一宮市議会の福祉健康委員会がＡＭ９：３０から開かれＰＭ７：３０まで行われました。
先日の企画総務委員会もＰＭ８：００まで行われましたが、平成２２年度当初予算の審議には、どの委員会でも時間をかけているようです。
企画総務委員会でも危機管理の関連で報告がありました、災害時要援護者支援制度について、再度、福祉健康委員会にも報告されました。
この制度は、地震等の災害が発生した場合に、特に援護を必要とする障害者や高齢者（災害時要支援者）の方々は、より被害を受けやすく避難時に支援が必要となることから、日頃の備えが大切になります。
そこで、災害発生時に自力または家族等の支援のみでは避難することが困難な方々を対象とした登録制度を始めます。
登録の対象者を、当面は、身体障害者手帳１・２級、知的障害者療育手帳Ａ判定、要介護状態区分３以上、ひとり暮らし高齢者で市に登録されている方、高齢者のみの世帯の方、社会福祉協議会尾西支部で災害弱者支援登録制度に登録している方などが対象者となり、災害時要援護者台帳への登録を希望される方となります。
登録された方は、災害時には、町内会、民生委員・児童委員の地域支援や近隣住民などの個別支援者からの支援を受けながら避難していただく制度となり、平成２２年６月１日から登録が始まります。
また、住民基本台帳カードは、現在発行手数料５００円が必要となりますが、住民基本台帳カードの普及を図るため、平成２２年７月１日から平成２５年度末まで、無料化して取得の促進を図ります。
将来、住民票や印鑑証明書などが、このカードを利用し機械式に発行できるようになる予定ですから、是非この機会に手続きを行っていただきたいと思います。