彦中三八ブログ 

彦島中学校を昭和38年3月に卒業した同期生のためのブログ。 掲示板「彦中昭和38年卒同期会」にもお立ち寄りください。

明石八山寺 その1

2014年01月26日 16時50分47秒 | 神社・仏閣

先週、近場へのサイクリングとして、太山寺に行ってきたことを
報告しましたが、
どうせなら、何かテーマを持ってサイクリングした方が楽しそうだと思い、
「明石八山寺」を選びました。

先週訪れたのが、明石八山寺の一つだったから
いっそのこと、八山寺の八寺を一気に回ろうと計画しました。

そもそも「明石八山寺」とは何か。
昔、明石藩が明石一帯を治めていた頃、
奈良時代から千年前の時代にかけて創建された古い寺院を
明石藩が手厚く保護したのが「明石八山寺」と言われています。

歴史の中で、これらの寺は、栄枯盛衰を繰り返したと伝えられていますが、
それでも、現在まで焼失再建を繰り返しつつ、今日まで存続してきました。

これらの寺々をグルッと一周して訪れようと決め、
コースを選んだ結果、
八山寺のあるエリアのほぼ中心が西神中央駅あたりになるので、
その近くの、神戸ワイナリー(ワイン城)をスタート地点として、
一周して最後はまた神戸ワイナリーに戻ってくることにしました。

コースの延長はほぼ50kmで手ごろですが、
明石川とその支流と、
それに並行して流れる2本の川を地域としているため、
ある谷筋から尾根を乗り越えて隣の谷筋に走ることになり、
結構しんどそうです。
しかし、決めた以上走りきらねば。

ということで、昨日走ってきました。
すべてを一回で報告するのは大変なので、
ポツリポツリと、数回に分けてご案内したいと思います。

スタート地点のワイン城前です。

以前は、茶色に見える斜面に大きく案内看板が立てられていたのですが、
チョット寂しい風景ですが、
休日ともなれば、たくさんの自動車が家族を乗せて集まってきます。

先週報告した太山寺は、山門だけを訪れました。

バス停のすぐ傍が山門です。
そしてそこから少し行くと、温泉場です。

「なでしこの湯」と名づけられて、結構、はやっています。
昨日も駐車場もいっぱいでした。

傍を流れる川は、明石川の支流「伊川」です。太山寺の境内付近では
「太山寺川」と呼ばれているようです。
そして次のお寺は「転法輪寺」(てんぽうりんじ)。
このお寺は、垂水駅そばを流れて明石海峡に注ぐ福田川流域になるので、
早速尾根越えです。
尾根を越えて、神戸市営地下鉄の総合運動公園を通り抜けていきます。
ざっと40分ほど掛かってしまいました。

広い新しい道と狭い旧道が入りくんでいて、チョット戻って
ようやく参道入口にたどり着きました。

左側の歩道は階段があり、自転車では無理。右の車道が良いよ、と
通りすがりの人に教えてもらい、車道を登り、
ようやくたどり着きました。

車の多い道路を走って、ついたお寺が、山の森に囲まれたお寺です。
これが本堂です。
え?こんなところにこんなに静かな空間が?
と思われるほど静かな境内でした。

手前が阿弥陀堂、その向こうが大師堂、そしてその向こうが本堂です。
このお寺は、806年に創建されたと伝えられているそうです。
またこのお寺の本尊は、垂水区で一番大きい仏像だとのこと。

鐘楼もそろっています。

一通り拝観したら次へ移動です。
次は「明王寺」(みょうおうじ)です。
転法輪寺から数百メートルの位置にあります。
山陽徳島道(高速道路)への入口とバイパス道路とが
複雑に交差する垂水ジャンクションのすぐ脇にありました。

このお寺も、転法輪寺と同じ頃創建されたようです。
諸堂は比較的新しく見えました。

昔は、垂水ジャンクション周辺も森だったのでしょうが、
今では完全に都会になっています。

境内の道路から振り返ってみると、正面に小学校の時計塔が見えています。
向こうの山も頂までビルがビッシリです。
ちょうど、JRの塩屋駅背後のジェームス山の辺りです。

さて次のお寺へと移動ですが、
長くなったので今回はここまでにしましょう。


by w

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