あちきは今の世界で大合唱になっている「CO2による地球温暖化」説には前々からやや懐疑的でありました。
地球の気候変動は様々な要因が重なって発生するものであって、CO2はファクターとしてあるとしても微細ではないかと。いや、そもそも本当に温暖化しているのかと。
ただ、最近、海水温が上昇していることは確かな事実としてあるらしい。ん?これはどこか発見されていないところで海底火山が噴火していたりしないだろうか、と思っていました。
そうしたら、南極大陸で猛烈な緑化が見られる、これは「スーパー・ホットプルーム」によるものではないかというネット記事がありました。
In Deep : 南極が異常な速度で「緑化」している。そこから思い出す「南極の氷床が超巨大火山の熱によって内側から溶かされている」という、かつてのNASAの発表
出た! プルームテクトニクス!
《NASAジェット推進研究所(JPL)の科学者たちは、南極の氷床に関しての新しい理論を支持する新たな証拠を発見した。
それは、南極大陸で起きている氷の崩壊は、巨大な地熱源、つまり内部からの熱によって引き起こされているというものだ。
その熱の出力は、アメリカのイエローストーンの規模に近い出力を伴っていることが考えられるという。
地球の地殻を上昇する大変高い熱を持つ溶融した岩の上昇流を「マントルプルーム」と呼ぶが、この地熱の熱源によって、南極大陸の西部にあるマリーバードランドなど大規模な氷床に沿って見える南極の氷の崩壊を説明できる可能性があるのだ。》RT、上記引用より
英国エジンバラ大学の研究者たちによると、南極には138個の火山があるという。ちなみに日本は111個。これらのうち南アメリカ側の南極半島区域はプレート沈み込みによるものだが、ロス海側のものはホットプルームに関係していると考えられている。ウィキペディア「南極大陸」参照。
ええ? ロス海側ってめちゃくちゃ多いよ?
前にも書きましたけど、スーパープルーム、あるいはプルームテクトニクスというのは、まだまだわかっていないことだらけ。日本列島が大陸から分離したのも、アフリカ東部が裂けつつあるのも、ハワイが噴火しているのも、プルームのせいらしい。けれどどこにどうやってできるのかは謎。
しかし南極にスーパープルームがあるとは知りませんでしたねえ。地球の自転運動とは関係ないんですかね。神出鬼没。北極には今のところなさそうだけど。
もしかすると現在の気候変動の最大要因は、南極のホットプルームによる海水温度の上昇かもしれません。そのうち大噴火するかもね。