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認証紙

2008-03-24 19:09:17 | WWFマガジンより
 古新聞、古雑誌のリサイクルをはじめ、資源の再利用は
今始まったことではなく、特に昔の日本では、むしろ当たり前のことでした。
再生紙は人々にリサイクルの習慣を思い出させ、再び社会に根付かせる上で、
大きな役割を果たしてきたといえるでしょう。
 一方、FSC認証紙は、リサイクルとは別の流れで誕生しました。
適切なやり方で森林管理を行なえば、森を破壊することなく、木材志願を利用
し続けることが可能なはずだという考え方から生まれたのが森林認証という
制度であり、FSC認証紙です。
『FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は、森林環境と、
先住民を含む地域社会に配慮し、経済的にも継続可能な形で木材を生産している
森林を認証する、国際的な第三者機関です。
FSCの認証は、森林とそこで行なわれる林業、さらにその製品を扱う流通を
認証し、さらに出来上がった製品にもロゴマークを入れることで、それを手に
とる消費者が世界の森林保全に貢献できる仕組みです。
WWFは1993年のFSC設立を支え、その後も世界の森林保全を進める手法の
1つとして、認証制度の普及と、認証林の拡大に取り組んでいます。』

 古紙の再生は、永久に利用できるわけではないのです。
バージンパルプは紙を使用している以上、必要になってきます。
この時に認証紙と言うロゴマークの製品を使うことで、
環境に配慮して製品であることを認識し、環境保全に協力することができるのです。
(WWFマガジン)

 
 先日、テレビでの放映で、高知の『森の力』という番組を観ました。
杉を植えた人工林は、外国からの安い木材に押され、
いつの間にか、ほったらかしの荒れた森になっています。
その森を保全することで、森を育て、森の力でCO2を取り込んでもらう・・と
いうプロジェクトがあるのだそうです。
『荒れた森を宝の山に  夢のプロジェクト始動』
日本の森は国土の60%くらい?
このプロジェクトでは、企業から協賛金で森の保全活動を行います。
詳しくは、こちらのアドレスへ
http://kawauso100.exblog.jp/d2006-10-25

 多くの森が荒れている日本。
持続可能な森林利用をすることで、森をよみがえらすことで
地球環境にも、日本の産業としても活気が生まれるのでは
ないかと思いました。
とてもよい事業だと感じます。
その、森の間伐材を使って燃料とすると、化石燃料と同じように
CO2は排出するのですけど、元々地球の空気中にあったCO2ということになり
そのものが増えたというわけではない・・と。
化石燃料は地中深く閉じ込められていたものを排出することになるので
空気中のCO2が増えることになるのだそうです。

『森の力の再生』すばらしいと思うのですけど。


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2 コメント

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おはようございます (まっつん)
2008-03-26 08:24:58
森の力は偉大ですね。

今、その森が荒れ果ててます。

森が死ぬという事は、いずれ川が荒れます。
(日本の川は既にダムという攻撃で死んでますが)
川が荒れれば、あらゆる生態系に影響を及ぼし、いずれ海も影響します。

全ての源は「山」「森」「木」にあるという意識を国民全体が認識しなくてはいけませんね。

有難うございます。
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コメントありがとうございます (himemomo_1956)
2008-03-26 18:25:34
 杉など植林しながら、安値になったことでほったらかしの政策。
これだけの森林保有国の日本が、世界でも有数の木の輸入国であるのは、なんとも不思議な限りですね。
 国土の60%ぐらいが森なのだから、その力を利用するための、有力な施策を早く始めてほしいものです。高知の『森の力プロジェクト』は
大手企業から協賛金を使用し、森の保全に勤めています。働く人は、エコの最先端を行なっていると、とても活き活きと答えておられました。
ありがとうございました。
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