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第二十九話 「フレッシュ、ためぞう。」

2014年11月30日 17時13分08秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 II 第二十九話



   「フレッシュ、ためぞう。」



 ためぞうの朝は早いです。


 起きて、エリスねーさんたちの朝食の支度をして、

 牛乳配達に出かけます。


 ためぞうは、

 お世話になっているエリスねーさんの為に、

 少しでもできる事はないかと、

 アルバイトをやっています。


 日々の牛乳配達と、

 ドラゴン魚市場のお手伝いをこなし、


 ファルさんのいるお花屋さんで、

 ときどき働いています。


 今の時刻は、朝の四時半くらいです。


ためぞう「これから、年末がやってくるので、

     いろいろと準備をしておきたい、ためぞうです。


     とくに、何が忙しいというのは、

     よくわからないのですが、


     備えあれの気持ちで、

     努力していきたいと思います。」


 寒い季節になりましたね。


 エリスねーさんの寝ている羽根布団の中は、

 きっと、やさしい温もりで溢れていることでしょう。


 ユッキーさんも、くっ付いて寝ています。


 最近、セリスさんもよく泊まるようになりました。

 たぶん、布団の中にいるでしょう。



 ・ それとなく、もぐってみませんか?



ためぞう「・・・。


     そりゃね、

     『へんなウワサ』が立たなければ、

     そういう温かさは、興味がないわけじゃないよ。


     でも、今のオレには、

     牛乳を待ってくれてる人たちの、笑顔が見えるんだ。


     特に、最近、

     リンカさんは、いい笑顔になったね。」


 ためぞうは、誘惑に強くなりました。

 数々のワナな試練が、

 今のためぞうを支えているのです。


 ためぞうは、ワナ耐性が強化されています。


 ためぞうの言うように、

 リンカさんは本当に牛乳を待っています。


 ためぞうを、さりげなく成長させている、

 この日々の積み重ねが、

 今のリンカさんには、輝いて見えるのです。


 ローゼさんのマンションで、眠た目をこすりながら、

 リンカさんは、ためぞうを待っています。


リンカさん「おはようございます。


      牛乳を配達したいとさえ思わせる、日々の成長に、

      最近は、すっかり早起きになってしまいました。


      ローゼ姫さまや、ハインさんのように、

      デカチチになりたいとまでは思いませんが、


      希望があるというのは、

      素敵なことですね。」


ローゼさん「・・・聞こえていますよ。」


リンカさん「もぅ、


      そんなにあまってるんなら、

      少しは分けてくださいよッ!」


ローゼさん「えっ、えーー!?」


 リンカさんは、ちょっぴり強くなりました。


 夢のある仕事をしている、ためぞうです。


 ためぞうは、エリスねーさんたちを起こさないように、

 牛乳配達のバイトに出かけます。


 お布団の中から、セリスさんの声が聞こえました。


セリスさん「ためぞうさん、がんばって下さいね。」


 セリスさんは、寝たふりをして

 布団にもぐりこんでいるようです。


 やはり、ワナでした。


 ためぞうは、セリスさんの声の方に軽く手を振って、

 エリスねーさんの家を後にしました。


 最近、ためぞうが牛乳配達に遅れると、

 古蔵さんという、ネコ好きな方に、

 配られていることがあったりします。


 ためぞうは、配達所で古蔵さんに会いました。


ためぞう「おはよう、古蔵さん。」


古蔵さん「おはよう、ためぞう君。


     乙女に、気合いゲージがマックスな、

     ネコのマスクの古蔵です。」


 古蔵さんは、この長崎ドラゴンタウンでは、

 ネコのマークの配達屋さんをしています。


 仕事に、やりがいを覚えた古蔵さんは、

 ためぞうが忙しい時は、代わりに牛乳配達をしてくれるいい人です。


 何故か、ためぞうとは気が合います。


古蔵さん「ためぞう君って、クリスマスとかどうなってるの?


     靴下が、この世で最も輝くであろう、


     なかなか夢のある日なんだけど。」


ためぞう「エリスねーさんが、つけヒゲ付けて、

     プレゼントをくれる日ですね。


     その次の日に、ケーキが安いので買ってます。


     ロマンのある方の、

     クリスマスイベントは、

     オレは、取りこぼすと思います。」


古蔵さん「正直言うと、


     古蔵さんはね、乙女とその日を過ごしたいのです。


     その想い出があれば、

     きっと、さらなる高みに行ける気がします。


     行けるでしょう!


