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【神は存在するか】「宇宙の創造主は、微粒子の中に棲む宇宙人」ついに米科学者が神を証明!?

2016年11月30日 08時16分15秒 | ニュース
 なんと、ミチオ・カク教授が神は実在し、しかも数学者であると断言! にわかには信じがたい話だが、スティーブン・ホーキング博士や最先端の物理学からも、カク博士の理論を裏付ける発言があちこちから飛び出しているというのだ。
■ミチオ・カク「神は数学者」と断言
 米ニューヨーク市立大学の物理学者であり、最先端科学の知見から今後の世界を予想する未来学者でもある、ミチオ・カク教授。これまでにも、「CIAによる気象操作」、人類を滅亡に導く「惑星バスター」、「パラレルワールド」の存在などに言及してきたが、この度、世界中の著名科学者や思想家の生の言葉を届けるサイト「Big Think」のインタビューで、さらなる驚愕の発言をしていたことが分かった。なんと、「神は数学者である」というのだ!

 インタビューでカク教授は、ニュートンやアインシュタインが自身の物理学理論を表現するために、微積分などの数学理論を用いてきた事実を指摘。さらに、最先端物理学が扱う、物質の最小単位は粒子ではなく振動する「ひも」であるという「超ひも理論」でも事情は変わらないと語る。
「物理学は何十年も研究されてきました。その間、我々物理学者は原子爆弾を製造したり、惑星やレーザー光線を研究したりしてきましたが、近年、10~11次元の超空間に存在するひもを対象とする“ひも理論”が発見されました。この次元は超空間であり、超―対称的であるため、“超ひも理論”と呼ばれています」(カク教授)「これまで物理学では『電磁』、『重力』、『強い力』、『弱い力』の4つの力が発見されていますが、この4つの力を統一して説明できる方程式がなかったことが問題でした。しかし、超ひも理論の登場によって、全ての現象が1インチ程度の方程式で表現できる可能性が出てきました。この方程式は、全ての自然的力を結合する統一理論であり、神の御心を読むための鍵であることが分かりました」(同)「超ひも理論は物理学の分野から出てきたにもかかわらず、数学界にも革命的といえるほどの大きな影響を及ぼしました。ご存知の通り、この理論は純粋数学的なのです。そのため、最終的な結論を申し上げると、『神は数学者である』ということになります。そして、神の御心を読むことにより、神の御心とされるものについて語ることができます。それは、宇宙的ミュージック、11次元の超空間に響き渡る弦楽器の音色に他ならないのです」(同)
 つまり、宇宙の謎を全て解くかもしれない「超ひも理論」が、数学に依拠した理論だとすれば、神は宇宙を数学的に完璧に設計した天才数学者と言っても差し支えない、ということだろう。キリスト教系メディア「クリスチャントゥデイ」によると、カク教授は、「人類学と文化研究の地球哲学協会(the Geophilosophical Association of Anthropological and Cultural Studies)」の発表で、「人はある知的存在が創造した法則の支配する世界に存在しているという結論に至った」とまで述べていたそうだ。信じ難い話ではあるが、カク教授の他にも同様の結論に至った物理学者が何人もいるのだ。
■米科学者「宇宙人は極小粒子に存在する!」
 英紙「Express」によると、科学誌「Nautilus」掲載の論文において、米コロンビア大学ケイレブ・シャーフ教授が、重力から光にいたるまで全ての物理法則は超知性を持つエイリアンが支配していると主張。さらに、そのエイリアンたちは、原子よりも小さい極小粒子の中に存在しているというのだ。突拍子もない発言のように思われるが、カク教授が「神の御心」と呼ぶものをシャーフ教授は、「エイリアン」と呼んでいると考えれば、それほどおかしな話ではないだろう。
「おそらく、劇的に進化した生命は単に地球外生命体であるというだけではありません。それはあらゆるところに偏在しています。エイリアンは、我々が認識する物理世界に内在しているのです。こう言い換えることもできるでしょう。生命は方程式の中にいるだけでなく、方程式そのものなのです」(シャーフ教授)「人類が彼らを見つけ出すことは現時点では不可能です。なぜなら、彼らは自然世界を構成している物の中の疑いをかけられないほど重要な部分を形成しているからです」(同)
 「方程式そのもの」であり、「自然世界を構成している重要部分」といえば、まさにカク博士が言うような「数学者としての神」のことだろう。さらに驚くべきことに、超有名理論物理学者であるスティーブン・ホーキング博士も神と宇宙について語っているのだ。
 ホーキング博士によると、最新の物理学理論を前提にすれば、宇宙の創造者を考えることは余分であるが、宇宙を生み出した物理法則に、カク教授がいう「神の御心」や、シャーフ教授がいう「極小粒子に居住するエイリアン」と同じものを見ているようだ。アメリカ人物理学者レナード・ムロディナウとの共著「The Grand Design」で博士は次のように語っている。
「宇宙はビッグバンで生まれました。そして、ビッグバンは決して避けることのできない物理法則の結果として起こったのです」(ホーキング博士)「重力のような法則があるため、宇宙は自らを無から創造することができますし、これからもするでしょう。この自発的な創造こそ、何も無いのではなく、何かがあることの理由であり、宇宙が存在する理由であり、我々が存在する理由なのです」(同)「宇宙の誕生に神は要りません。宇宙は自らを生み出すことが可能なのです」(同)
■400年未来を生きていた異端の哲学者スピノザ
 3人の物理学者が「神と宇宙」について恐ろしいまでの一致を見せているが、実はこのような宇宙観は古代ギリシアの「新プラトン主義」から続く歴史あるもので、17世紀オランダの哲学者バールーフ・デ・スピノザが「汎神論(pantheism)」として高度な哲学体系にまで築き上げている。
 神といえば一般的に、イエス・キリストなどのように、人間やモノと同じように存在する者だと思われがちであるが、スピノザのいう神はこの宇宙そのもののことであり、しばしば「神即自然(自然こそが神)」と表現される。面白いことに、カク教授が「数学こそ神の御心を知る鍵である」と発言していたが、スピノザも数学的に世界の実相に迫ろうとした哲学者なのだ。主著『エチカ』の副題には「幾何学的秩序に従って論証された」と書かれている。
 スピノザの「汎神論」は伝統的なユダヤ教の教えから大きく逸脱するものとして、ユダヤ人共同体から追放されることになるが、今後の物理学の進展次第では、当時とは真逆の事態が起こることだろう。それというのも、カク教授やシャーフ教授が言うような「超ひも理論」や「極小粒子の中のエイリアン」が実際に発見された時、我々が必要とするのは、伝統宗教ではなく、スピノザの神である可能性が極めて高いからだ。(編集部)