貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

ウォーターオパール

2022-05-29 12:02:45 | 単品

クリア・レインボー・ラブラドライトに惚れ込んでいるのですけど、じゃあ、やはり虹色の光を見せる透明なオパールはどうなのか、と。
オパールはカミさんが好きでいくつか持っている、つか買わされたのですけど、あちきはもうひとつ趣味ではない。オパールには種類がいろいろあって奥が深いし、全体的に高い。危険だから近寄らないようにしていたのです。
で、KARATZさんのサイトを見ていたら、美しそうなのが、珍しく手の届く値段で出ている。あわててぽちりました。

こやつ、写真に撮るのが無理。拒否している感じ。見た目はもっとすごい。
まあ、実に美しい。お安いから小さいけれど、透明で大きなクラックもない。
そして「遊色」。赤橙黄緑青藍紫、全部ござる。しかも鮮やかでかっきりしている。
正直、驚きました。これまで買ってきたオパールとはまた違う。
やっぱり透明というのは大きいのですな。一般的なオパールは蛋白石と言われるくらいで、柔らかく白濁している。それが味わいなのでしょうけど、透明なものの発光はびっくりするほどの鮮やかさがある。衝撃的でした。
動画はこちら。まあ動画も全然実際の色は写っていなのですけど。

なんか、メキシコ産のオパールには、「ファイヤーオパール」と「ウォーターオパール」があるそうな。ファイヤーは地色が赤っぽいもの、ウォーターは無色で透明度が高いもの、とのこと。しかしいろいろなお店では「メキシコ産レインボーオパール」と銘打たれている。よくわからない。ウォーターは透明度がかなり高いものを言うのでしょうか。
ちなみに赤くて透明でも遊色がないものはメキシコではファイヤーオパールとは言わず、「赤ガラス」と呼ぶとかいう話もある。こちら参照。
まあオパールの話は難しくてよくわからない。ボルダーだのカンテラだのナッツだのいろんなのがあるみたいだけど、パス。入門的な記事はこちら。透明かどうかはあまり論点になっていないみたいだけど。

素晴らしい石です。
でも、あちきの趣味としては、クリア・レインボー・ラブラドライトのほうが好み。
ウォーターオパールの光は、鮮やかでかっきりしているけれど、局所が輝いている感じがある。
ラブラドライトのほうは、光っている部分がはっきりわからず、オーロラのようなぼわーっとした色光が拡がる。それが幻想的な感じがして、あちきはたまらなく好きなのですねえ。
まああくまで個人の嗜好です。ウォーターオパールもいいですよお。


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