貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

ストーンヘンジの石

2022-02-12 20:27:41 | ややレア


と言っても、ストーンヘンジを削って持ってきたわけではない。
ストーンヘンジの石と同じ石ということ。
プレセリー・ブルーストーン。
クリスタルワールド立川店さんで。お安かった。小さいけど。
渋いブルーグレイが味わいある。紫っぽい色も見える。写真は少し赤が強く写っているみたい。
添付の説明を引用させていただく。

《米国の有名ヒーラー提唱の石
「プレセリブルーストーン」
5,000年前に作られたストーンヘンジに使われている石。
「粗粒玄武岩」という岩石で、灰長石、普通輝石、それに少量の黄鉄鉱を含み、ウェールズのプレセリー丘陵からのみ産出します。
ストーンヘンジでは、内部のサークルストーンに使われています。
この石を産出するプレセリー丘陵は多くの聖なる泉が点在するヒーリングスポットとして人気があります。》

ストーンヘンジというと、以前は天体観測くらいでほとんど意味がわからないものだった。しかし最近周辺の発掘研究が進んで、いろいろな情報が出てくるようになった。いわく、近くに似たような構造の「ウッド・サークル」がありそちらは墳墓であるらしいこと、広い地域の人々が豚を連れて集結し、それを食して何か儀式を行なっていたらしいこと、などなど。
集まって豚を食ったなどというと、サバトというかオルギアというか、妙なものを想像してしまう。これまでの峻厳さが少し色変わりしたような感じもある。シャチが大西洋のあちこちからある海域に集まって集団見合いをするというドキュメントがあったけれど、人類も遺伝子多様性の確保のために、そういうことをしていたのだろうか。
ちなみに日本のいくつかの神社では、社殿の床下に籠もる場所があって、そこで表向きとは別の神事が行なわれていた。子宝に恵まれない女性がそこに参籠すると子供を授かることがあったけれど、それは床下がフリーセッ○スの空間だったからだ、という説がある。真偽の程は定かではない。諏訪の大祝(おおほうり)という生き神様は、冬になると特別な掘っ立て小屋に籠ったが、そこに女性の出入りは自由だった、当然神様の子供をもらう女もいた、という話もある。これも真偽不明。
ストーンヘンジの対極にウッドヘンジがあって、そちらが墳墓だとするなら、ストーンヘンジはその対極で、生誕の象徴となる。人々は死した魂がウッドから天に行き、ストーンから地上に戻って来ると見たかもしれない。それならオルギアもゆえないことではない。なんてね。(まあ人間のなす一番大切なことだしw)
ストーンヘンジに関して詳しく論文を当たっているわけではないので、よくわかりませんけど、まあ古代のものは、断片的な発見はあっても全体が詳しくわかることはまずない。いろいろな人がいろいろな推測・仮説を立てて、それはそれで面白いけれど、話半分に聞いておくのがいいのではないでしょうかね。

行なわれた祭事がどうであれ、ストーンヘンジ自体の神秘性は、やはり神秘なもの。
かなり前、「世界ふしぎ発見」というテレビであそこを取り上げた際に、当時は可愛かった(何だよそれ)リポーターの女の子が持っていたダウザーが動いたり、体が温かくなる感じがあると報告したりしたことを覚えている。まあテレビだからやらせの可能性もないではないけど、妙に真実味があった。あの子ちょっと霊能体質かもしれん。

ストーンヘンジとその用材になっている石とは、同じではない。けれど、内側のサークルだけにこれを用いたというのなら、石自体に何らかの何かが(変だぞ)あるのかもしれない。
あちきは霊能者ではなく零能者なので(これはある大先生の十八番のギャグ)、この石を握って何かを感じるかというと、感じない。
しかししかし。ちょっと試しに枕元に置いて寝てみた。
何と、途方もなく変な夢を見ました。なかなか言葉では表わせないけど、骸骨のようなものが出てくる恐ろしい場面もあった。夕食に食べたものが悪かったかな。いや、そういう悪夢とはかなり違う不思議な夢だった。
ううむ。そのうち神懸かるかもしれない。(まあがんばれ)


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