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ホテル代払えば、室内備品はすべて自分のもの?中国人はスタンドや絵画まで持ち帰る!―香港紙

2013年10月23日 08時19分51秒 | 海外情報
2013年10月17日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、ホテルの予約サイトが実施した備品を持ち帰る宿泊客に関する各国・地域別の調査結果を紹介した。それによると、宿泊客の35%が何らかの備品を持ち帰ったことがあると回答したが、中でも中国人は洗面用品などだけでなく、室内のスタンドや絵画など大型備品まで持ち帰る傾向があるという。18日付で参考消息が伝えた。

ホテルに宿泊した際に何を持ち帰っても良いかについては議論のあるところだが、国籍が異なれば当然この問題に関する認識も異なってくる。中国人宿泊客が多くを占める香港のあるホテルでは昨年、宿泊客のチェックアウト後に室内の移動可能な物品のほとんどが消失していたという“事件”が発生した。

事情を聞かれた中国人宿泊客は「宿泊費を払った以上、部屋は自分たちのもの。だから室内のものはすべて自分たちのもの」との認識を持っていた。また、同じような観点から、テレビの画面を損傷した場合にも責任は自分たちになく、ホテルが修理費を出すべきだと考えている中国人宿泊客も多い。

こうしたトラブルを防止するため、チェックインの際に宿泊客に誓約書へのサインを要求するホテルも増えている。あるホテルでは客室内にタオルからドライヤー、バスローブに至るまですべての備品の料金表を掲示して責任の所在と賠償金額を明確にし、一歩進んだ対策を施している。

ホテルの予約サイトhotels.comが行った備品の持ち帰りに関する調査によると、世界で最も誠実な宿泊客はデンマーク人で、88%の回答者が「備品を持ち帰ったことがない」と回答した。2位はオランダ人(同85%)、3位はノルウェー人(同84%)、最下位29位はコロンビア人(同43%)だった。アジア地域では香港人が最も誠実で、ブラジルやカナダと並んで世界4位。台湾人は9位、シンガポール人は11位という結果だった。

各国の人々が持ち帰る物品は洗面用具やタオル、紡績品、本や雑誌など細々とした備品が多い中、中国人だけは状況が異なっていた。中国人の34%がスタンドや時計、中には壁にかけてある絵画まで持ち帰ったことがあると回答。中国人の順位は米国人と同じ23位だったが、米国人が持ち帰るのは紡績品やタオルなどで、大型備品は含まれていなかった。(翻訳・編集/HA)

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