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電気系業者こそEV導入を!

2018-03-22 17:12:02 | 電気自動車
アイミーブ乗り電気技術者の戯言です(笑)
ただしバカにしちゃいけません(爆)

いつも思うことですが、電気自動車に乗っている電気屋・電気技術者が少ないと感じます。
理由はもちろん車種の少なさと、もうひとつ一充電航続距離が少ないこと。

…しかし、そんなことで敬遠していても勿体無いと思いませんか?
自分は電気設備保安業種だから電気工事店よりは導入しやすいと思ったのですが、そもそも所属会社職員の私有車は大半がガソリン車、遠距離通勤する人はハイブリッド車(PHV含む)が主流。
県内の営業所に勤める職員でアイミーブは自分のみ、リーフなどを含めて100%電気自動車に乗っている事例は数名しかいません(爆)
アウトランダーPHEVを含めればそこそこいますが、多くが自宅に太陽光発電を併設しているパターン。

電気保安法人は現在熾烈な競争をしていますが、経費節減より航続距離が問題になるのか?電気自動車導入の気配はありません。
電力会社がいち早くアイミーブを導入しているというのに…これはいただけませんね。
ひとまず近場のみの移動で済むケースで1台試験導入してもいいと思うのですが。

そこで自分は私有車アイミーブMで営業所管轄地域を一往復して実態をつかむことから始めました。
可児・美濃加茂から八百津・七宗・白川・東白川・飛騨金山・関・美濃…など、自宅で満充電してからどれだけ減っているか?急速充電が必要ならどこで充電するのか?の調査です。
とりあえず白川・東白川・飛騨金山は途中充電が必要と判断。60km走れば警告表示が出るので道の駅美濃白川か七宗で充電することになります。
八百津・七宗・関・美濃は問題ないですが、関市でも洞戸・板取は道の駅洞戸での充電が必要になります。
ただし三菱電動車両サポートに入っていれば20分充電しても160円なのでガソリンより安いのは明白。
会社での充電でかかる電気代は高圧受電なので16円として10kWh使ったとしても160円。
ガソリン代+オイル交換代+修理その他交換部品代と電気代+電動車両サポート代を比較して8年間で60万円を超えたら確実に電動車のほうが安くなります。
月に千キロ走るなら…燃費10km/l・電費8km/kWh・ガソリン代\140/l・電気代\16/kWhとすると\14,000vs\2,000。
年間だと\168k/\24kだから14万4千円の違いです。8年で買い替えなら約120万円だから其の差歴然と言わざるを得ません!
さらにオイル・エレメント交換が8年で4万8千円、車検代の差額が1回3万円とすれば3回受ければ9万円。合計134万円も違うのです。
車両本体価格が130万円高くともペイできますので、軽1BOXバンはミニキャブミーブ(16kWh)へ、軽ライトバンはアイミーブM(10.5kWh)へ代替可能。
さらにガソリン車特有の消耗品や車両故障等を盛り込めば更に差が出るでしょう。

もうひとつ重要なことを…それは世間一般へのアピール。
環境問題を大事にする人から見れば受けること間違いありません。ISO14001を推進している企業から見れば重要なセールスポイントです!
そして、電気自動車ならではの電源供給機能を使って、騒音などでガソリン発電機が使えない深夜作業のお供に使えます。出先でAC100Vが使える魅力に何者にも変えがたいです!これは電気屋らしいアピールアイテムでもあります。
電気保安分野だと停電時の電源供給に使えます…作業車としてAC100V電源も供出可能、ミニキャブミーブだとミーブパワーボックスが必要ですが必要経費として目をつぶりましょう。
今なら同業他者に対しても差がつけられる絶好のチャンス!防災協定を結ぶ自治体に対しても強力なアピールになること間違いなし!
※先んずれば業界を制し、遅れれば他者の制するところとなりますよ。
電気工事店にしても一般家庭・事務所・ビル・工場などの工事にEVでやって来るなら歓迎されるでしょうし、EV/PHV導入の際にもアドバイスがもらえる可能性が高いです!
※まずそういう会社はEV施工パートナー有資格者だったりしますが。

自分が万一転職することにでもなれば間違いなくミニキャブミーブかe-NV200を買って電気屋稼業を強くアピールすることになると思います。
この際日産がキャラバンのEV版を出してくれると心強いですが…うまくゆけばハイエースすら凌駕する勢いが付くでしょう。
新型リーフの40kWhバッテリーさえ搭載できれば、いつでも実現すると思いませんか?


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