姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

自分を信じきれない状態では ほしいものが手に入らない。 ~保健室コーチングベーシック感想から~

2012年11月01日 | 保健室コーチング

【2012年の記事】


 現在 名古屋・千葉・長野で 保健室コーチングベーシックコースを 開催中です。

 名古屋は先日 第2講が終了しました。 今週末は千葉で第2講  翌週が 信州です。

 受講生の方々の 感想が次々と届いています。


 
【安曇野会場 第1講を終えて  H先生 山梨から参加】

◆今回私は、ベーシックコースを2年ぶりに再受講しました。前回の受講で深い変化を実感し、保健室を来室する生徒の対応に使ってみよう!と意気込んで帰ったのですが、思うようにいかず、どうして何だろう?学んだことが身についていなかったのか?そんなにふうに感じていました。 もう一度受講すれば、それが何故なのか?わかるような気がして参加しました。不安と期待が入り交じった複雑な気持ちも会場に入りましたが、不安は一瞬で吹き飛びました。和やかな雰囲気の中でのワーク、自分の身体で体験する脳の仕組みと反応や変化。感覚の変化がいかに大切か、改めて実感することができました。特に今回衝撃的だったのは、ポジティブポジションのワークでした。私自身の問題点はここにあったのでないかと思えるワークでした。非言語のメッセージがこれほど強く表れることに本当にびっくりしたのと同時に気付かされた思いでした。子どもと関わる時、自分自身の状態管理やニュートラルな状態でいることがどれだけ大切で影響力があるか実感できました。スキルを学ぶのではないこと、これが前回受講してズレていたことだったかもしれません。「私は私、もっと目の前にいる子どもを信じる。私も大丈夫!あなたも大丈夫!」このことを常に自分に宣言して、保健室での対応をしてみたいと思います。どんな変化が起こるかとても楽しみです。地元長野の先生方には本当にお世話になりました。おかげで本当に楽しく充実した研修になりました。心があたたまる思いをお土産に帰ることができました。ありがとうございました。


【名古屋会場第2講を終えて K先生 愛知から参加 】

PACE』では、体がとても軽くなって明るい気分になり、気持ちのよい安定感を実感したので、毎日続けようと思います。そして、安定した自分を手に入れ、自分を信じ、「今、この瞬間を生きる自分」で、養護教諭として子どもに接したいと思います。 家に帰ってからとか、翌日によく考えるとこうだなあ、と思うということは、まだまだこのコーチングのセミナー中でさえも自分がやや「とんでいる」状態なのかもしれませんが、必ず変われると思える安心感があり、第3講も楽しみです。




