イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

冥界というより天国のイメージが好き!

2010-01-27 | 第四章「愛とゆるし」

 先日、風もない穏やかな夕方、府中の浅間山で友人とピクニックしたあと、多摩霊園を散策した。

 墓地にぶらっと行くのは、高校生の時が初めてであった。桜の季節の青山墓地で学友たちとのんびり過ごした。心地よい春の思い出である。

 今は、母方の祖父母のゆかりの雑司ヶ谷の墓地も時どき行くが、府中の多摩墓地も最近友人とよく訪問する。

 多摩墓地は有名人のお墓も多い。そして、何となく、お墓からその方がイメージでき、より深く知ることが出来るように思える(体感的に)。多摩墓地に興味のある方は是非URLを参考に訪問されたらと思う。

 この日は、蟻の街のマリアで有名な北原 怜子(きたはらさとこ)氏のお墓に再訪したかったのだが、準備不足で埋葬場所の案内を忘れてしまい、訪れることができなかった。しかし、三島由紀夫氏のお墓には行くことができた。大学受験で浪人していたころ、住居近くの市ヶ谷で自決された強烈な記憶があった。ちょうどその半年ぐらい前に、日比谷のビル内の書店で三島由紀夫氏を見かけたこともあり、印象深かった。

 なお、先のURLは今日調べて発見したのだが、沢山の方のリストが載っていて、いろいろ発見があった。機会があれば、また訪問したい(もっと良い季節にでも)。インターネット時代に感謝である。

 さて、冥界は日本神話でもギリシャ神話でも沢山描かれている。多摩霊園の納骨堂である「みたま堂」に初めて入った(夕方という時刻で、地下のホールに降りてゆくのだが。そのとき、何かそんな暗いイメージが私のなかに湧いた(怖いという感情)。ただ、後から考えると三途の川や須弥山のようなオブジェであり、清らかなあの世をイメージしていたので、私の思いすごしだったかもしれない。

 ただ、私は、先日テレビで見た、シリアのイスラム教のモスクに書かれていた、天国の図。あるいは、キリスト教の天国のイメージ。そんな明るいイメージのほうが好きであり、ぴったりする。私の中にある死のイメージは、深層心理的にやはり先祖から伝わるイメージ(三途の川のような)に影響を受けているかもしれないが、より明るいイメージであることに気づく。

 あの世をどのように解釈するかは、今生きる上でも、とても大切だ。いつ死ぬか判らない人生でもあるので、思索を深める必要があるのだろう。

 天国にいる有名人とも、自分が死んでから会うことができると妄想すると楽しくなる。明るいイメージは大きな恵みかもしれない!

(感謝の領域<生まれる前の歴史>9/60)

人気blogランキングへ <- 1クリックで燃えます!感謝しています!!! 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。