姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

教材活用オンラインカフェで勇気をもらいました

2022年08月23日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。


今日のテーマは
「教材活用オンラインカフェで勇気をもらいました」です。

 

7月17日、教材活用オンラインカフェを開催しました。

愛知、茨城、大阪、北海道、山口など 全国から
養護教諭の先生が参加してくださいました。

弊社のHMレジリエンスメソッドや
紙芝居教材、生きづらさ妖怪などの活用について

普段、ちょっと困っていることや
この教材をどう活用しようかなどの質問が寄せられ、
約90分、みんなで意見交換しました。

今回、特に印象に残ったのはO先生のお話でした。

妖怪の教材やあるあるレンジャーを使って
子どもたちの自己受容についての指導をしていく中で

外国籍の子どもたちが多く
文化の違いがあり、「妖怪」のニュアンスや
「レンジャー」の意味が伝わらないんです

とおっしゃっていました。

O先生の素晴らしいところの1つは
「~だから、できない」・・・ではなく
「どうやったら、子どもたちに伝えることができるのか」

という問いをもって
それを考え続けていらっしゃること。

現状を「できない」言い訳にすることなく
何としても、子どもたちに大切なメッセージを
伝え続けたい!と考えていらっしゃいました。


O先生は

「現状の問題」 < 「伝えたい想い」

という想いがあるので、これが発信され
ちょっとしたきっかけで、
「あ、こうすればいいのかも」が受信されるのだと思います。

そのあり方が、本当に素敵だなと思いました。


「うちの学校では無理」とあきらめることは簡単。
でも、O先生は「絶対にやり方があるはず!」という思考で
ずっと現場で試行錯誤をされてきたのです。

今回は、参加された方々全員が
同じような想いをもって参加されていました。

だから、意見交換の内容も濃く、お互いの話に大きくうなづきながら
自分の学校に取り入れようとされていました。

紙面の都合でO先生の感想のみを
お伝えします。

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今日は、久しぶりに教材の活用について話せて、
よかったです。 
購入したときは「こんな指導したいから
これ買おう」と思って購入するのですが、
現実の児童にちょっと試してみたら、

「あれ?ちょっと違うな」となり、
てしまうことが、あります。

でも、皆さんと話すと、
試行錯誤しながらやっているんだなと、
勇気をもらいます。 

勇気をもらえることが、一番嬉しいと思います。

色々考えても、始めないとはじまらない。
やってみないと、失敗も成功もわからない 。

また、自分で馴染んだやり方でなく、
皆さんのやり方を知ることができるのもありがたい。

惜しみ無く出していただけるから。
これも同じ学びをしたからこそですね。

だから、学んだ人しか使えないと思います。

今でも、カード貸してとか、
作ったプリントちょうだいとか、
いわれることがあるけど、それはダメだと思います。

伝わらないから、大事なことが。 

カードの使い方で、姫先生が
「答えを出さなきゃいけないと思ってない?」
と いわれたとき、はっとしました。 

人生の魔法カードも、質問カードも、
内面と向き合います。 

うちでも、魔法のなる木を選んだ子は、
経済的に困っているこでした。 

なりたいミラーを選んだ子は、
算数が苦手で、テストから逃げてきた子でした。

それがわかっても、
本人に向き合うレディネスがなければ、
わからないか、傷つくかだと思います。

もっと軽く、軽い自己開示でよく、
それを追及したり、答えを出したりしないでいい。
なんとなく頭に残ればいい、

いつかフワッと気づくこともあるし、
気づかなくても、いい、と、

そういうことにも気づかせていただきました。

姫先生の鋭いご指摘、
ありがとうございました。

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他の参加者の方の感想は

以下のブログにまとめてあります
https://ameblo.jp/finf-hime/entry-12753970728.html


弊社のカードは、問題解決のためではなく
日常の中で、遊びとしてカードを使ってね
とお伝えしています。

問題を抱えてた子どもたちが来室したときだけに
ここぞとばかりに
「何かを気づかせよう」「考え方を変えてやろう」
として使うとうまくいきません。

子どもが無意識に抵抗を感じてしまうから。

だからこそ、全く問題も感じていない
(表面化していない)時に
遊び感覚で、子ども理解のために使ってほしいのです。

今回は、
妖怪キャラクターやあるあるレンジャーカードを
教育相談や普段の教育活動の中で
楽しく使う方法などのアイディアもお伝えしました。

現場の切実なお話、
それぞれの現場の状況をお聞きできることは、
開発者の桑原としてもとても勉強になります。


教材活用オンラインカフェは
いったん今回で終了ですが

今後、別な形で、現場の教材活用をサポートできる
体制、仕組みづくりを行っていきます。

9月には新しい取り組みとしてスタートします。
どうぞお楽しみに!

 


それでは、今日も
素敵な1日を!

 

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
 2022年7月19日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

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講座のご紹介

 

【桑原朱美 公式youtube】
https://www.youtube.com/channel/UCeRjASykbzzuUMhfUjfFDHw

【授業や対人支援で活用できるハートマッスルレジリエンスメソッド】
https://heart-muscle.com/category/textbook/

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