自身の本業は電気設備保安管理で、現在使われている作業車はマツダ・ボンゴ。
ただ日産車ユーザーとして「もしもe-NV200が作業車として配備されたら?」を想像してみました。
電気設備検査業務で発電機や工具などを満載しており、発動発電機の重さとガソリン・排気ガスの臭いにしばしば悩まされてます。さらに深夜作業なら発電機の騒音問題も。当然それは維持費や環境負荷などにも跳ね返り、自身もこれで体調を崩す時があります。健康問題も考えねば。
まだ実績がないので何ともいえませんが、いろいろ想像しながらメリット・デメリットを羅列したいと思います。
メリット
1.とにかく静か
リーフで体感した「静かな車内」は忘れられませんが、それがe-NV200も同等ともなれば移動環境も向上して従業員への福利厚生向上は間違いないです。
当然深夜作業も騒音問題の軽減や排気ガス問題の撲滅にもつながります。
既に都心に事業エリアを持つ電気工事会社などでは騒音問題に悩まされたのち、e-NV200導入による業務遂行効率のアップが報告されてます。電気保安法人もそれに倣うべきでしょう。
2.インバーター装備車の使い勝手
発動発電機を用意しなくとも良いならば大助かり、1500Wクラスのインバーターが搭載されていれば過電流継電器(OCR)試験以外何ら問題なく使えます。持ちろん発電機の排気ガスで体調を崩す従業員にも福音でしょう!!それができなきゃ従業員が辞めていくかも!?
3.環境負荷の軽減
ただでさえ燃費の良くないクルマに発電機を載せており、従業員への健康被害も考えられます。環境問題を考える者として負荷の軽減は喫緊の課題。無論それは会社のイメージアップにもつながり、業務受注にも跳ね返るものと思われますが…トヨタのお膝元である中部地区だと厳しいかもしれません。
※関東だと日産のお膝元だから容易いかもしれませんが…このままだと関東圏の会社にゴーン!とやられるか(爆)
4.ガソリン→電気による経費削減
現在作業車(ボンゴ)の燃費は6~8km/L。仕方ないとはいえ相当悪いと言わざるを得ません。
これをe-NV200に置き換えれば、燃料代→電気代へのシフトで深夜電力の充電だと1/5以下になるでしょう。
仮に燃費を6.7km/Lとすると100km走って15L、1L120円だと1800円。方や電気自動車だと20kWh充電したとしたも1kWh/15円と仮定して300円(約1/6)
年間10000km走ると15万円も違います。10年乗ればその差は150万円
さらにガソリン機関で必要になるオイル交換など各種整備費用・車検も電気自動車になれば2年で10万円前後浮くので10年でその差50万円。
夏の昼間にアイドリングしながら休憩している営業車が電気自動車になればその分のガソリン代も減るはず。実際リーフも電源ON状態でのエアコン負荷が少ないので積み重なれば莫迦にならないでしょう。
5.V2H活用による非常用電源の確保
東日本大震災以降、電力寸断による不便な生活を余儀なくされた方が多数となり、V2H技術が一躍脚光を浴びる形となったのは忘れられません。
今の所属会社も東日本震災以降、発動発電機で事務所内の電気を賄う方策が施されていますが…ここに電気自動車を持ち込めば発電機不要となるのは目に見えています。定期巡回用の軽自動車も電気自動車にするべきかも。
6.充電器設置による事業所のイメージアップ
電気自動車がこれだけ普及してくると充電器の設置は必要不可欠。所属会社にも普通充電器は普通につく時代になると思います。もちろんe-NV200,i-MiEV、リーフなどの電気自動車を配備すれば当然でしょ。
その充電器を一般にも開放すれば営業上イメージは相当アップします。さらに電気自動車ユーザーからの声も聞けるなど、会社にとってはプラスになることも多いはず。
デメリット
1.航続可能距離の縮減
現在の電気自動車の宿命でもありますが、どうしても航続可能距離は縮減してしまいます。リーフでさえ200kmも走らないのに、それより重たい・大きいe-NV200では150kmが関の山とみた。
作業車としては行動可能範囲の狭さが気になります。まして故障出動時に電池切れ(電欠)が起きて帰社不能になっては元も子もないので途中急速充電器を経由して効率が悪くなることも予想されます。
ただし法人向け急速充電カードは料金が高いのであまり使えません…あくまで緊急用。
2.V2Hによる稼動不能発生
会社にV2H設備を付ければ蓄電池としての役目も負わされることになり、電気自動車が最低でも一台待機しないといけない事態が発生するでしょう。
そうなると作業車e-NV200だけでなくリーフ・i-MiEVなど別の電源車が必要になってきます。ただ今や安く中古で手に入る時代なので問題ではないかもしれませんが。
3.充電器設置工事や電源の問題
所属会社は高圧受電でキュービクル(箱型変電設備)が設置されていますが、もし急速充電器設置ともなると現在の受電能力では厳しいです。緊急出動時には使えるとしても、あまり現実的ではないですね。
普通充電器でも同時に3台までが関の山。現在の車両を代替するならばe-NV200・ミニキャブミーブ・アイミーブ各1台…大容量のリーフが投入できないのはツライです。
4.電池の劣化!!
スマホやノートパソコンでも散々問題になっている電池の劣化問題、これが電気自動車導入の最大の壁かもしれません。
アイミーブやリーフなど電気自動車も初期型は出回り始めてから6~7年が経過、バッテリーの劣化に悩まされているユーザーも少なくないです。
所属会社の車の買替えペースは8年…その頃にはバッテリー劣化で使い物にならないかな!?
※アイミーブMタイプだけは劣化しにくい東芝製SCiB採用で容量キープしますが、いかんせん航続距離短すぎ!!(爆)
他にも各種問題を想定してますが、保守的な会社に言うだけヤボかな!?
