goo blog サービス終了のお知らせ 

ダークフォース続き(仮)新規です

ダークフォースDFと続きに仮セカンド。
新規とDF追加再編です

ローゼ 1,01ver

2014年05月16日 12時41分13秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)


ウィル・ローゼ=マクスミルザー

 ◇ ウィル = 英語の「ウィル」に近いイメージです。
         近い未来、より良い、みたいな感じです。^^: 間違ってたらすいません。(英語力低いので。)


・純度100%のワルキューレです。

・ホントは、いい子。(いたずらが、過ぎてます。^^:)

・未完ですが、未来予知で
 現時点で、自分が世界を守ると

 『敵』 ハイデスに、

 人が敗北するとの判断で、
 傍観者の視点にいます。

・無敵のスリーサイズ。(ド根性で、あわせてきます。)

・テレビ大好きさん。

 お笑い(ドリふから現在。)、
 アニメ(一休さんとか好き。)、
 相撲中継(ダイジェストしか見れない事も多いです。)、
 ニュース(主に、経済。)など。

・命の器と呼ばれる

 「ライフ=オブ=ジュエル」を、

 真似た物を依り代としている為、
 活動時間が、1日数時間しかありません。

 他者から奪うのは、
 自分のルールには相応しくないと、
 自身で、その奇跡を発現させようとしています。

 おかげで、造花が趣味になりました。

 とても上手です。

 (自分の命は、
  母親とウィルハルトを守る盾として使用した為、
  その時、ローゼは生まれない予定でした。

  ですが、彼女の内なる『力』が、
  それを拒絶したので、
  元気に毎日を送っています。

  現在、16才です。
  背伸びして、大人びてみえますが。^^:)

・重度のファザコン。
 父、バルマードを何より愛しています。

・ためぞうは、
 少しづつですが、ローゼの存在を経験で学んでいます。

 その正体は、

 「覇王の翼。」になります。

 ためぞうの父、
 剣皇トレイメアス(ヤマモトさん)が、
 最も早く、それに気付きましたが、
 ローゼさんに、返り討ちにされました。

 ためぞう君が、がんばって

 『真皇(しんおう) タルスメフィー』へと、

 と出世するまで(出来るかは、未定です。)
 裏設定のままになります。

 真の統べる者になるのは、
 レオクスさんかもしれないので。

 ローゼは、割と真剣に
 「ためぞう」くんに期待はしています。


戦士LV 550~ (命の器が、弱いためにダウンしてます。)

LV限界 未知。

戦士能力 『全知の書』(ゼリオス版。LVダウンと同様に、弱体中になります。)

 ◇ 違う存在と触れた時点で、この能力は追記されていきます。


ローゼ「新人です。^^

    がんばりますので、
    よろしくお願いします。」

第十九話 「たまには、いい事 ありますネ。」

2014年05月16日 04時36分46秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第十九話。


   「たまには、いい事 ありますネ。」


 ためぞうは、そろそろ冒険に出る必要がありました。

 ひと時の学園生活も体験しました。

 ですが、このままでは、

 ためぞうは、「最強」にはなれません。


 伝説とか、作ってみませんか!


ためぞう「罠だな。

   ・・・確かに以前のオレは、
   ほいほい、旅立っていただろう。

   オレは、地道にゴールドを稼いで、
   日々、がんばって行く事に、
   有意義さを感じ始めている。」


 ためぞうに、次回予告回避スキル1が発動!


 エンシェントドラゴンとの戦いが回避されました。


 舞台は、長崎ドラゴン魚市場に移ります。


謎の声(女子)「ためぞーさんで、
       間違いなかったですよ、ね?」

ためぞう「!?」

 そこに現れたのは、
 某大国から極秘に学園に入学してきた、
 美白の天使、レミーアさんです。

レミーア「フフッ、君に、興味があるんだ。

    て、不自然じゃないかな?」

ためぞう「あ、たぶんオッケーではないでしょうか。」

レミーアは、ニコッとはにかんだ。

 レミーアさんは、紺のブレザー姿に、
 朝日の金色をその長い髪に、肩まで流しています。

 校内では、なかなか見る事の出来ないその正装姿は、
 まさに、美少女世界ランカーです。

ためぞう「・・・。

   考えろ、オレ。
   急展開はもはや日常だが、
   罠の罠ということもある。

   あのチャンスを渇望していた日々が懐かしいほど、
   オレは、臆病という自分に気付かざるを得なかった。」

レミーア「あれれ、
    場違いだったかな・・・。

    ごめんね、
    思い立ったら、直接行動の性格で。」

 レミーアは、少し困ったようにそう言うと、
 学園では、よろしくお願いしますと
 丁寧に挨拶して、
 その場を立ち去ろうとしています。


 その刹那、
 ためぞうの身体が宙を舞った!


