クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

ジャワ島東部のDorcus〜パリー?・2

2020-06-22 22:47:47 | ジャワ島東部のDorcus

記事「ジャワ島東部のDorcus〜パリー?」の続きです。

 

↓ ジャワ島東部のDorcus

 

5月12日の産卵セットから1か月半が過ぎました。

容器底部に初齢幼虫が見えてきたので

昨日、6月21日に仮の割り出しをしました。

 

 

このジャワ島東部のクワガタは、前記事でも書いた通り

既知のパリー Dorcus ritsemae ritsemae とは

ちょっと違う感じがしたので

野生のまま、そのままが良いと思い

追い掛けはせずに持ち腹で産卵してもらいました。

 

↓ 2メスとも持ち腹で採卵

↓2020年5月12日セット 追い掛けなしの持ち腹で産卵させる

↑ 管理温度はアバウト22〜23℃

↓ コナラ材 しっかり齧っている

↓ 卵 

↓ マットにも初齢が

↓ 母虫は健在

↓ マットにも産んでいる

↓ 卵と初齢

 

産卵セットはオオクワガタと同じですが

最近は市販の産卵木の場合、コナラしか使いません。

理由は、クヌギは皮がぶ厚く、扱いが面倒だからです。

 

↓ コナラ材

 

昨日の割り出しは少し早かったのか

卵と初齢初期が目立ちました。

取り扱いにくかったので

途中で割り出しをストップし

もう少し成長してから改めて割り出すことにしました。

 

 

仮割り出しの感触としては

2メスとも一桁台の産卵はしていそうですが

今回は多目に採卵したいので

母虫は一旦別容器にて栄養補給してもらうことにしました。

 

↓ 母虫はプリンカップ内で暫く栄養補給

 

この採卵で得られた子供が成虫の姿を見せるのは

来年になります。

その折には出来るだけ多くの個体を

そして、小〜大型までの形を見ておきたいと思います。

 

 



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