0010110 足は大地に、理想は高く、心には愛を!

安心リラックスのんびり明るくいい気分、ワクワク実行を意識して生活します。地球文明もあと5年

アミシリーズのレビュー

2014-01-08 10:08:10 | 愛と感謝
この宇宙の、絶対的要素!


「あなたは存在している」
「一は全、全は一」
「与えるものを受け取る」
「変化は常に起こっている」

「すべては、いま、ここに在る!」



おはようございます。

久しぶりに「アミ」シリーズについて、です。
この「アミ」シリーズのなかで、アミは牛肉を食べるペドリートたち
に向かって、

「うへえ、牛の死骸なんてかわいそうで食べられないよ!そんなの食べる
 気が知れないよ!」

などと、よく言います。
ということは、逆にそれだけ人間が「肉」を食べる、もしくは肉食に関する
話題のシーンが多い、ということなんだけど、ブックレビューなどで、
「アミ否定派」がもっとも喰いついているのは、おそらくこの部分でしょう。

「肉が悪くって、植物なら食べていいって、おかしいだろ!どっちも同じ
 命じゃないか!」

主にこのポイントに焦点を集めて「アミ」のお話を全否定する、という傾向
があるように思いました。
(まったく、人間は全肯定か全否定じゃないと、気がすまないようです)


たぶん、大方は焼肉が好きな方たちなんでしょう。(独断)
もちろん誰だって、自分が大好きなものを否定されたらいい気分じゃない。



ところで最近読んだ漫画「銀の匙」最新刊には、こちらは養豚ですが、
解体する工程を漫画なので、分かりやすく解説してくれていました。

アタリマエですが、誰かが「経済動物(この名づけ方もなんか、可哀そう
だよね)」の死と立ち会ってくれているからこそ、僕らは気軽に肉を食べ
られるんです。

誰かが消費者のために、動物を気絶させ、切りさばいて血を抜き、バラバラ
に解体してくれるからこそ、僕らは気軽に肉を食べられるんです。

お肉が好きなら食べていいのは当然です。

でもやはり、僕らがいまこうやって気軽に食べられるのは、
「食べられるために育てられた経済動物」 
が居てくれて、同じく、その死と向き合ってくれる人が居てくれるからこそ
です。

だからせめて、買うとき、料理する時、もちろん食べるときは感謝が必要
だと思うんです。(アタリマエでしょう?)

でも日常のことだから、例えばほぼ連日、お肉が大好きで食べ続けている
ような方だったらなおさら、それらは違う意味で「アタリマエ」になって
しまい、感謝の気持ちなんか、なかなかその都度持てないでしょう。

だからこそ、思い返さなきゃね。

僕らの血肉となってくれる命に、改めて感謝しようじゃない。

野菜であろうとお肉であろうと、僕らの血肉となってくれる命には、もっと
もっと感謝が必要だよ。



話を戻しますが、

いま僕ら人類の多くは、お肉が大好きだ。

アミの言葉は「肉を食うのはいけないこと」と誤解されがちだけど、そう
いうことではなく、いずれ人類も、進化の過程で、だんだん肉食じゃなく
なっていく、ということだそうです。

その先に、タンパク質摂取のための「豆食」があり、さらなる進化に向かっ
て行くと、もう食事の必要性さえなくなると。

さらに振動が高まると、もう物理的にカラダを維持する必要がなくなる
(・・・・SF?^^いえいえ)


というのも、この進化の過程で、いまのような「食」よりも、もっと興味の
大きな対象が、人生に現れるようです。
それらはいまのレベルでは想像できないほど壮大で、栄光に溢れた経験で
しょう。
つまりいずれは、食べちゃダメ、ではなく、自ら食べなくなる、というのが
自然な進化だということが納得できます。

「食べること」に興味が無くなるなんて、そんな進化はイヤだなあ、味気ない
ぜ、と思うかもしれませんが、やはりそれは、いまの人間の精神レベルの感覚
では、ということ。
数百年後は、地球人も自分たちの過去を振り返って、アミと同じようなこと
を言ってるように思います^^

人類全体の思考の変化は、環境にも影響します。(なのでそのとき、肉食の
他の生き物たちはどうなっているのか?そこも興味深いところです)



もうひとつ、アミは僕ら地球人より進化していますが、その言動からは、
まだまだ僕らに近いってことが伺えます。

アミの言葉の中に、あなたの気分を害するものがあるとすれば、あなた
(僕らも)はその何倍もの、相手の気分を害する言葉を放ち合いながら
生きているのかも知れません。
とにかく、人類はまだまだそういう段階だ、ということです。

他にも、アミは機械に頼りすぎだとか書かれてますが、この物語に見るべき
は、そんなささいなことじゃない。

そんな高度なテクノロジーは、なにを基盤に存在するのか、そして彼らは
それらを、どういう信念で使っているのか、そしてときには命懸けで、この
宇宙のいろんな種族の進化をサポートしてくれているんだ・・・
ということを知ってほしい。

そもそも、

人間の思考の、常識の範囲を越えたこの広い大宇宙、そのなかに生きている
知的生物は地球人だけなんて、どれほど矛盾した考えでしょう?

しかも進化の頂点にあるなんて、どれほど傲慢で支離滅裂なことを、僕らは
「常識」として生きてきたんでしょうか。

もちろん初めは可能性を感じるだけでもいいと思います。

この宇宙の、地球人の真実を描いている(かも知れない^^)アミ3部作。

あなたはどう捉えるでしょう?

やっぱり「こんなのウソだ!カルトだ!騙されるな!」ってレビューに書く
のかな?(笑)


もちろん、それもまた自由なんだけどね。