水晶シリーズ番外編。つかおまけ。
水晶製文昌塔。ヤフオクで500円で売っていて、なんか妙に気に入ってさしたる考えもなく買った。(だいたいそうでしょw)
文昌塔というのは、いわゆる風水グッズ。風水はえらくややこしいから深入りしないけど、これを特定の方角か机周りに置いておくと、学業運が上がるらしい。
これ買ってから、記事数が増えた。(ほんまかいなw)
駄文書きは学業とは言えない。けどまあ類縁性がないわけではない。効果あり? 何の得もない効果だけど。
文昌塔とは何ぞや、と調べても風水の作法のことしか出て来ない。もともとの歴史も、どうして風水に入ったのかもよくわからない。
文昌というのは、「旧中国において信仰された学問や科挙の神。文昌帝君とも呼ばれる」とあるけれど、旧と言われてもね。どうもかなり古い信仰らしい。
旧中国では科挙は男子一生の一大事。それを司る神様なら道真さんの比じゃないくらい(失礼だぞ雷落とされるぞ)熱心に信仰されたでしょう。各地の都市には続々と大きな文昌塔が建てられたらしい。それが風水に入って、個人の学業成就祈願に応用されたみたい。
しかし中国にしろ朝鮮にしろ、科挙で頭のいいやつを政府スタッフに登用してきたはずなのに、なぜか秀逸な統治はできなかった。なんででしょうかね。人間社会の難しさ。でも難しい公務員試験で選ばれた日本の官僚というのは、しょっちゅう目の敵にされるけど、優秀な人が多いようですよ。(余計な話)
大体は九層の塔。いろんな素材で作られる。これはなぜか六層。手抜きなのか水晶だからこれで妥当なのかはわからない。手抜きだから安かったのかもしれない。作りも精緻ではないし。けれどてっぺんの宝珠が光の加減で紫水晶っぽく見えたりしてなかなか。
ゴタクは別にして、これ、何となく好きなんですね。かわいい。六層プラス宝珠というのはあちきの信奉している「マイヤーズ・コミュニケーション」の宇宙観と合致するのでむしろ歓迎。これをそっと撫でながらそれに思いを致すのもまた神妙。
勾玉とか宝珠・宝塔とかヴァジュラ=鈷杵〔こしょ〕とか、そういうお守り的なものは、なかなかいいものです。やっぱ長年大切にされてきた聖なる形だからかな。きれいな石でできていたらなおさら。
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