『南房総市千倉ロードレース』のハーフマラソンに挑戦し
何とか無事完走しました。
達成感と言うよりは、今は脱力感と疲労感の方が強い印象です。
とにかくしんどかった・・・
気温が予想以上に高くなり暑さで体力がどんどん奪われた事が大きく
影響しました。
普段から暑さ対策としてサウナスーツを着て走ってたのに・・・
途中の12キロから18キロの6キロがとにかくキツかった。
やっぱり10キロとは比べものにはならなかったなぁ・・・
フルマラソンは今日の倍だから・・・
今はあまり考えたくないけど、やっぱり出るなら
今後の練習方法や量、対策を熟考しないとなぁ。
今回のハーフマラソンの参加者は約1600人。
スタート地点の千倉漁港は多くのランナーで賑わっております。
皆、アップに余念がなく、これから走ると言うのに
これでもかと走っております。
そんな中、僕は無駄な体力を使わないようにiPodで音楽を聞きながら
リラックスモードでスタートを待ちます。
でも頭の中で昨日のコースの下見をイメージし出したら
段々緊張して落ち着きがなくなって来ました。
こうなったらもう早くスタートしてしまいたい
と思い初めたのですが、なかなか時計の針は進まず・・・
そんな精神状態の中やっとスタート時間。
1600人が一斉にスタートするので道端いっぱいの長蛇の列。
最初の2・3キロは自分のペースなんてあったもんじゃない・・・
人混みの中をズルズルダラダラ走る感じ。
そんな状態に少しストレスを感じつつ、
4キロ付近で真裕と奥さんの姿が見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/25/85f6cb2e63fc045b8aaae9f8290af3d3.jpg)
前回同様、手作りの旗を振って応援してくれます。
真裕はこの時、近くの海で遊んでおりスボンがびしょ濡れ。
上着を腰に巻いての応援でした。
奥さんと真裕は車で先回りをして、18キロ地点の公園内で
再び声援を送ってくれる事になっておりました。
その間、ひたすら孤独な戦いが続きました。
太陽は容赦なく照りつけ、体から水分を奪います。
給水所では水の奪いあい。
半分だけ飲んで、もう半分は体にかけて体温の上昇を防ぎます。
10キロ地点通過タイムは1時間を切っていたので
目標の2時間を切れそうだなと思った矢先、ペースが上がらなくなりました。
とにかく喉が乾いて次の給水所が待ち遠しいんです。
12キロ過ぎから急に疲労感に襲われ初めました。
『なんでこんな事に挑戦したんだろう』って
時折自分に怒りさえ覚えたりもしました。
それでも『完走もしたい』と対称的な心情が繰り返し襲って来る感じでした。
まさに自分との戦いでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/59/4c82357f65780f471df8316d3f9912aa.jpg)
18キロ付近の公園で僕を待つ真裕。
当初言っておいた通過予定時刻から15分ぐらい遅れて到着し
真裕を見つけたので『まひろ!!』と手を振って声を掛けると
『パパ!!おせえじゃねぇかよ!!』と一喝。
『えーーーっ!!』応援じゃ無くて罵声・・・
こっちはここまで18キロ頑張って走って来たのに・・・
後から奥さんに聞いたのですが、
『待つ事に飽きた訳では無く、早く会いたかったのに
なかなか来なかったから機嫌が悪かったみたいよ』
と言われました。
そんな事を知る由も無く、精一杯走ってた僕には
肉体的・精神的に追い討ちをかけてくれました。
もう破れ被れ。
目指すはゴールのみ。
『早くこの状態から解放されたい』と一心にゴールを目指しました。
ゴール手前ではみたび奥さんと真裕が出迎えてくれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d4/b2aab96e0a74f7b5220ce31a56cae7a1.jpg)
最後の100メートルは真裕と一緒に走り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/6a/c99d7856a14369fe9aa2e77a25a1e3a1.jpg)
手を繋いで無事ゴールとなりました。
走り終わった直後の感想は
『走りきったでは無くやっと終わってくれた』でした。
あんなに毎日走って練習したのに・・・
もうちょっと何とかなると思ったのに、
そうでは無かった事が悔しいし自分に腹立たしくも思いました。
これも挑戦しなければ味わえない事だと割り切り
もう1歩も2歩もステップアップ出来るよう日々精進したいと思いました。
完走はしたものの、目標の2時間は切れなかったので
約束通り家族をディズニーシーへ招待しようと思います。
練習を含め、この夏のひとつの挑戦が一つ終焉しました。