【名古屋会場第2講を終えて Kさん 愛知から参加 】


◆最近、自分も周りも状態はいいはずなのに左手がしびれていて理由が全くわからず なんで?と不思議に思っていましたが、2日目の講座が始まるとだんだんしびれる範囲が広がってきてこれはいけないと思い直し今日このしびれの原因が絶対わかるんだ、と決めて取り組みました。実際本当にそうなったし、姫先生の講座に出会ってからそういうことを何度も経験してきたので、短時間ですぐに決めてそれを信じれるようになっている自分を強く感じることができました。だいぶ元気になって普段あまり問題がなくなってきたと思っていたので何をワークのテーマにしようか直前まで思いつかなかったのですが、ワークが始まると自然に先日受けた息子の就学時検診のことを口にしていました。話しているうちにしびれが左肩の裏側まで上がってきて自分がまた 母と同じことをしてしまった、ということまでは気づいていたのですが、だから息子も私と同じようになる、という部分は自分が勝手に結びつけた妄想だった、ということに初めて気づき、その瞬間 左脇から血液が大量に指先へ流れるのを感じました。肩から全体にとても熱くなり、熱さが少し収まるとしびれがほとんどなくなっていました。自分はすぐ過去に戻りがちということは気づいていましたが、過去に結びつけて妄想しているとは全く気づいていませんでした。妄想ではなく事実だと思い込んでいました。しかもその就学時検診の翌日からしびれが始まっていたことにも気づき驚きました。気づいた途端しびれは指先の表面だけになりましたが、その指先だけの少しのしびれは残っていました。その日、講座が終わって家へ帰ってからもまだ少し残っていて、この少しは何だろう?と思っていましたが、その日の夜に明日が母の誕生日であることを思い出しました。少し前から気づいていて、今年は初めて無理にプレゼントをあげることもしないし実家へも行かない、と決めていましたが まだ迷いがありました。この少しはきっとそれだ、と気づき、翌日 母に電話だけしました。母も本当にいろいろ気づき始めていて、今まで父の暴力等に耐えて、自分は鋼鉄のような女だと思っていたけど、自分は実はものすごく弱い人間だったんだ、と気がついた、この感情は六十数年間で初めてのことだ、と言っていて、私のほうが驚きました。それでもまだ孫のことを心配していて、あの子には能力がない、という裏メッセージを感じたので、心配しているうちは行かないよ、と言いました。私も、プレゼントをあげなくてはいけない、遊びに行かなくてはいけない、という罪悪感を持たなくてもいいんだ、と初めて気づきそれを実行できてまたひとつ自信が大きくなりました。そして、母との電話を切った後しびれは人差し指と親指だけになり、母の誕生日が終わって翌朝には完全に消えていました。やはりそんなに母のことを意識しているのかと思いましたが、そのことと、今の自分や子どもたちとつなげて考えるのはもうやめようと思いました。講座の少し前、母子家庭のためのパソコン教習で一緒だった方が、私が少しだけ、息子が元夫と同じようになったら、というようなことを話したときに、実にあっさりと、「別の人格だからねぇ」と当たり前のように言われて衝撃を受けたことがありました。あぁそうか、別の人格だから 同じではないんだ、この人はそれを当たり前のように思えているんだ…!!と驚きで、今回のワークでそのことを思い出し、また一段と深く腑に落とすことができました。11月には父の誕生日があるので、どういう体の反応が出るのか出ないのか楽しみに検証してみようと思います。あとスケーリングのワークで、今より1点あげるための行動で、嫌なことがあったときにラッキーと思う、ということができていなかったのでそれを『自分大好き』のように書いて貼ろうと決めたのですが、なかなかいい言葉が思いつかずにいたところ、姫先生が、『出来事はすべてラッキー』とポンと言ってくださって、さすが、と感服しました。本当にかっこよかったです。そして、講座のあと帰ってからそれを試す絶好の機会が訪れました。急いで休日保育園へお迎えに行き 慌ただしい夕食の最中、下の子がいくら注意しても遊びながら食べていたためお茶の入れ物を倒し約1リットル程全部こぼしてしまい、私にダイレクトにかかってびしょ濡れになりました。やはり私がなぜか最も反応するこぼす系で来たか、と思い、沈黙の中 頭のてっぺんの噴火口を必死に押さえること数秒間、子どもたちは私が当然怒るだろうと思い固まっていましたが、私がやっとなんとか小さな声で「出来事はすべてラッキー…」と言うと、上の子が、「ひとつ勉強になったね、」と笑顔で言いました。そして子どもたちと ごはん中に遊ばないことを決めたのですが、なにより私が、食事中に手帳をちょっと横において見ていたりとか、携帯を見たりしていたことに気づき、子どもたちが遊びながら食べていたのは実は自分の姿だったことに気がつきました。本当に笑ってしまう程、自分が問題と思っていることの中に自分自身が隠れているんだなぁとつくづく感じました。ブレインジムも毎朝子どもたちと一緒にやっています。まだ小さいのですぐその気になって素直にやってくれるので、ずっと続けていって大きくなったときには自分でやるのが当たり前のように習慣づけていこうと思います。今回もこの場に集まった皆さんと自分が本当に同じで、ワークを通して自分と向き合っている姿から、自分がやっているときとは違う気づきを毎回頂けることに本当に感謝しています。そういう仲間を愛おしく感じている自分に今回は気づきました。今までも自分には嫌いな人というのはあまりいないと思っていたのですが、でもそれは、一切関わりたくないから嫌いにもならない、好きな人も嫌いな人も何もいない、ついでに自分もいない、という種類のものでした。『自分大好き』をやって自分にも周りにも少しづつ愛情というものを感じれるようになってきたようでとても嬉しいです。本当にありがとうございました。



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