姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

チャレンジを楽しめる人の思考とは?

2019年12月25日 | 保健室コーチング





2019年12月19日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。



チャレンジを楽しめる人と

そうでない人の

違いって何でしょうか?


脳科学や波動理論では

基本的に人間の脳というのは

新しいことを嫌がるとされています。


脳科学と波動理論(想いの科学)の両方を取り入れている

保健室コーチングでは

次のように説明します。


頭(意志/脳下垂体)が、新しいことをやろうと決めても

体(過去の体験/松果体)は、現状維持を図ろうとする。

体の抵抗に負けて、心(意志をとどめておくところ)がおれてしまう。



そして、

体の抵抗に負け、チャレンジをしなくなると

ついには、

意志そのものが、眠ってしまい

過去のやり方ばかりを繰り返すようになる。



説明すると長くなるので

ここからは、

この基本的な体の反応を持ちながら

チャレンジしていく人と

そうでない人の違いをお話ししたいと思います。


チャレンジを楽しめる人は、

その過程を楽しむことができる。

・うまくいかなかったことは、
  →新しい発見が見つかることととらる。
  →自分の盲点に気づけるチャンスととらえる。


・4つの「シコウ」がある。
 →「こうする」という強い願いから生まれる志向(方向性)
 →思考を楽しみ、試行を繰り返し、施行する!

・主体が自分であり、常に自分がどうするかの問いをする。

・どうやったら、できるかに焦点を向け続けることができる。



チャレンジをしない人


・過程より結果の事ばかり気にする。

・結果によって自分の価値が決まると考える。

・うまくいかないこと=自分の価値が下がる、自分はダメと考える。

・自分がチャレンジしていることに対し、周りから否定されることを恐れる。

・自分が本当に何がしたいのか、どうなりたいのかという「志向」がない。

・自分の願いより、周りの評価のほうが比重が大きい

・思考するより、評価される結果をもたらす「もの」を欲しがる。

・思考しないから、人がやってうまくいったことをやろうとする。


・考えなくても、簡単にできそうな出来合いのものを探す。

・思考しないから、試行もない。しかし、完璧な結果を出して、あなたすごいといわれたい

・批判されない程度のそこそこのことができればいい。





シンプルに言えば、

新しいことをしようとする、未体験のことをしようとすると

体は「いやだ!」の信号を出し、やらせないようなシグナルを送ります。

これに負けると、ずっと同じままの自分!

からだが、

あなたの意志に「やめろ」という指令を出しても

それでも、やるんだという意志を

心にとどめておくことができるかどうか。

それを続ければ

やると決めたことを、必ず実現できる体の極性が生まれます。


「やるやる詐欺」からの脱出ですね!


最新の画像もっと見る