     古蔵さんが、この地で、

     真の姿を取り戻すチャンスなのです。」


 古蔵さんの気合いは、わりと空回りしています。


 ためぞうは、古蔵さんと話しながら、

 新鮮牛乳をお届けしています。


ためぞう「吹き矢ですか?


     惚れ薬の塗ってるヤツ。」


古蔵さん「それは、最後の手だね。


     連射ワザも習得したし、何より、

     よく当たるようになった。


     自力は、無理かな?」


ためぞう「古蔵さん、マスクとったら、

     カッコイイっすよね?


     素の自分で行けば、

     いけるんじゃないですか。」


古蔵さん「・・・エリスねーさんに、

     強制送還されるから。


     ここで頑張るには、

     マスクは外せないね。」


 古蔵さんは、

 エリスねーさんがくれた、

 由緒あるネコマスクを付けていないと、


 ねーさんから、ラリアットを食らいます。


 避けたら、もう相手してもらえないでしょう。


 ラリアットで気絶して、

 気が付いたら、本国に戻されている、

 という事になります。


 古蔵さんは、

 遠い国から来た、王様だったりします。


 国に帰ると、権威と引き換えに自由を失うので、

 なんとか留まろうと、努力しています。


ためぞう「そっすね、


     こんなん、どーすか?」


 ためぞうの提案は、こうです。


   ・ 商店街の福引きで、旅行を当てる。


     エリスねーさんに、

     日頃のお世話の感謝を込めて、

     旅行とかしてもらう。


     旅行中は、ネコマスク状態が解除できるので、


     本来の美しい姿に戻って、何とか頑張ってみる。


     イベント達成後、


     ネコのマスクマンに戻り、仕事も励む。


古蔵さん「全ては、福引きということなのか・・・。」


ためぞう「自分が、旅行に行くのもありですよ。


     旅行中は、正体隠さなくてもいいですよね。」


 古蔵さんが、商店街の福引きに興味を持ちました。


 おしゃべりしている間に、

 ローゼさんのマンションに着きました。


 大きなマンションですが、

 ローゼさんは、一階の庭付きの部屋に住んでいます。

 一階の駐車場のところに、リンカさんがいました。


リンカさん「おはようございます!


      牛乳配達、ご苦労さまです。」


 リンカさんは、新しく買ったジャージを来ています。

 まだ、朝日が昇っていないので、辺りは街灯の明るさです。


 そんな感じで、

 かわいい感じはいまひとつ伝わりませんが、

 元気な感じは、伝わってきます。


 とっても、可愛いですよ。


ためぞう「おはよう、リンカさん。


     (古蔵さん、

      リンカさん、可愛いですよ。)」


古蔵さん「おはようございます、


     ネコのマスクの、古蔵です。


     (ちびっ子より、美女がいいな。)」


ためぞう「(・・・。)