ノルン「女の子を困らせてるんじゃないよッ!!」

 ためぞうは、激しくスピンする。

 ノルンのサイクロンアッパーは、
 木っ端のようにためぞうを巻き上げ、
 まだ落下する気配もありません。

 落下地点には、
 ノルンの置いた、緩衝材のマットがあります。

ノルン「不甲斐ない舎弟が、
   ご迷惑をおかけしております。」

レミーア「そ、そんなことないです。」

 ノルンはお詫びに、
 タッパに入れた、サーモンの握りを手渡した。

レミーア「うぁ、美味そうですね。」

ノルン「パクッと、いっちゃってください。」

レミーア「ありがとうございます!
    では、さっそく。

    めっちゃ、うま!!」

 ノルンは煽てに弱いので、
 いろんな採れたて海の幸を握ってあげました。

ノルン「じゃ、またおいでー。」

レミーア「姐さんと呼ばせてくださいっ!!」

 ノルンは、ためぞうの落下時間を計算して、
 活気あふれる市場の中に戻って行ったのでした。


  ポトン。


 最新のテクノロジが生み出した衝撃吸収は、
 上空15000mのタマゴの落下をも受け止めます。

ためぞう「おまたせしました、
    レミーアさん。」

 生ける伝説を目の当たりにして、
 感動の余韻冷めないレミーアさんは、
 ためぞうに遅れをとります。

レミーア「あ、どうも、
    姐さんの舎弟のためぞーさん。

    私から見たら、「先輩」になるんでしょうか。」


 ためぞうに、可愛い「後輩」が出来ました。


レミーア「自分のライバル、
    サフィリアさんの、対戦相手って事で、
    視察を兼ねてやって来たわけですが、

    すごいっすよ、先輩!

    あのアッパー食らって、無傷なんで、
    感動ですよっ。

    体力、ハンパないっすね。」


 ちょっと変わった、後輩さんのようです。

 レミーアの好感度が、1→90 になった。


ためぞう「あがりすぎだろッ!!

    いやね、
    そりゃ、相当嬉しいんだけど、
    確実に、他力本願だよね。

    ノルン姐への好感度が、スライドしてるだけだよね?」

レミーア「学校で、会いましょう!

    ためぞーせんぱいっ。」

 素敵な笑顔で、
 レミーアさんは通学路へと戻っていきました。


 ためぞうに、「モテ期」がやってきました。


ためぞう「閣下、助けてください!!

    大いなる破滅の予感、大です!!!」


次回、ためぞうの冒険 トウェンティ アニバーサリー 第20話。


   「完結編 I 」


ためぞう「ほら、キターッ!」

ためぞう「・・・。

    閣下が、来ない。」

ためぞう「待つんだオレ、

    閣下のメモを読み返せ。
    ヒントは、必ずあるんだ。」

 ためぞうは、
 スーパーのレシートに裏書された、
 閣下の走り書きのメモを、
 必死の思いで読み返しています。

 すると、隅っこに小さな矢印があります。

 レシート面も読むようにという指示に、
 ためぞうには見えました。


ためぞう「開眼ッ!! (ピキーン)

    鋼の闘気が、オレの視力を10.0にする!!


    ・天そば      98円

    ・コーラ      96円

    ・柔軟剤     256円

    ・チーズタラ   350円

    ・さば缶     108円

    ・スティックノリ 108円


      お会計   1016円

     ポイント残  2538p

     お預かり   1000円

     ポイント使用   16p

     今回のポイント 100p

     本日は、ポイント10倍。


     メモ:いい時代に、なりましたネ。


ためぞう「オレには、ポイントがある!!」

 ためぞうは、残りポイント 10850pを使った。


 真・次回予告

 「ためぞうの冒険 エピソードII」

  第二十話。

      『いい日、ためぞう。』


ためぞう「これが、地道な努力の力というヤツなのか・・・。」

第十八話 ためぞうの栄光 I

2014年05月15日 06時34分23秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 フルスロットル 第十八話。


