瓢箪坊主さんから荷物が届きました。
↓ 瓢箪坊主さん
早速開封するとそこには
ルリクワガタのグループの貴重な標本がたくさん入っており
思わず声を上げました!
これだけのサンプルを集められるまでには
相応のご苦労があったに違いありません。
瓢箪坊主さん、貴重な標本をありがとうございました。
↓ ゲニ付き 5種全13体!!
近年、ルリクワガタのグループは研究が進み
ちょっとよそ見をしているうちに
何が何だかよくわからなくなってしまいました。
また、今後も分類に変化があると予想されるため
私の記事では変化に左右されない「産地」に基準を置いてきましたが
ここでは2012年6月発行の「日本産コガネムシ上科標準図鑑」を参照しました。
そして、手持ちのニシコルリも併せて各種標本を掲載させていただきます。
注)光や外装フィルム等の影響により実物とは多少色合いが異なります。
↓ オオルリクワガタ(茨城県産)
↓ ホソツヤルリクワガタ(群馬県産)
↓ ホンコルリクワガタ(栃木県産)
↓ ユキグニコルリクワガタ(福島県産)
↓ ユキグニコルリクワガタ(福島県産)
↓ チチブコルリクワガタ(群馬県産)
ルリのグループはきれいな色をした個体が多く
特にユキグニのブルーは、言い訳する余地のないブルーでした。
オスの比較
↓ オオルリ(茨城県産) ・ ホソツヤ(群馬県産)
↓ ホンコルリ(栃木県産) ・ ユキグニ(福島県産)
↓ チチブ(群馬県産) ・ ニシコルリ(兵庫県北部A山産)
↓ ニシコルリ(兵庫県北部B山)・ オオルリ(茨城県産)
メスの比較
↓ オオルリ(茨城県産) ・ ホソツヤ(群馬県産)
↓ ホンコルリ(栃木県産) ・ ユキグニ(福島県産)
↓ チチブ(群馬県産) ・ ニシコルリ(兵庫県北部B山産)
今回の記事を書くにあたり各種画像を撮っていると
それぞれに特徴が見て取れ、思っていた以上に奥深いものを感じました。
そして、飼育中のルリとコルリを割り出したい衝動に駆られました。
来春は、これまでと少し違った視点からもコルリ探索をしてみたいと思います。
参考文献:
岡島秀二・荒谷邦雄 監修,2012.
日本産コガネムシ上科標準図鑑.
株式会社学研教育出版.
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