(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。
今日のテーマは
「何が嫌なの?って聞いてない?」です。
この記事の内容をyoutube動画で紹介しています。
子どもが行動しない時の声のかけ方 「何が嫌なの?」って聞いてない?
日本人は
「やる気」ということばが大好きで
表面的な行動を見て
「やる気あるのか!」
「やる気のない子だね」
なんて言ってしまいます。
自分たちも
親世代からそんな言い方をされたので
思わず言ってしまいそうになります。
子ども達(あるいは部下、同僚)の
そうした姿を見た時
どんな声かけをしたら
良いのでしょう?
「やる気」ということばを使わなくても
「何がそんなに嫌なの?」なんて
質問してしまったりしていませんか?
一見、
相手に寄り添っているように
聴こえますが
「やるのが嫌なんだ」ということを
勝手に前提にしてしまっては
相手は違和感を感じるかもしれません。
保健室コーチングでは
「何か引っかかっていることはある?」
と質問します。
踏み出せない「理由」は
人それぞれ。
手順が分からない
何をしていいのかわからない
人の目が気になる
ちゃんとできるかどうか心配
見通しが立てられない
などなど・・。
質問されて初めて
具体的になります。
「何が嫌なの?」と質問すると
「嫌なもの」
と認識させてしまいます。
人によっては
それを
どけてあげようとしたり
遠ざけてあげようとしたり
ということになりかねません。
それって、やさしさ?
それって、教育?
ハードルを
勝手にどかして
安全に歩かせようとする
ばかりでは
成長できません。
ハードルをどかしてあげる方が
相手に感謝されるし
自分も楽。
必要なのは
相手のハードルを明確にして
そのハードルを越えるために
どうするかを
一緒に考えること。
どのように考えていけば
そのハードルだを
乗り越えることができるのか?
コーチング的な質問を重ねながら
相手の思考に
伴走することが
「人を育てること」
自分で思考して
自分で試行錯誤するという
体験が大事です。
相手が思考を深め
小さな一歩を踏み出すために
「良質な質問」は
不可欠です。
相手の凝り固まった
思考を動かすのも
「良質な質問」
できるかなぁと思った方は
こんな強い味方が!
↓ ↓
HMレジリエンスメソッド
「楽しい質問カード」
https://www.heart-m-letter.com/tanoshii-situmon
全国の保健室や相談機関で
ミラクルを起こしています。
HMレジリエンスメソッドは
元宮崎大学教授
佐藤容子先生からも
推薦文を頂いています。
それでは
今日も、今日も素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年11月9日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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