   「ためぞうの栄光 I 」


 セントクラウス学園に、教師が赴任しました。

 元は、凛花の担任であった、
 ドイツ語講師のバルマード先生です。

 ためぞうのクラス、三年J組に、
 教頭先生(仮)がやってきます。

ためぞう「なんで? (仮)?」

 ためぞうも新入生ですから、
 三年のクラスにいる時点で、(仮)みたいなものですね。

ためぞう「・・・。

   そりゃそうだけど、
   サフィリアさんと同じクラスなのは、
   感謝している。」

教頭先生っぽい人「転入生を、紹介させていただきます。

   これから、君たちと共に学ぶ事になった、
   バルマード君です。」

ためぞう「!?

   ドイツ語教師じゃなかったのか?」

 そこに、
 長身のヒゲのおっさんが、あらわれた。

バルマード「皆さん、こんにちは、
     教師枠足らずに、
     こちらへの編入となりました、ヒゲです。

     どうか宜しくお願いします。」

 教頭先生は、ズラがずれている。

 それもそのハズ、
 バルマード講師は、本来は教頭ポストであったようです。

 バルマード マクスミルザー学院校長兼ドイツ語講師の、
 たっての願いで、
 一生徒からの出直しが決まったそうで。

 バルマード氏は、
 一年生クラスからのスタートを望んだらしいのですが、

 灰色のヒゲのむさいオッサンには、
 さすがに無理があるということで、

 ためぞうも編入可能である、三年J組となったわけでした。

 名前こそ、三年を冠してはいますが、
 留年上等のクラス方針で、

 学園生活で、青春を遅れなかったもの達に、
 無限のチャンスを与えてくれる、
 夢のようなクラスであります。

 トップは、亀吉さん93才で、
 IQ180の敏腕経営者の猛者さんです。

 来る者を拒まず、
 あらゆる可能性を否定しない教育方針が、
 莫大な財源となって、本校を支えておりました。

ためぞう「オレは、卒業できるのだろうか・・・。」

 と、突然、
 凛花さんが、三年J組に駆け込んできます。

凛花「バルマード様、どうして!?」

ヒゲ「いやぁ、何となくなんだけど。」

 修羅場の発生です!

ためぞう「ちげーだろッ!」

 ためぞうさんをよそに、
 物語は、加速度を増していきます。

 急展開です!!

ローゼ閣下「ぜぇぜぇ・・・。

    無理矢理、転入して参りましたが、
    アリスさん、予想以上に手ごわいですね。」

ためぞう「閣下!?」

ローゼさん「お父様(ヒゲ)を奪われてなるものですか、

    ワタクシとて、時に感情を露わにすることも、
    あるということです。

    コホン・・・。」

ためぞう「オレは、
    この次元に触れたら終わるな・・・。」

ローゼさん「フルスロットルで、
     会長の座を奪うつもりでしたが、
     結果は引き分けという無様さです。

     スピード勝負というものは、
     やってみなければわからないものなのです。

     トランプの方なのですが。」

ためぞう「引き分けとかあったのか・・・。」

 ヒゲ(転入生)は、
 ゴージャスバディの娘に気が付いたようです。

ヒゲ父「やあ、ローゼ。
   セーラー服破れそうだけど、大丈夫かい?」

ローゼさん「急な物入りでしたので、
     凛花さんのをお借りしたまでです。

     いらっしゃるなら、事前に教えていただかなくては、
     こちらにもその、準備というものが・・・ポッ。」

凛花「わ、私の服がぁ!!」

 凛花さんには、寝袋サイズになりました。

ヒゲ「まあまあ、
   二人とも落ち着きなさい。

   私が新しいのをオーダーしておくから、
   教頭先生を困らせないように。」

教頭先生「恐れ入ります。」

 二人の乙女に、笑顔の花が咲いた。

ためぞう「・・・ルンルンなのはいいが、
    オレは、どんどんうっすらと、
    薄まっていく一方だな。

    ここでの出番はなさそうだ。

    ドラゴン魚市場の手伝いに戻って、
    ゴールドを稼ごう。」


ノルン姐のいる、魚市場。

ノルン「なんだよ、ためぞー。

   ケーキのチケットなら、
   ぜってー返さねーぞ。」

ためぞう「いや、それは別にいいんだが。

    ちょっと早引きして、バイトに来た。」

ノルン「なんだ、お前も不良か?」

ためぞう「いい汗流してえんだよ!!」

ノルン「そかそか。

   でも、もう朝市とか終わってるぞ。
   仕事は、他にも山ほどあるんだが、
   ためぞーじゃ無理だ。」

 ノルンは、若いもんの指示に戻っていきました。

 ためぞうは、座禅を組みます。

ためぞう「ひらめけ、オレ!