     リンカさん、はい牛乳。」


リンカさん「ありがとうございます!」


 リンカさんは、三本の牛乳ビンを受け取って、

 マンションに戻っていきます。


 そのマンションの一階の窓辺に、

 ローゼさんの姿が映っています。


古蔵さん「ローゼさんみたいな、

     メリハリが効いてる、ナイスな女性がいいな。


     ヒゲの娘じゃなければ、

     迷わず、ひゅ! って吹けるのに。


     ローゼさんと一緒になったら、


     ウィルハルト一世さんが

     義理のお兄さんになってしまう、

     古蔵さんです。」


ためぞう「び、びみょう・・・。


     そこは、譲れないのか・・・。」


古蔵さん「うん。


     家臣の相当な喜び様が、

     涙の先に映る気がする、古蔵さんです。」


 ローゼさんの、お兄さんにあたる

 ウィルハルト一世さんは、


 真の姿を取り戻した、古蔵さんより、

 さらにその上を行く実力者なので、


 ローゼさんには、手出し出来ません。


 すでにその手中にある、

 銀河の最大勢力と呼べる広大な領地が、

 お兄さんのものになってしまいそうです。


 ・ 古蔵さんと、お兄さんの強さ比較。


   古蔵さん MAX LV 535


        HP    9999くらい


   メインウェポン    現在 紛失中・・・。




   一世さん MAX LV 600


        HP  100000くらい


   伝説のレア☆5の剣  剣皇剣 オメガ所有。




ためぞう「・・・。


     オレ、古蔵さんの味方になるよ。」


古蔵さん「ありがとう!」


 古蔵さんは、ためぞうからホットミルクを貰いました。


 ためぞうは、温かい飲み物も配っています。

 保温ケースに入れてあります。


古蔵さん「オレ、福引き、チャレンジするよ!」


ためぞう「当たるといいっすね。」


 小さな友情ですが、

 いいものですねと、


 電球色の照明に照らされる、

 窓辺のローゼさんは思いました。


ローゼさん「き、聞こえてしまったんですよ。


      この時間に、軒先で語られたら、

      聞こえちゃうんです。


      ほら、自分の名前が会話に出ると、

      反応しちゃいますよね。


      そんな感じだと、流して下さい・・・。


      視線を感じて、立ち去るのも、

      それは、ちょっと出来ないので。」


 リンカさんが、

 ローゼさんに、牛乳を渡します。


リンカさん「姫さまの分です。


      ・・・いらないですか?

      飲んじゃいますよ。」


 リンカさんの視線の高さは、

 ローゼさんの胸の辺りです。


 パットで盛るのは無理なものが、そこにはあります。


ローゼさん「あ、はい。


      もちろん、いただきますよ。

      いい所に、来ましたね、リンカさん。」


 もう、それ以上、牛乳はいらないでしょうと、

 いつものリンカさんなら思うのですが、


 最近は、ちょっぴり成長したので許せたりします。


リンカさん「ごくごく・・・、


      心が豊かになりました。

      いつか、その辺も豊かになれると信じています。」


ローゼさん「なれます、

      なって下さいね!」


 ローゼさんは、その健気で儚くも見える、

 リンカさんの可憐な乙女な容姿の方が、


 純情っぽくて素敵に思えてしまうのです。


 ゴージャスな感じなローゼさんは、

 自分で、16才と説明しなければ、


 年上に誤解されてしまう所とかを、

 ちょっとだけ、気にしたりしています。


ローゼさん「ぎゃふん・・・。


      ためぞうさん、がんばって下さいね。」



 ネコのマスクマン、古蔵さんと一緒に、

 牛乳配達しているためぞうです。


 ためぞうは、将棋友達の亀吉さんのお家に来ています。


古蔵さん「時間指定のお届け物が、

     古蔵さんを呼んでいる気がするので、


     ここで、失礼します。


     吹き矢を、ひゅ! と吹くクセが抜けていないうちは、

     亀吉さん家で、出会いがあると、

     無駄撃ちになるので。


     100% ブロックされます。」


ためぞう「古蔵さんの夢、応援してます。」


 古蔵さんは、好みの女性に対しては、

 ほとんど無意識に、

 たいへん高価な惚れ吹き矢を吹いてしまうので、


 ちょっと自重しています。


 古蔵さんの本国での地位が、どんどん下がっていくくらい、

 一本のコストが甚大なので、

 (一本につき、数億ゴールドの資産を失います。)


