の中でも、外面的には幸福といわれているリタイア後の生活でも、あるいは信仰生活の中でさえも、生きている限り忍び寄ってくるのはマンネリズム、停滞感であろう。そして、停滞感は幸福曲線(平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感)を蝕み人を変な方向に向かわせる。U先生からお聴きしたが停滞感が原因となった自殺は想像以上に多いそうだ。恐るべきマンネリズム。

 停滞感から免れるためには旅が良いといわれる。私は旅行が趣味みたいで、奈良や京都、それから最近は縄文遺跡といった聖地に行くことが好きだ、この10年間でも、どれだけちょっとした旅からお金がかかった旅までしただろうか。そして、それは自分に何かをもたらしたと思う。ただ、今でもとても引っかかる旅があった。それは旅というより仕事の一環でもあったが、今考えると私に何かを目覚めさせるきっかけとなった事件のような旅であった。東北の仲間の紹介もあり被災地そのものを訪れ、介護施設やカトリック教会なども訪れた。

 その旅が印象的であったのは、そこには普段の日常では気がつきにくい、「死」、「運命」、「神仏」が溢れていたのかもしれない。「死を想え、メメントモリ」、過酷なヨブ記のような「運命」、そしてそれを埋め合わすような心の傾斜に応えるもの。そういったものが静かに在りすぎるほど在ったようだ。

 楽しい旅は私は大好きであるが、その旅の中で3.11の旅のような3つの要素のひとつでも入っていると良いかもしれない。あるいは外見上旅とは言えないものでも、日常の中で3つの要素を少し思い出すのも良いように思う。クリスマスや正月前の今の時期、冬至で一年が終わり新たに始まる時期、この時期も素敵だ。 

大人になって知る防衛機制④ 2/10

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