    ・・・意味の無い事とはわかっている。

    だが、あきらめるな!!」

 放課後のゲーセン代くらいは、
 なんとかしたい、ためぞうでした。

謎の声「ためぞーさん。」

ためぞう「か、閣下!?

    復帰、早いですね。」

閣下「お父様が現れたのも、
   いわゆる水着イベント、

   2014 渚の君。

   の前フリだとは、思えませんか?」

ためぞう「ハッ!?」

閣下「凛花さんは、ライバルをワタクシだと思って、
   様々な策を練りこんでいます。

   パティシエスキルに目覚めたあなたなら、
   お分かりでしょうが、

   「パンは一日にしてならず、」なのです。

   生地のイーストの配合など、
   課題は山積み。

   それは、万物のものにいえる事です。」

ためぞう「おぉー。」

閣下「それは、スウィーツ作りにもいえることでしょうが、

   無いものを膨らませるそれは、

   まさに「魔法」のようなものです。」

ためぞう「わかりますぞ、閣下!!」

閣下「まずは上記に謝罪いたしましての、コメントですが

   凛花さんには、希望の丘がありません。

   どーしよーもなく、ぺったんこなのです。」

閣下「ためぞーさんも、
   見たのではありませんか?

   凛花さんの秘密の紙袋の中身を。」

たまぞう「シ、シロ、白スク!?」

閣下「いたずら心で、知恵を付けて差し上げましたが、
   確かにそれは、
   至高のチョイスと呼べる会心の完成度。

   私、ライバルたるものには、
   相応しい高みに立っていただく必要があるのです。

   勝負事は、フェアでなければ意味すら成さないのですから。」

ためぞん「閣下、Sですか、Mですか?」

閣下「Lです。
   Lは、ラブのLも兼ねておりますが、
   胸周りが多少窮屈ですので、

   4L~7Lくらいをオートクチュールしております。」

ためぞう「どんだKぇーーー!!!」

閣下「27奪三振くらいですね。」

閣下「脱線レベルが、番外編ですので、

   そろそろ本題に戻りましょう。」

ためぞう「おお、あぶね。」

閣下「そろそろ、ホーネルさんが
   通りかかる気がいたしますので、

   所持金不足解消の為に、
   ホーネルさんの「ブーメランパンツ」を、
   借りるとよいでしょう。

   もちろん、未使用の予備の方です。」

ためぞう「アイツ、そんなん持ってんのか!」

 閣下は、金色のハンカチを振りながら去っていきました。

ホーネル「やぁ、ためさん。」

ためぞう「はえぇよ!!

   心の準備くらいさせてくれよ。」

 ホーネルさんは、わりとイケメンです。

 アニメディアン博多店(アニメの聖地 いろいろあります。)
 からの帰りのようです。

 誇らしげに、ポスターを何本もあちこち背負って、
 PSV(携帯ゲーム)に夢中です。

ホーネル「三日、並んだ甲斐があったよ。」

ためぞう「その話は、後で聞こう。」

 ためぞうは、新品の海パンを手に入れた。

ためぞう「ガッコー行けよ、

    ゲームの方じゃないから。」

ホーネル「リアルの方は、録画でいいかな。」

ためぞう「LIVEで、行けよッ!!」

 さわやかな笑顔で立ち去るホーネルに代わって、
 営業周りのエリス姐が、ためぞうを見つけて寄ってきます。


  ボカッ!


エリス姐「油売ってんじゃないよ!

