昨晩は頻発する余震に伴い携帯に来る『緊急地震速報メール』に
何度も目が覚め、そしてメール後たった数秒でやってくる大きな揺れに
ただそれに耐えるしかないやりようのない現実に不安を感じながら
長く眠れない夜を過ごしました。
大地震から一夜明け、各局のニュースで震源地及び被災地の情報が
明らかになって来ました。
地震の影響もかなり大きかったようですが、
地震が引き起こした２次災害が大きな爪あとを残しました。
大きな波と共に押し寄せてくる大量の水で
一瞬で壊されていく町並みを見て『大津波』の恐ろしさを目の当たりにしました。
その破壊力に目を疑う程でした。
家屋や車が、そして大きな船があんなに簡単に流されてしまうなんて・・・
誰が想像出来たでしょうか？
ああなってしまったら咄嗟の判断の何もあったもんじゃない・・・
津波の影響はさらに火災をも引き起こしました。
燃えたまま津波に流される家屋や車。
加えて漁船から漏れ出した燃料に引火し火災はさらに拡大・・・
消火活動をする術もなくただ燃え尽き
自然消火を待つ状態となっている所がほとんどの様です。
状況は悪くなるばかり・・・
被災地から遠く離れた千葉でも『コスモ石油』で大規模な火災が発生。
数十キロ離れた我が家にも時折その爆発音が聞こえてくる程でした。
そんな不安な状況化の中、情報が錯綜しております。
不安を煽るのか？それとも注意喚起なのかどちらとも分からない情報が
この情報化社会が故に発生しました。
実際に僕自身にも送られて来たのですが
『コスモ石油工場爆発』に関するチェーンメール。
文面は
『コスモ石油工場勤の方から情報。外出に注意して、
肌を露出しないようにしてください！！
コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、
雨などといっしょに降るので外出の際は傘かカッパなどを持ち歩き、
身体が雨に接触しないようにして下さい！！
皆さんに知らせてください！！多くの人に回してください！！』
といったものでした。
あれだけの火災の現場をテレビで目の当たりにしていたら心配になる事は必須。
僕らの不安を煽るには十分過ぎました・・・
そういった情報なら少しでも皆に提供しようと思うもの。
しかも天気予報では明後日は雨予報だし大変だ
と僕も大事な何人かに送ってしまいました。
夕方になって『コスモ石油』側からこれらのメールの件に対して
事実の否定を発表する形となりました。
冷静になって考えればあれだけテレビで火災現場を放送していたら
その時にアナウンサーや専門家が注意喚起するはずだしね・・・
テレビはウソの情報ながさないはずだし。
発信者や発信元の不透明な情報には十分注意しないとね。
こうゆう事態が起こるという事も教訓にしておかないとなぁ
まだまだ不安定な現実が続きそうです・・・