 最近になって、

 ウィルハルト一世さんが、

 背後に迫る危機を感じた古蔵さんは、


 無駄撃ちだけは避けたいと願っています。


ためぞう「おはようございます。


     牛乳、持って来ました。」


亀吉さん「こっちに、持ってきてー。」


 ためぞうは、いつものように、

 亀吉さんのいる、縁側の方に入っていきます。


 おもむきのある日本庭園風に作られた、

 朝日が綺麗に映える庭先で、

 亀吉さんは将棋を指しています。


 相手は、ラウエルさんです。


ラウエルさん「おはようある、ためぞうさん。」


ためぞう「おはようっす、ラウエルさん。」


 ラウエルさんは、

 亀吉さんにお世話になっているので、

 朝、亀吉さんの将棋相手をしていることもあります。


 亀吉さんの家には、ゲームセンターで働く、

 吉川 リナさんもお世話になっているので、

 リナさんも、いたりします。


 古蔵さんは、吹き矢を無駄撃ちせずにすんだようです。


ためぞう「ホットミルクならあるけど、


     ラウエルさん、飲む?」


ラウエルさん「いただくある。」


 ためぞうは、ここで少し休憩していくことにしました。


 将棋の方は、ラウエルさんが押しています。


ラウエルさん「王手ある。」


亀吉さん「や、やられたバイ!」


 負けたのに、嬉しそうな亀吉さんです。


 ためぞうも、やられてみたいと思いました。


 負けたのに、勝ってる感じの亀吉さんに、ためぞうは学んでいます。


ためぞう「ラウエルさん、将棋強いね。


     オレ、亀吉さんに、

     一度も勝ったことないよ。」


ラウエルさん「一局、行ってみるね?」


 ためぞうも、将棋をします。


 亀吉さんは、縁側で牛乳をごくごく飲んでいます。


ラウエルさん「王手ね。」


ためぞう「つえぇ!」


 あっという間に、やられました。


 最速タイムを更新する速さです。


ためぞう「マジで、強いのな・・・。」


ラウエルさん「いつでも、相手になるよ。」


 ラウエルさんは、ホットミルクを飲んでいます。

 その吐息が、ふわっと届きます。


 また、負けてみたいと思える素敵な光景です。


 ラウエルさんの金糸の三つ編みを、

 艶やかに朝陽が流れていきます。


 透き通るような白い肌に、

 赤いチャイナドレスのラウエルさんは、

 心が揺れるほど、美しい美少女さんです。


 亀吉さんが、勝ってる気持ちが伝わりました。


ためぞう「素晴らしいと思います。」


亀吉さん「元気がでるじゃろ。


     エルさんを、お嫁さんにしたらどうね?」


ためぞう「おお・・・。」


 ためぞうは、流されそうです。


ラウエルさん「ためぞうさんなら、OKね。」


 ためぞうが、流され始めました。


ファルさん「ぜぇぜぇ・・・、


      おはよう! ためぞうさん。」


 ファルさんが、緑のエプロン姿で乱入して来ました。


ラウエルさん「おはようある、ボス。」


ためぞう「お、おはよう、ファルさん。」


 ファルさんが、

 ラウエルさんを引っ張っていきます。


ファルさん(ちょっと!


      ラウー、助けに来たんじゃないの!?)


ラウエルさん(ためぞうさんは、

       王子さまかも知れないある。


       パパも喜ぶね。


       王子さまじゃなくても、

       別に、いいあるよ。)


ファルさん(友情があるのよ!

      ラウと、私は、

      仲良しさんなの。


      奪いっこは、ダメーッ!!)


 ためぞうの危機を探知した、

 ファルさんは、

 商店街のお花屋さんから、ダッシュで走って来ました。


 ファルさんは、疲れた様子で息をしています。


 ラウエルさんが座っていた場所に、

 亀吉さんが座りました。


 ほんのりと、温かいそうです。


 ファルさんは、ラウエルさんを連れてお花屋さんに戻りました。


ためぞう「元気が出た気はします。」


亀吉さん「ギャルがおると、

     気合いが違うバイ!」


 フレッシュな感じがいいですね。


 ためぞうは、亀吉さんと一局勝負して、

 ドラゴン魚市場の方へと向かいました。


 長崎ドラゴン魚市場へ向かう途中に、

 ラジオ体操の会場になっている広場があります。


 朝の体操は、六時半くらいに始まります。


 会場に、エリスねーさんの姿があります。


エリスねーさん「よう、ためぞう!」


ためぞう「おはよう、ねーさん。」


 エリスねーさんは、赤のジャージで参加しています。

 サフィリアさんから、貰った物です。


 エリスねーさんの家は、近所なので、

 布団から出て、髪をとかしたら、すぐに着きます。


 朝食はすでに食べているようです。

 ジャージを着て寝ているので、服はそのままのようです。


 せっかく、可愛いパジャマを買っているのに、

 エリスねーさんは、なかなか着ません。


エリスねーさん「よそ行き感覚で、着ています。

        お泊り会では、着たりします。


        ジャージが、気楽だと思います。」


 朝は、けっこう冷える感じがあるので、

 こたつが温もっていない間は、

 着替えるのが、しんどいようです。


 目覚ましで起きたら、すぐ動く人なので、

 ぎりぎりまで、寝ています。


 人が見ていないところでは、割といい加減な、

 エリスねーさんです。


 端から見たら、ジャージに着替えて、

 気合い入れて参加しているように、見えなくもないです。


エリスねーさん「長く続けるための、努力なんですよ!


        そりゃ、ちゃんとしてなきゃいけない所では、

        きちんとしてますよ。


        ためぞー、いいよな?」


ためぞう「そんな部分も含めて、ねーさんなんだから、

     いいんじゃないの。


     しっかり者の、隙のないねーさんになったら、

     可愛さがなくなるよな。」


エリスねーさん「なくなるのか!?


