壁屋の十勝情報

出来るだけ十勝(帯広)情報を提供しようと思っています。北海道のなかでも北海道らしい十勝地方を知って!!

コンベックス(スケール)

2006-12-22 19:58:02 | 住宅知識・仕事
 今日は、、、冬至です。。。暦的には、一年で、一番昼の時間が短い日・・・・・
 十勝・帯広市では、午後4時頃には、夕闇で、、、、

 本文とは、、、全然、関係ない話ですけど・・・



 今回紹介するのは、『コンベックス』または、『スケール』と呼んでいる、巻尺。。。でいいのかな??
 ようするに、長さを測る道具です。



 土木・建築関連者であれば、最低でも1個は持っていると思います。
 私メの場合は、コンベックス3個。。。。

 写真向って右から、、、、、

 5.5mタイプ・・・・・ 真ん中が、、、、7.5m。。。。一番左が、7.5mタイプ。。。。
 因みに、曲尺(まがりがね)は、参考ということで・・・


 見た目で、使用頻度の違いが分かるけど、一番左端のコンベックスを一番使っています。



 きったね~~~~

 気付いた人がいるか分かりませんが、7.5mとか、5.5mという長さについて、『半端~』 と思いません??

 ・・・思わないか・・・・・


 元々、日本は、『尺貫法』という面積や長さの単位を使っていました。
 現在では、『メートル法』が使われているが、この『メートル法』は、太平洋戦争後なので、長い歴史がある『尺貫法』で作られた日本家屋などでは、今でも、『尺』が基本になります。

 多分、一般の人が理解するのが容易だと思うのが、『畳』だと思います。

 『6畳一間』と言うように、畳の大きさが基準で建物が出来ていると考えて下さい。
 では、畳の大きさですが、3尺×6尺(910mm×1820mm)です。
 京畳など、ちょっち寸法が違うのもありますが、基本は、3尺×6尺です。

 1尺=約0.303m これを、基準として考えると、18尺で、約5.454m 25尺で、約7.57575mとなります。

 どうです、5.5mとか7.5mという意味が分かってもらえますか~


 余談でしたね・・・・




 目盛りに、『JIS1級』のマークが付いています。
 もし、コンベックスを持っている人がいたら、見てみてください。
 付いていないコンベックスですと、1mで1㎜ほど狂っていることが、多々にしてあります。

 使い込むと、目盛が消えたり・・・・・



 フックの爪先が曲がったりして・・・・

 こうなってくると、もうそろそろ、買い替えの時期です。。。


 コンベックスは、私メの場合、約半年で買い替えます。
 道具ですから、使い勝手のいいのを選んでいますけど、本当に、しっくりくる道具というのは、なかなか当たりません。
 『あた~~~り~~~~~~』と思った道具ほど、、、壊します。。。


 なぜ~~~


 コンベックスごときで、長々と書いてしまった・・・・
 使い方は、色々とあるけど、今回は、こんな使い方を紹介しよう!




 今だまだ、怪我をしている、【ひかる君】に登場してもらい・・・・・


 機動!!



 【ひかる君】は、水平のレーザー光を照射してくれてますので、建物の歪みを計測・・・・・・・



 約60㎜です。。。。。。ね。。。。。。。。では、反対側は。。。。。



 ん~~~と、、、分かりづらいけど、、、、約64㎜ですか・・・・・・


 4㎜も違うじゃん!!




 てな、感じで使ったりもします


 実際には、数ミリ単位の所では、『曲尺』を使用します。コンベックスは、基本的に、30㎝以上の長さを測るのが基本かな。。
 まあ、道具なので、今回の紹介は、、、、ここまで!