イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

非線形・不連続

2006-06-10 | 2006年度(1/13まで)
 今まで、将来の夢について振り返ってきた。大学を卒業してからは、現実的な企業の営業・マーケティング畑を28年歩んできた。そして、現在まったく異なる福祉系の人生を歩みはじめている。
 この現在の人生は、どのように用意されてきたのかを考えることは自分でも興味深い。少なくても4-5年前は、今のような自分を想像すらしていなかったように思う。Aという状態から、Bという状態に自ら望んで非線形・不連続に転換してしまった。しかも、自分にとってこの大転換は、心地よいものであった。神秘的なことである。

正義感

2006-06-10 | 2006年度(1/13まで)
 私が高校生のころは、学園紛争が大学から高校に飛び火してきた時期であった。気が小さい私であったが、正義感に燃え、両親とぶつかることもあった。私の通っていた高校はリベラルな校風であり、約一年ロックアウト状態であった。もともと、父は正義感に溢れた人であり、亡くなるまで一匹狼的なところがあった。そんな父の血をついだのに、父は私の行動を過剰に心配した。
 私の正義感は当時の情勢もあったが、社会活動に向かうより、内向し、変な挫折感や虚無感に向かった。大学生から社会人となり、30歳半ばまで、正義感に燃えて社会的な活動をするということは殆どなかった。抑制されていたのだと思う。
 その正義感がふつふつと起こり、さらに、NPO法人の仕事をするようになったのも、高校生のころのできごとがあったように思う。