        0になっちゃうのか?


        しっかりしちゃ、いけないのか・・・。」


 エリスねーさんは、

 からかうには、面白い人です。


 適度に隙もあるので、

 気を使わなくていい感じです。


ためぞう「こたつというか、

     部屋が温もってない間は、


     確かに、着替えるのはめんどいな。


     布団の中で着替えるのも、


     ユッキーさん寝てるから、

     どうかと思うし。」



エリスねーさん「ためぞうは、いい事を言う。


        ・・・本当は、ちゃんとした方がいいんだろうけど、

        少しでも、温かい布団の中に居たいのだ。



        朝食、美味しかったよ。


        おみそ汁と、ごはんですノリ。」


ためぞう「そか。


     それじゃ、オレ、

     魚市場の方に行って来る。」


エリスねーさん「おう、


        ためぞうは、えらいな。」


 ラジオ体操の会場に、人が集まって来ました。


 家で寝ていた、セリスさんもやって来ます。


セリスさん「おはようございますー。」


ためぞう「ども!」


 ためぞうは、セリスさんにあいさつして、

 会場を去って行きました。


 エリスねーさんがいる近くに、セリスさんは駆け寄って行きます。

 朝から、元気です、


 ためぞうと入れ替わるように、セバリオスさんと、

 レオクスさんもやって来ます。


 セバリオスさんとレオクスさんは、

 直接、エリスねーさんのとなりに立つと、

 微妙に動きが鈍ります。


 セリスさんのとなりくらいが、ちょうどいいみたいです。


セバリオスさん「青春してると思いますよ。」


レオクスさん「そ、そうですね!


       セバリオスさんは、頼りになるなぁ・・・。」


 サフィリアさんと、レミーアさんがやって来ました。


 サフィリアさんは、学園の赤のジャージを着ています。

 エリスねーさんとお揃いな感じです。


 レミーアさんは、私服です。

 裏が起毛になっているパーカーを着ています。


 二人は、ラジオ体操をした後で、魚市場に行っています。


レミーアさん「おはようございます!」


サフィリアさん「実家から、おせんべいが送ってきたので、

        よかったら、どうぞ。」


 サフィリアさんの実家は、

 年末年始は、

 たくさんお餅を作るので、


 おせんべいも、たくさん送ってきます。


 サフィリアさんは、食べると身に付きやすい体質なので、

 いっぱい運動もしています。


 見た目ではわからないくらいなのですが、

 体重計が、気になる季節なのです。


 レミーアさんは、食べても太らない体質なので、

 貰った、おせんべいをよく食べています。


レミーアさん「そのお揃いのジャージを着こなせるくらいには、


       横成長しても、いいと思います。


       サフィリアさんは、


       ふわふわで、ツヤツヤで、

       モチモチしてますよ。」


セバリオスさん「ほうほう・・・。


        おせんべい、ありがたくいただきます。」


レオクスさん「おせんべい、ありがとうね。」


 サフィリアさんが、連れているネコさんたちも、

 最近、丸くなった感じがします。


 いっぱい食べたんでしょう。


ネコx2さん「ラジオ体操、しまくって、


       エナジーを燃焼させまくるニャ!」


サフィリアさん「そうですね!


        お揃いじゃなくなるのは嫌ですし、

        頑張って、動きます。」


 ラジオ体操に入る前から、

 ノリノリで、ヒップホップを踊っているネコさんたちです。


 音楽はラジカセから流れています。


 ラジオ体操の前に、果てている時もあります。


 ラジオ体操が始まると、音楽が切り替わる仕組みになります。



 ◇ ためぞうのフレッシュ度。



   ・ いつまでも、新発売と書いている、

     商品に似てなくもない。


   ・ ラジオ体操で、いい汗を流す、

     エリスねーさんは、わりとフレッシュです。


   ・ 古蔵さんが、

     運命を、福引きにゆだね始めた。


   ・ 新鮮な気持ちで、

     年越しそばや、鏡餅を用意したいとは願っている。


   ・ サフィリアさんは、つきたてのお餅くらい、

     モチモチして、フレッシュです。


     レミーアさんも、そこの餅を分けて欲しいと願っています。



レミーアさん「そこまでは、願ってないですっ!」


リンカさん「私は、願ってますよ。」

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