前回のお題で書ききれなかった、伝説のテレビ番組「8時だヨ!全員集合」について語ります。
この番組の企画は文字通り、土曜8時に家族全員集まって楽しめることをコンセプトに作られました…居作昌果の著書「8時だヨ!全員集合伝説」によると、スポンサー側の提示したコンセプトをそのままタイトルにしたようで、実際なるほどと頷きました。
番組は当然、いかりや長介率いる「ザ・ドリフターズ」…彼らのコントがメインというのも貫かれていましたね。
番組の基本的な流れは、いかりやの「8時だヨ!」合図と会場内から「全員集合!」の掛け声で始まり、前半はドリフターズのコント、ゲスト歌手の歌、後半のコント、ゲストの歌、最後に「ババンババンバンバン♪」で締めるパターンがずっと守られてきました。
この番組のメインイベントでもあるザ・ドリフターズのコントはとにかく大掛かりでいちばん楽しめました…しかしその舞台裏は難産の賜物だったらしいです。
いかりや氏の自叙伝「だめだこりゃ」も舞台裏に触れており、作られてきた台本をドリフが無事演じることが出来るよう注文をつけ変えていったようですが…バンドマン上がりの彼ららしい、ライブで観衆を沸かせることに専念するために、入念な準備をしていたのが、マンネリながらも全員集合を「老若男女誰もが楽しめる」ブランドに成長させていったんでしょう。
その作業のために大抵丸一日費やされたというから現場の苦労も並大抵ではないでしょう。
子供だった頃から何気なく見ていて、いつも楽しめたのも、ドリフのメンバーとスタッフの妥協なき関係があったからこそだということを忘れてはなりません。
後半のコントはドリフオンリーだけでなく、いろんなゲストとの組み合わせによるショートコントが展開されていました。合唱コントとか夫婦コント(桜田淳子・研ナオコなどが有名)とか。中本工事をメインにゲストを交えた体操も忘れられません(キャンディーズの3名が多かった記憶あり)。
ドリフだけのものでも軽快なリズムをBGMにした加藤・志村組のヒゲダンスは人気がありましたね…あとスイカの早食い・牛乳の一気飲みも記憶に残っています。
※ただし童心に「食べ物を粗末にして…」の印象も芽生えましたが。
一方、PTAなどにワースト(子供に見せたくない)番組の筆頭として槍玉に挙げられた事実も忘れてはなりません…コントの痛快さを求めるあまりに、子供への配慮が行き届かなかったときもたまにあり、抗議が殺到したことも幾度かあったとか。
もっとも、子供の頃から全員集合を見慣れた自分は子供心に「こんなこと問題にならないのか?」と疑念を抱くシーンも幾つかありましたが…それは月曜日に友達と「どこが問題か?」話し合うことで自分の良心・良識が養われたのです。ある意味貴重な体験ですね。
どんなにPTAが全員集合を批判しようとも、我輩は全員集合を「見てはいけない番組だ」と思うことはありませんでした…逆にむしろ全員集合を見ていない子のほうが仲間外れにされてたし。
自身が中学生になった頃の一時期「オレたちひょうきん族」も見ていましたが…自分の求めるお笑いではなかったので結局全員集合に戻り、最終回まで生放送で見てました。
※ビデオデッキはあったけど、テープが高かったので録画はしていません。あしからず。
さすがに全員集合末期はドリフのメンバーも高齢化によりコントを続けることが困難になってきた事情があったようです…それ以外にスタッフの異動(プロデューサーの居作氏が現場を離れた)など制作事情の変化もあったとか。
といっても、この後番組「カトちゃんケンちゃん」はあまり見た記憶がありません…すでにその時期には受験生だったので見る余裕がなかったからですが。
でもたまに見るとドリフのコント要素が所々に残っていたのでそこそこ楽しめました。
えらく長く書きましたが…この調子だと今回挙げた書籍2冊も別記事にできそうです!(爆)
この番組の企画は文字通り、土曜8時に家族全員集まって楽しめることをコンセプトに作られました…居作昌果の著書「8時だヨ!全員集合伝説」によると、スポンサー側の提示したコンセプトをそのままタイトルにしたようで、実際なるほどと頷きました。
番組は当然、いかりや長介率いる「ザ・ドリフターズ」…彼らのコントがメインというのも貫かれていましたね。
番組の基本的な流れは、いかりやの「8時だヨ!」合図と会場内から「全員集合!」の掛け声で始まり、前半はドリフターズのコント、ゲスト歌手の歌、後半のコント、ゲストの歌、最後に「ババンババンバンバン♪」で締めるパターンがずっと守られてきました。
この番組のメインイベントでもあるザ・ドリフターズのコントはとにかく大掛かりでいちばん楽しめました…しかしその舞台裏は難産の賜物だったらしいです。
いかりや氏の自叙伝「だめだこりゃ」も舞台裏に触れており、作られてきた台本をドリフが無事演じることが出来るよう注文をつけ変えていったようですが…バンドマン上がりの彼ららしい、ライブで観衆を沸かせることに専念するために、入念な準備をしていたのが、マンネリながらも全員集合を「老若男女誰もが楽しめる」ブランドに成長させていったんでしょう。
その作業のために大抵丸一日費やされたというから現場の苦労も並大抵ではないでしょう。
子供だった頃から何気なく見ていて、いつも楽しめたのも、ドリフのメンバーとスタッフの妥協なき関係があったからこそだということを忘れてはなりません。
後半のコントはドリフオンリーだけでなく、いろんなゲストとの組み合わせによるショートコントが展開されていました。合唱コントとか夫婦コント(桜田淳子・研ナオコなどが有名)とか。中本工事をメインにゲストを交えた体操も忘れられません(キャンディーズの3名が多かった記憶あり)。
ドリフだけのものでも軽快なリズムをBGMにした加藤・志村組のヒゲダンスは人気がありましたね…あとスイカの早食い・牛乳の一気飲みも記憶に残っています。
※ただし童心に「食べ物を粗末にして…」の印象も芽生えましたが。
一方、PTAなどにワースト(子供に見せたくない)番組の筆頭として槍玉に挙げられた事実も忘れてはなりません…コントの痛快さを求めるあまりに、子供への配慮が行き届かなかったときもたまにあり、抗議が殺到したことも幾度かあったとか。
もっとも、子供の頃から全員集合を見慣れた自分は子供心に「こんなこと問題にならないのか?」と疑念を抱くシーンも幾つかありましたが…それは月曜日に友達と「どこが問題か?」話し合うことで自分の良心・良識が養われたのです。ある意味貴重な体験ですね。
どんなにPTAが全員集合を批判しようとも、我輩は全員集合を「見てはいけない番組だ」と思うことはありませんでした…逆にむしろ全員集合を見ていない子のほうが仲間外れにされてたし。
自身が中学生になった頃の一時期「オレたちひょうきん族」も見ていましたが…自分の求めるお笑いではなかったので結局全員集合に戻り、最終回まで生放送で見てました。
※ビデオデッキはあったけど、テープが高かったので録画はしていません。あしからず。
さすがに全員集合末期はドリフのメンバーも高齢化によりコントを続けることが困難になってきた事情があったようです…それ以外にスタッフの異動(プロデューサーの居作氏が現場を離れた)など制作事情の変化もあったとか。
といっても、この後番組「カトちゃんケンちゃん」はあまり見た記憶がありません…すでにその時期には受験生だったので見る余裕がなかったからですが。
でもたまに見るとドリフのコント要素が所々に残っていたのでそこそこ楽しめました。
えらく長く書きましたが…この調子だと今回挙げた書籍2冊も別記事にできそうです!(爆)