ただ日産車ユーザーとして「もしもe-NV200が作業車として配備されたら?」を想像してみました。
電気設備検査業務で発電機や工具などを満載しており、発動発電機の重さとガソリン・排気ガスの臭いにしばしば悩まされてます。さらに深夜作業なら発電機の騒音問題も。当然それは維持費や環境負荷などにも跳ね返り、自身もこれで体調を崩す時があります。健康問題も考えねば。
まだ実績がないので何ともいえませんが、いろいろ想像しながらメリット・デメリットを羅列したいと思います。
メリット
1.とにかく静か
リーフで体感した「静かな車内」は忘れられませんが、それがe-NV200も同等ともなれば移動環境も向上して従業員への福利厚生向上は間違いないです。
当然深夜作業も騒音問題の軽減や排気ガス問題の撲滅にもつながります。
既に都心に事業エリアを持つ電気工事会社などでは騒音問題に悩まされたのち、e-NV200導入による業務遂行効率のアップが報告されてます。電気保安法人もそれに倣うべきでしょう。
2.インバーター装備車の使い勝手
発動発電機を用意しなくとも良いならば大助かり、1500Wクラスのインバーターが搭載されていれば過電流継電器(OCR)試験以外何ら問題なく使えます。持ちろん発電機の排気ガスで体調を崩す従業員にも福音でしょう!!それができなきゃ従業員が辞めていくかも!?
3.環境負荷の軽減
ただでさえ燃費の良くないクルマに発電機を載せており、従業員への健康被害も考えられます。環境問題を考える者として負荷の軽減は喫緊の課題。無論それは会社のイメージアップにもつながり、業務受注にも跳ね返るものと思われますが…トヨタのお膝元である中部地区だと厳しいかもしれません。
※関東だと日産のお膝元だから容易いかもしれませんが…このままだと関東圏の会社にゴーン!とやられるか(爆)
4.ガソリン→電気による経費削減
現在作業車(ボンゴ)の燃費は6~8km/L。仕方ないとはいえ相当悪いと言わざるを得ません。
これをe-NV200に置き換えれば、燃料代→電気代へのシフトで深夜電力の充電だと1/5以下になるでしょう。
仮に燃費を6.7km/Lとすると100km走って15L、1L120円だと1800円。方や電気自動車だと20kWh充電したとしたも1kWh/15円と仮定して300円(約1/6)
年間10000km走ると15万円も違います。10年乗ればその差は150万円
さらにガソリン機関で必要になるオイル交換など各種整備費用・車検も電気自動車になれば2年で10万円前後浮くので10年でその差50万円。
夏の昼間にアイドリングしながら休憩している営業車が電気自動車になればその分のガソリン代も減るはず。実際リーフも電源ON状態でのエアコン負荷が少ないので積み重なれば莫迦にならないでしょう。
5.V2H活用による非常用電源の確保
東日本大震災以降、電力寸断による不便な生活を余儀なくされた方が多数となり、V2H技術が一躍脚光を浴びる形となったのは忘れられません。
今の所属会社も東日本震災以降、発動発電機で事務所内の電気を賄う方策が施されていますが…ここに電気自動車を持ち込めば発電機不要となるのは目に見えています。定期巡回用の軽自動車も電気自動車にするべきかも。
6.充電器設置による事業所のイメージアップ
電気自動車がこれだけ普及してくると充電器の設置は必要不可欠。所属会社にも普通充電器は普通につく時代になると思います。もちろんe-NV200,i-MiEV、リーフなどの電気自動車を配備すれば当然でしょ。
その充電器を一般にも開放すれば営業上イメージは相当アップします。さらに電気自動車ユーザーからの声も聞けるなど、会社にとってはプラスになることも多いはず。
デメリット
1.航続可能距離の縮減
現在の電気自動車の宿命でもありますが、どうしても航続可能距離は縮減してしまいます。リーフでさえ200kmも走らないのに、それより重たい・大きいe-NV200では150kmが関の山とみた。
作業車としては行動可能範囲の狭さが気になります。まして故障出動時に電池切れ(電欠)が起きて帰社不能になっては元も子もないので途中急速充電器を経由して効率が悪くなることも予想されます。
ただし法人向け急速充電カードは料金が高いのであまり使えません…あくまで緊急用。
2.V2Hによる稼動不能発生
会社にV2H設備を付ければ蓄電池としての役目も負わされることになり、電気自動車が最低でも一台待機しないといけない事態が発生するでしょう。
そうなると作業車e-NV200だけでなくリーフ・i-MiEVなど別の電源車が必要になってきます。ただ今や安く中古で手に入る時代なので問題ではないかもしれませんが。
3.充電器設置工事や電源の問題
所属会社は高圧受電でキュービクル(箱型変電設備)が設置されていますが、もし急速充電器設置ともなると現在の受電能力では厳しいです。緊急出動時には使えるとしても、あまり現実的ではないですね。
普通充電器でも同時に3台までが関の山。現在の車両を代替するならばe-NV200・ミニキャブミーブ・アイミーブ各1台…大容量のリーフが投入できないのはツライです。
4.電池の劣化!!
スマホやノートパソコンでも散々問題になっている電池の劣化問題、これが電気自動車導入の最大の壁かもしれません。
アイミーブやリーフなど電気自動車も初期型は出回り始めてから6~7年が経過、バッテリーの劣化に悩まされているユーザーも少なくないです。
所属会社の車の買替えペースは8年…その頃にはバッテリー劣化で使い物にならないかな!?
※アイミーブMタイプだけは劣化しにくい東芝製SCiB採用で容量キープしますが、いかんせん航続距離短すぎ!!(爆)
他にも各種問題を想定してますが、保守的な会社に言うだけヤボかな!?