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NY円、6日ぶり反落 1ドル=80円55~65銭で終了、協調介入で

2011年03月19日 10時19分52秒 | お役立ち情報
18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は6営業日ぶりに大幅に反落し、前日比1円75銭円安・ドル高の1ドル=80円55~65銭で取引を終えた。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の声明に基づき、米連邦準備理事会(FRB)が円売り・ドル買い介入を実施した。

 米東部時間17日夜(日本時間18日午前)、G7財務相・中央銀行総裁会議で各国が円高を阻止するための協調介入を実施することで合意した。日欧市場に続き、ニューヨーク市場では取引開始直後に2度ほどFRBによる小規模な円売り・ドル買い介入があったとの指摘があった。円は午前半ばに一時81円76銭まで下落した。

 午後に入ると円は下げ幅を縮小した。急速に円安が進んだため、持ち高調整や目先の利益を確定する目的の円買い・ドル売りが入ったという。ニューヨーク市場での円の高値は80円52銭だった。

 円は対ユーロで大幅に下落し、前日比3円70銭円安・ユーロ高の1ユーロ=114円30~40銭で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が円売り・ユーロ買い介入を実施し相場を押し下げた。

 ユーロは対ドルで大幅に続伸。前日終値の1ユーロ=1.40ドル台前半から1.41ドル台後半に水準を切り上げた。対円でのユーロ買い圧力が強かったため、ユーロの対ドル相場でもユーロ買いが広がった。米株式相場の上昇を背景に投資家がリスク回避姿勢を緩め、相対的に金利の高いユーロを買って金利の低いドルを売る動きも見られた。ユーロは1.4185ドルと昨年11月5日以来、約4カ月半ぶりのユーロ高・ドル安水準を付ける場面があった。この日の安値は1.4122ドルだった。

 円は対英ポンドや対カナダドルでも大幅に下落した。英中銀のイングランド銀行が円売り・英ポンド買い、カナダ中央銀行も円売り・カナダドル買い介入をそれぞれ実施した。


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