    学費いくらかわかってんのかい!!」

ためぞう「いてぇ・・・、グーだぞ。」

ノルン「まあまあ、

   マグロとサーモンの漬けでも食ってけよ。」

エリス姐「お、頂いていきます!」

ノルン「ためぞー、

   これ、学園に運んでくれよ。
   駄賃やっから。」

 そこには、自転車に牽引されたコンテナがありました。

ためぞう「コンテナ、でかっ!」

ノルン「要冷蔵じゃん。

   お前、免許もってねーから。
   チャリでがんばれ。」

 こうして、ためぞうは
 セントクラウス学園に戻りました。

ためぞう「坂道、上りなんですが・・・。」

 ためぞうのHP上限が、5500になりました。

ローゼさん「がんばっていますね。」

 閣下は、キツキツのセーラー服で、
 ためぞうを出迎えます。

 周囲の視線は、閣下の独占です。

ためぞう「これは、閣下。

    これからは、裏方卒業でありますか?」

ローゼさん「両立で励みたいので、

    応援よろしくお願いいたします。」

 閣下は、とても丁寧にお辞儀をします。
 刹那のセクシーを垣間見せながら。

 閣下に、ファンクラブが発生しました。

おじさんA「外人さんは、育ちがちがうなぁー。

    おれも、青春してみたくなったよ。」

 おじさんAは、奥さんのシメられました。

 周囲の視線が、チラ見に変わります。
 堂々と見れるのは、生徒の特権です。

 入試難度が、5倍になりました。

ためぞう「世界を崩壊させたりするのが、趣味ですか?

    閣下。」

ローゼさん「積み木のようなものだと思っております。

    ワタクシは、長くは世界に留まれないという(一日、数時間。)、
    マヌケな欠点を抱えているのです。

    戻って、内職に励もうと思います。」

 閣下は、要点だけが記されたメモを
 ためぞうに手渡すと、
 すでに地平の彼方へと消えていました。

ためぞう「お心遣いに、感謝であります!!」

 ためぞうは、箇条書きのメモを読んだ。


 ・生き残れ。

 ・あきらめるな。

 ・奇跡より、地道な努力。

 ・ヒントは、必ずある。

 ・睡眠時間は、大切。

 ・バターピーナッツを携帯する。

 ・変化がない時は、焦らず待て。

 ・地図を手に入れろ。

 ・味方を見捨てるな。

    貴殿の栄光に、期待する。

        大本営上級特務元帥 ローゼ。


ためぞう「閣下、ありがとう!」

 ためぞうは、泣いていました。

 きっと、嬉し泣きだと思います。


次回 ためぞうの冒険 第十九話。


 「たまには、いい事 ありますネ。」


ためぞう「決死の覚悟で、オレは戦う!」

レミーア

2014年05月14日 15時29分42秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)


レミーア=エメラルド=ス


 ◇ ス=支配の意

   余談になりますが、
   バル=エリナ=スは、破滅=名=支配の順になっています。

   言葉というより、音に近い感じです。

   古代、ミストレウス帝国もこの発音を用いていた事になってます。


・出来はいい子ですが、一般常識がズレています。(王族出身が要因。)

・アホ毛、隠してます。

・お姫様です。

・クールジャパンに影響を受けてます。

・関西語とか、テレビの影響ですね。

・色白美少女、カラコンで瞳は青です。(視線を読まれない為に、本来の色は教えてくれません。)

・料理、洗濯、家事全般、何でもこなせます。(他家に嫁いだ時に、家名を汚さぬように。)

・洋ゲーで育ったので、FPSが上手です。国内のゲームも、好きなほう。

・乙女さん。

・世間知らずですが、努力は惜しまないタイプです。(根性あります。)


戦士LV 500

戦士能力 隠蔽。


レミーア「温泉の射的とか、
    すご技、見せますよ。

    がさつですが、
    勉強します!」

第十七話 「渚のフォーリンラヴ。」

2014年05月14日 07時02分39秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険(改) カウントダウンレディオ 第十七話。


   「渚のフォーリンラブ。」


 ラジオの流れる魚市場。
 新鮮を食卓への精神で働く者たちの朝は、早い。

 この長崎ドラゴン魚市場では、
 元、ヤンキーヘッドのノルン姐さんを慕って、
 修行の名の元に働く若者も多く
 (ノルンに救われた者も含むので、元ヤンばかりではない。)
 後継者不足問題が解決したおじちゃん、おばちゃんにとって、
 勝手に、ドラゴンの名前を入れられることも、
 些細な問題でありました。

