イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

大切なパートナー!

2009-07-15 | 第八章「魂と聖霊」

 古事記で、好きなところを3つ選べと言われれば、イザナキとイザナミの国産みから、死の起源の話。オオクニヌシの根の国訪問。そして、山幸彦のトヨタマヒメの出産までの話を選びたい。

 この3つの話は、生と死、罪と罰(穢れと禊)、男女の仲を日本人として深く考える上で貴重な示唆を与えてくれる。

 その中の一つのオオクニヌシの話は、スサノウの妹でもあり、オオクニヌシの妻になるスセリヒメがでてくる。

 黄泉の国で、スサノウの嫌がらせそのものの無理難題を、スセリヒメの助けによって次々解決していく、そのテンポがとても心地よい。

 実際に、自分が窮地に陥った時に妻に助けられた記憶と繋がり、一人では解決できない問題でも、パートナーがいれば心強いものだとあらためて実感する。

 何かの問題に対峙して、協力して取り組む。お互いの成長という意味でも、本当に素晴らしい。

 深層心理学では自分以外の他人は驚きの対象といわれる。確かにそうかもしれないが、それでもパートナーとして苦楽を共にしながら感じる幸せは確実にあると思う。

<旅は道連れ 5/8>

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