メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
10月1日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
9月25日に
宮城県学校保健会で、養護教諭の先生方向けの
講演をさせていただきました。
午後のシンポジウムでは
宮城県在住のベーシック修了生が2名、
実践発表者として登壇しました。
お二人とも
「自分の状態が整うことで職員との関係性が好転。
子どもたちの反応も変わった!」
ということを話してくださいました。
発表者のお一人K先生から
「子どもたちがたくさん来室して、他の職員から
たいへんだね、がんばっているねと言われることで
自分の存在価値を感じていた自分が
保健室コーチングを受講することで、その意識に変化が起きた。
今は、来室者が減り
生きるチカラを育てるかかわりができるようになった」
という話がありました。
この発表に対して、なるほど!という質問がありました。
「保健室来室者が減るのは、よいことなのか?
話をしたくても来ない子をとりこぼしてしまうのではないか」
というご質問でした。
確かに、そういう疑問はわいてきますよね
そして、この質問に対しての回答が
本質をとらえ、秀逸でした。
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これまで
何度話を聴いても
同じパターンを繰り返しやってくる生徒が
コーチング的対応をすることで
自分で課題を解決できるようになったから
というのが、この数字に表れている
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保健室には、
しっかり話を聴いて
感情も癒してあげたはずなのに
また、同じパターンの問題を繰り返し
来室してくる子どもはいませんか?
桑原も
NLPや脳科学に出会う前は
このような生徒への対応に困っていました。
「これって、自分のアプローチの何かがまずい!」
と感じたことが
学びが始まった理由の一つでもありました。
NLPや脳科学を学ぶことで
人間のしくみを知り、人が悩みを作り出すシステム
そこから脱して、悩みを成長に変えていくシステムが
理解できてからは
自分の意識も、子どもたちへの対応も変わりました。
『たくさん来室する=頼りになる養護教諭』
という思い込みがどこかにあったことにも気づきました。
そして
悩みへの対応、その時の感情を何とかしようとする対応から
子どもたちが未来を生きていくための
「生きる力」を育てるアプローチに、シフトすることができました。
話を研修会に戻します。
こうした深いやり取りがあった宮城県学校保健会の
午後のシンポジウム。
そのレベルの高さと、本質を語り合う皆さんの姿に
感動しました。
今年は、
8月から9月にかけて
全国の県単位の養護教諭研修会で
講演させていただきましたが
本当にどこに行っても、「養護教諭の先生の真摯な姿」に
心打たれ、役員の方々の熱い想いに触れました。
そして、やはり思うのです。
学校は、
きっと保健室から変わっていく!と。
養護教諭の先生の
潜在的能力を引き出していくための
様々な取り組みを
今後も、
認定講師たちと続けていきます。
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https://1lejend.com/b/IRnMnAEvyo/
※ちょっと加筆します。
目の前の子どもたちの感情を何とか和らげてあげようとするのではなく、
その感情を作り出す思考パターンに気づくアプローチが必要。
そうでなければ、子どもたちは、
自分の感情を癒してくれる人を生涯、探し続けることにもなりかねません
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