 ためぞうは、イカの仕分けをしながら、
 DJ Jのラジオに聞き入っている。

ためぞう「やっぱ、夏は浜辺で思い出だよな。
    ひと夏のとか、贅沢は言わんので、
    ブルーハワイくらいは、全員におごってあげれる貯蓄を、
    しておこう。」

エリス姐「海いくの?
    漁場じゃない、ビーチの方。」

ためぞう「姐さんはまず、会社だな。
    ラジオ流れてんだろ、そういう気分なんだ。」

エリス姐「そりゃそだね、
    会社で水着のカタログでも読むとするよ。」

エリスは去っていった。

次は、ノルンが現れた。

ノルン「ここ、ウチの会社入ってるから、
   普通に出てくるよ。
   ビーチ? 水着?」

ためぞう「・・・。

    ジャーパニーズ、ふんどしでお願いします。」

ノルン「!?

   あたしゃ、だらだらと日本にいるだけで、
   大切な「ニッポンジンの心」に触れる努力が足りなかったよ。

   ありがとう、ためぞう君!」

ためぞう「まてまてー、

    言ってみただけだから、
    マジ、そんなカッコをノルン姐にされたら、
    浜辺の女子は、全滅すっから!!」

 ためぞうは、逃げ出すように学校へと急いだ。

 学校に着いた。


 ためぞうは、生活習慣のせいで、
 学校に来るのがやたらと早い。

 時刻は、6:30分。

 皆は朝食の時間辺りだろうが、
 朝錬の子たちに気が引けるのか、
 ためぞうは、緑のフェンスの向こう側を、
 なんとなく見ているという感じだった。

 コンビニは近いが、所持金に余裕がない。

 朝食は、魚市場の日替わり味噌汁一杯だ。
 うまいが、育ち盛りのためぞうには、
 多少、物足りない。

 選択肢です!

 ・ローゼ閣下が通りかかり、奇跡を目の辺りにする。(ゴールドおにぎりHQ 3個。)

 ・朝の買出しから戻ったレオクス師匠に、ケーキセット(モーニングティー付き。)を作ってもらう。

 ・サフィリアさんから、おせんべいを分けてもらう。

 ・凛花ちゃんがコソコソしているので、袋の中身の白スクを見せてもらう。

 ・学食のおばちゃんがそろそろ来るので、おねだり。(白菜と高菜。)

 ・気合で耐えて、HP-500。

 ・グラビア雑誌で、別次元のエネルギーを補給。

ためぞう「・・・こほん。

   最近、選択肢は少しマシにはなりました。
   ですが選ぶと即エンディングも混ざっているようなので、
   ここは、スルーして、
   HPを500減らすことにします。

   ホント、体力上げとくのは重要だなあ。」

レオクス「やあ、ためぞう君。」

ためぞう「お、師匠!」

レオクス「試作したいお菓子があるんですが、
    よかったら30分くらいでいいから、付き合ってもらえないかな。」

ためぞう「喜んで、行かせてもらうであります!!」


 ためぞうのパティシエスキルが、1になった。

 ためぞうは、師匠の水ようかんを食べた。(柚子と、甘い柑橘類のジャム入り。)


ためぞう「師匠は、2014「渚」とか、興味ないんですか?」

レオクス「レオでいいよ。
    師匠という言葉は、
    私の腕がつりあってはいないですから。

    そうですね、
    健全な男子としては、興味はあります。
    でも、機会がなくて、お恥ずかしい。」

ためぞう「・・・。

    みな、あなた様を共有の財産とでも思っているのでしょう。
    抜け駆けは、裏切りみたいな。

    いえ、なんでもないっす。」

 レオクスは、
 朝日の差し込む窓辺で、ニコッと微笑みながら、
 ためぞうに、バイト代を支払おうとした。

ためぞう「それだけは、ご勘弁を!!

    せっかくのチャンスをカネで終わらせたくはないのです。」

 すると、レオクスは、
 手作りの無料ケーキ券を、
 五枚ほどためぞうに手渡した。

レオクス「まだ、自分も見習いだから、これで許してね。」

ためぞー「うおお、オレにはわかる!
    ・・・こいつはスーパーレアカードだ。

    オレは、切り札を五枚も手に入れてしまったゾ。」

 レオクスと分かれた直後、
 ためぞうの背後から、突然、甘い香りが漂い始めた。

謎の声「一枚、くださいな。」

ためぞう「閣下!

