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ユーロ急落、10年半ぶり安値 NYで一時100円73銭

2011年12月29日 08時49分22秒 | 為替
28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=77円90銭~78円00銭で取引を終えた。イタリア財政を巡る懸念を背景に、ユーロが対ドルで下落。対円でもドル高が波及して円売り・ドル買いがやや優勢だった。

 年末を前に休暇を取る投資家が多く、取引は盛り上がりに欠けた。積極的に手掛ける雰囲気はみられず、この日の円の安値は78円04銭、高値は77円56銭だった。

 円は対ユーロで3日続伸し、前日比90銭円高・ユーロ安の100円80~90銭で終えた。一時100円73銭と、2001年6月以来、約10年半ぶりの円高・ユーロ安水準を付けた。年末決済に向けて企業からユーロ売り・ドル買いが広がり、円にも買い圧力が強まった。

 イタリアは29日に10年物国債などの入札を実施する。同国は2012年に国債の大量償還を控えるだけに、年内最後の落札結果に対する市場の関心は高い。結果を見極めたいとの雰囲気が強く、ユーロ買いを控える要因になった。

 ユーロは対ドルで大幅に反落。1ユーロ=1.29ドル台前半と、前日の1.30ドル台後半から水準を切り下げた。一時1.2912ドルまで下げ、1月11日以来、約11カ月半ぶりの安値を付けた。欧州問題に対する懸念は根強く、ほぼ1日を通じて安値圏で推移した。ユーロの高値は1.3076ドルだった。


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