兵庫県立はりま姫路総合医療センター循環器内科のBlog

2010年11月1日から当科の活動を公表しています。はり姫が2022年5月に開院してから2年を迎えました。

2011.04.13 鳥羽医師からのACCレポートです

2011-04-13 | 学会
2011年4月3日、ニューオーリンズで開催されたACC2011において
「Bifurcation Angle is an Indispensable Factor for the
Development of Left Anterior Descending Artery Ostial Lesions
: A Multislice CT 3D Analysis 」という題で、ポスター
プレゼンテーションを行ってきました。

4月のニューオーリンズは日中の気温が25℃前後で日本より少し暑く、
夜になると上着が必要になるくらい涼しくなり、非常に過ごしやすい
気候でした。もともとフランス領であったことからヨーロッパ文化の
名残りが数多く見受けられる一方、南米やアフリカからの移民による
文化も根付いており、多民族が融合する文化を体感することができました。
ジャズ発祥の街ということもあり会場内ではジャズの生演奏が行われて
おり、街一番の繁華街であるフレンチクォーターでは一晩中ジャズが
流れ続けていました。

さて、本題の発表の件ですが、詳細に関してはこちらには記載しませんが、
かの有名なColombo先生もポスターを見に来てくださり、面白いstudyだと
仰って下さいました。ただ自分の英語力の貧困さのため、十分なDiscussionが
できず折角の機会も十分に生かせなかったのが悔やまれます。
次の機会までには英語力の向上が必要であると痛感しました。

東日本大震災で苦労されている方々、復興のために御尽力されている
方々が多い中、ACCに参加することにやや戸惑いもありました。
病院の中でも派遣される先生やスタッフの方々がいる中、自分たちだけが
海外に行くのはどうかと思う気持ちもありました。自分が発表することで
元気な日本を少しは世界に示すことができ、結果としてはACCに参加して
良かったのではないかと今は思っております。

最後にスタッフのみなさん、大変な時期に抜けてしまったことをお詫びします。
その分働きますんで許してください、、、
コメント
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