    直々のお出ましとはご苦労をおかけします。」

 ためぞうは、謎のローゼ卿に敬礼した。

ローゼ閣下「やはり、
     あらゆる可能性を否定するのは、
     愚の骨頂であると、ためぞうさんの金星で実感いたしました。

     記念に、一枚いただけるかしら?」

 ためぞうは、ためらうことなくチケットを差し出した。


閣下「これは一枚の紙ですが、
   金より重たいものなのです。

   何より、運命を変えることの出来る手作りチケットですので。
   大事に、コレクションさせていただきます。」

ノルン「すまん、ためぞー。
    くれw」

 強引に、一枚持っていかれた。

エリス姐「今回だけは、感謝しとくよ!」

 残りが、二枚になった。

ためぞう「・・・。」

閣下「これが、運命の力なのです。

  このワタクシが、お箸の袋入れ、もとい、
  この場に現れる必要を感じさせる出来事なのです。

  探知能力にずば抜けた二人が現れるのは、
  よもや当然でありましょう。

  残りを守り抜くのです。

  きっと貴重な「デート券」として、
  素敵な思い出をためぞうさんにもたらす事でしょう。
 
  複数枚あるよりは、二枚の方がより堅実です。

  私は自分の行動を言い訳しておりますが、
  よろしいでしょうか?」

ためぞう「ここまでこれたのは、
    全て閣下のご尽力によるものです!!

    遠慮は、ご無用!」

閣下「まあ、うれしい。

   では、お礼に幾つか奇跡を顕現させますね。」


・サフィリアの家でお泊り。    (朝まで、対戦格闘。)

・凛花のお友達になる。      (離島からの留学は、結構大変。)

・アリス会長を攻略対象にする。  (好感度 1 が発生。)

・アリサ副会長を自分の前だけ、コンタクトにさせる。(1DAY ソフトレンズ。)

・ルフィアの信頼を得る。     (主人公率 上昇。)

・レミーアと出会いの場を設ける。 (某王国の白の王女様。)

・リシアとメル友になる。     (彼女はスマホを初めて買ったばかり。)


ためぞう「悪魔との取引のようだ・・・。」

閣下「ウフッ、
   正直な事は、私、嫌いではありませんの。

   ただ、私の場合は比較的低リスクで運用出来るものしか、
   お届けいたしませんので、

   渚のプライベートビーチくらいなら、
   無料で準備させていただきます。(送迎、民宿込み。)」

ためぞう「つえぇ・・・。」

閣下「では、ごきげんよう。

   これからあなたは、
   凛花さんに会う気がいたします。」

閣下は、地平の彼方へと消えた。


   どんっ!


凛花「あいたた・・・。」


ためぞう「・・・ベタだ。」


 凛花は、深々とお辞儀をして、
 フランスパンをくわえたまま通り過ぎていった。

 凛花(リンカ)の好感度が、1 あがって、
 51になった。


サフィリア「・・・。

   可愛らしい、彼女さんですね。」

ためぞー「!?」

サフィリア「マジェステーン(横シューテング)で、
     ためぞうさんと競ってみたくなりましたが。」


 サフィリアさんは、おぼこ娘なので、
 自分に自信なんてまったくないゾ!

 放置すると、好感度 大幅ダウンの予兆だゾ!!


 ためぞうは、
 歴戦のネオ ジオーン ジョイスティックを構えた。


ためぞう「いつでも、行けるぜ!

    フルスロットル、バーニング! さ。」

サフィリア「あなたに、付いて行きます!

    と、とと、取り消しーーッ!!!」


 ためぞうは、ちゃっかり青春していた。


次回 ためぞうの冒険(改)フルスロットル


   第十八話 ためぞうの栄光 I


閣下「あの、
   ちょっといいですか、ためぞうさん。」

ためぞう「はいっす。」

閣下「ワタクシの持つ便利な本には、

   シオン(紫音)君という、
   薄幸の美少年が記載されているのですが、

   現在は、留学中なのでよいのですが・・・。」

ためぞう「ほうほう。」

閣下「サフィリアさんの、好感度 2000です。」

ためぞー「!?」

閣下「既成事実、YOU 作っちゃいなYO!」

ためぞん「ムオオオオオォォォ!!!」

閣下(・・・。

   ためぞうさんは、いじりやすいので、
   もう少し遊んであげたいですね。

   アメのムチの配分に気を配る事にしましょう。)

