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<中国気になる話>料金が折り合わなかったため?!救急車による患者置き去り事件―湖北省

2013年05月07日 08時26分30秒 | 海外情報
2013年5月2日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、中国の救急車による患者置き去り事件を伝えた。

湖北省武漢市に住む陳さん。メーデーの休暇は美しい森林で知られる観光地、湖北省の神農架林区に旅行することに決めた。家族と一緒にツアーに参加したが、思わぬアクシデントに見舞われた。夜中、明かりのない暗いトイレで転倒、くるぶしを粉砕骨折する重傷を負ってしまった。

持病の糖尿病のために血圧も上がり危険な状態で、一刻も早く大病院で手術する必要があると地元の診療所は診断した。自宅がある武漢市までは約200キロの道のり。だがそれは果てしなく遠い旅となった。

救急車で武漢市まで送ってもらえるという話になったが値段をめぐって紛糾。当初は3000元(約4万8000円)という話だったが、出発直前になって診療所側が5000元(約8万円)とふっかけてきた。結局警察を呼んで仲裁してもらったところ、無料で武漢市まで送ってもらえることになった。

ところがその救急車、出発していくらもたたないうちに「ブレーキが壊れた」と運転手。別の救急車を呼んだのでそちらに乗ってほしいという話になった。ところがその救急車は近隣の病院に所属している車両で、武漢市に送り届けるという話は聞いておらず、単に自分の病院に運ぶためにやって来たのだという。

最初の救急車に置き去りにされた形になった陳さんは神農架林区の関係者を呼び、再び交渉する羽目になった。前回同様、警察の仲介により車で送ってもらえることが決まった。

ようやく武漢に帰れると思ったのも束の間、その車は近隣の長距離バスターミナルまでしか送ってくれない。陳さんも観念したのか、痛みをこらえながら長距離バスで武漢市まで戻った。血圧が上がり、移動中はほとんど昏倒(こんとう)している危険な状態だったという。(筆者:chinanews)


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