医療法人大雄会85周年記念「市民公開講座」がPM2:00から一宮市民会館で行われ、多くの市民の皆様が参集されました。
医療法人大雄会の伊藤伸一理事長の開会あいさつで始まり、その後お二人の講演がありました。
始めに、藤田保健衛生大学医学部救急科教授、愛知医科大学名誉教授の野口宏氏が「皆で育てよう皆のための救急医療システム、日本一・安全な街一宮市から」の題名でプロジェクターを使い講演されました。
引き続き、小宮コンサルタンツ代表取締役の小宮一慶氏が「楽しく長生きする」の題名で笑いを取りながら講演されました。
会場を真清田神社参集殿に移し、PM6:00から医療法人大雄会85周年記念式典・祝賀会が開かれました。
始めに伊藤理事長が、85周年を迎えることが出来たことは、職員の皆様のご協力と各界の皆様のご支援のお陰と感謝の挨拶で始まり、来賓を代表し、谷市長、岩村県議など4名の代表者からご祝辞を述べられました。
最後に大雄会に貢献した多くの職員が表彰されましたが、私は、所要の為、ここで退席することとなり、残念でした。
大雄会が取り組んできた「この地域にもっとよい医療を提供したい」の発想と行動に敬服するばかりです。
今でも私は、救急救命医療を一宮市民病院と大雄会病院の2病院で担うことに納得していません。
なぜ、民間病院で担っていただける医療分野を、多額の市民の血税をつぎ込み、民間と競争するように公立病院にも整備したのでしょうか。
一宮市民病院は、50万人医療圏を担う病院となりますが、この事業は市単独事業で、一宮市民だけが費用負担することになります。
市民病院の過剰な整備費を、もっと違う市民サービスに向けるべきではなかったでしょうか。