鏑木毅選手。
石川弘樹氏と並んで日本のトレイルランニングの裾野を広げてきたレジェンド。
50歳に近くになってまだ現役にこだわり、私のようなオッサンにはその悪戦苦闘が(レベルはとても及びませんが・・汗;)身近に感じられて、いつも気になる存在。
(その昔、鏑木選手は東山36峰のゲストランナーで出走していたが、最後尾からスタートして参加ランナーにエールを送りながらトレイルの登りを音もたてずに柔らかなつま先走りで抜いていく、そのしなやかな下肢の動きは今でも目に焼き付いている・・)
私も55歳になって体力の回復スピードがかなり落ちてきているのを実感しだし、生活習慣病の某数値を下げるのに神経をつかい、ランニングで追い込むことにためらいを感じるようになってきた。
そんな中、過去2度リタイアしたGrand Raid Reunion(距離164.9km 累積標高(+)10,000m)に鏑木選手はリベンジを果たした。
ネットでレースの展開を追いかけていたが、「後半追い上げの鏑木」の姿はなく、順位を落とさないのがやっとのフィニッシュ。
そうとう体調が悪かったようだが、「これで前に進める」というコメントが気になっていた。・・・
そんな中、今日、え、というニュース。
なんと2年後のUTMBに再挑戦するという。
今年のUTMBの優勝タイムは19時間1分54秒
鏑木選手の全盛時よりはるかに高速化が進んでいる。
どこを着地点とするかはまだ不明だが・・・ただ、ただ頑張ってほしい。