姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

心に響いた「あるあるレンジャーカード」の実践

2022年02月08日 | ハートマッスルレジリエンスメソッド活用

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「心に響いた≪あるあるレンジャーカード≫の実践」です。

 

先日の無料コンサルで
受講生さんからの
「あるあるレンジャーカード」を活用した
実践事例の紹介していただきました。

※「あるあるレンジャーカード」は、

ハートマッスルレジリエンスメソッドの1つで
自分の中に存在するいろいろな自分に気づき
受け容れていくためのカードです。


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毎月の体重測定の時に
あるあるレンジャーカードを
使っています。

『私の大事なレンジャー!出ておいで』

という言葉とともに
あるあるレンジャーを1枚引き、

子どもたちは
『僕の大切なレンジャーを紹介します』

と言って
自分の中に存在するそのレンジャーを
説明するという取り組みです。

子どもたちは、この発表会が大好きで
毎回喜んでくれています。

子どもたちは、
一見、マイナスに感じるレンジャーが出ても
そんな自分もいることを受け容れ、
「それも大切な自分の1つ」
と、とらえて紹介しています。


その中に、3か月続けて
「怒りんぼレンジャー」を引いてしまった子がいて
「もう、いやだ!」と言い始めました。

その子のお母さんには
「おうちでは、まさに怒りんぼなんですよ。
その通りなのに・・・(笑)」と
ご理解いただいていました。

しかし、一人でもそう感じる子がいるとしたら
もう、この取り組みをやるわけにはいかない
と思っていました。

その後、その子と個人的に話をしたところ、
「また、次も引いたら、みんなに笑われる」
という思いがあることを打ち明けてくれました。

それでも、その子は
「もう1回だけやる。でも、次もまた
怒りんぼレンジャーが出たらもうやらない」

言ってくれました。

そして、翌月引いたあるあるレンジャーは

「泣き虫レンジャー」
困った顔をしたこの児童に友達が声を掛けました。

「●●ちゃん。泣き虫の面もあるけど
それだけの子じゃないよ!」

「私も意地悪レンジャーいるよ!」


子どもたちの言葉に
私の方が泣けてしまいました。


まさに継続は力!
自己受容の取り組みを続けていてよかった!
と思得た瞬間でした。

子どもたちの心の広さは
大人以上だと思いました。

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心温まる実践ですよね。

自己肯定感、自己受容の本質を理解されている

方だからこその継続的な実践だなぁと

心がホカホカしてきました!

あるあるレンジャーカードは
現在、全国の小中高で活用されていますが
説明書に掲載している
基本的な活用法だけでなく

現場の先生方が、
柔軟な発想で
活用してくださっていることに
感動します。

保健室コーチングでは
自己肯定感とは
自分を好きになることではなく

「自分」の定義を子どもたちに伝えたうえで
どんな自分も必要があって存在している
どんな自分も、排除することなく
いてもいいよと思えるという
自己受容であるととらえています。


自分の中にいるたくさんの自分を
客観視し、
受け容れていくためのツールが
あるあるレンジャーカードであり
生きづらさ妖怪さんたちなのです。

 

それでは
今日も素敵な1日を!


この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
 2022年1月5日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

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