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「いつも心は折れそうだけど」 柳井正氏の自分論

2018年01月19日 15時02分54秒 | 経済
 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、家業の紳士服店を世界的な衣料品企業に成長させた立志伝中の人物だ。しかし、自身を振り返り、「僕は内向的で、経営者に向いていなかった」「いつも心が折れそう」と意外な心のうちを吐露する。24歳で家業に入り、40年以上経営の第一線で走り続けた柳井氏のモチベーションとは何か。
■「経営者向きではなかった」
 ――柳井さんの持論は「失敗しても諦めずに挑戦する」です。心が折れそうになることはないですか。
 「いつも折れそうだよ(笑)。僕は、もともと内向的で、経営者に向いてない性格だったしね。学生のときは、本ばかり読んでいた。商売人どころか仕事しないで一生暮らせる方法はないかな、と思ってた。でも、何度も経験するうちに免疫がついてくるんじゃないかな」
 ――いつ、経営者としての気持ちが芽生えたのでしょう。
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