閣下「内職、がんばっぞ!!」

ためぞ「策をぉぉ!!」

閣下「またです。 ^^」

第十六話 「運命。」

2014年05月13日 08時31分16秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険(仮) カウントダウン 第十六話。


   「運命。」


 ためぞうは、運命の朝を迎えた。

 先日のチェックシートに、自身の未来を託して。


エリス姐「青春か、ためぞう?
   出し抜いてんじゃねーぞッ!!」

 エリス姐は、ためぞうの想いを引き裂こうとするが、
 そこは魚市場のマドンナ、ノルンが止める。

ノルン「かー、うらやましいねぇ!

   おら、エリス!
   無いものねだりはやめて、
   お前も出荷手伝えって。

   見守ってやろうじゃないかい、
   夢を掴む男の姿をよ。」

エリス「OLなんで、会社の方に行ってきます。」

ノルン「そだね。」


 ためぞうは、
 今朝のライフワークをこなし、
 なんとかその足で、学園へとたどり着いた。

 セントクラウス学園の授業は、
 受けたい講義を選んで参加するシステムであり、
 大学のそれに似ている。

 単位さえ落とさなければ、そこそこ安泰ではあるので、
 積極的に一時限目の授業に参加する生徒は、
 多くて五割程度である。

 学園内に併設された商業施設の方に、
 残りの生徒は集まる傾向にある。

 敷地面積は九州エリアのデパートの約2割を誇る、
 一大テナントで、
 一般の出入りも許可されている。

 これは、学園内にありながら商業の仕組みを学ぶのに有効な施設で、
 即戦力重視の教育方針と合致していた。

 治安は、エージェントJ陸軍特務部隊(通称 Jチーム)により、
 安全が確保されている。


 ためぞうは、その場所の存在を知らず、
 校内をうろついていたが、
 あずき最中の袋を抱えたサフィリアと、
 出くわした。

ためぞう「サササ・・・。」

 ためぞうは、照れて言葉にならない。

サフィリア「あ、これですか?
     お一ついかがですか。」

 ためぞうは、衣の部分をのどに詰まらせながら、
 サフィリアに丁寧な説明を受けた。

ためぞう「ゴクリ、
    そんなんあるんすか!!」

サフィリア「地域経済との共存が目的の施設なので、
     ゲーセン(サンクチュアリ)は無いのですが。」

 ためぞうは、チェックシートの話を忘れるほど、
 覗いて見たさでいっぱいだった。

 ためぞうは、そちらの施設にいる。

ためぞう「この展開には、早くなれよう。」

 サフィリアのお気に入りの喫茶店には、
 アリス会長や、アリサ副会長、
 研修中の凛花さんに、リシアさん、
 エリクさん、レミーアさんなど、
 とにかくいっぱい美少女がいる。

ためぞう「ここは、喫茶・パラダイスか!?」

 そこにその小さな店のオーナー風の男があらわれた。

レオクス「お客様ですね、席をお作りしますので、
    少々お待ちください。」

ためぞー「・・・。

    女より美しい男がいたら、
    オレなんか、通りすがりのAさんょ。」

 席は、サフィリアさんの隣に設けられた。(書類は失効した。)

レオクス「お客様、お飲み物はお決まりですか?」

ためぞう「・・・流されまくって、それどころでは。」

レオクス「承知しました、
    その、私の里が送ってくれたフォルミティーと、
    淡雪のモンブランをお持ちいたします。
    こちらは、よかったら召し上がってくださいね。」

ためぞう「む、無料なのか!?」

 すばやくセットされたクロスの上に、
 深くも甘さのある紅茶の湯気が、鼻腔を駆け抜け、
 モンブランの淡雪は、置いただけでスプーンが沈むほど繊細だ。

ためぞう「めちゃくちゃ、うまいんすけど。」

 オーナー(レオクス)は、さわやかに微笑むと、
 午後の時間の仕込みの作業に戻った。

アリサ教授「ためぞうさんだけ、特別はずるいです。」

 アリサ教授に、モンブランを一口持っていかれた。

アリス会長「言葉は必要かしら?」

 やっぱり、一口持っていかれた。

 このやり取りが女子一巡するまで続くと、
 凛花さんと、サフィリアさんは漏れたのか、
 ためぞうのテーブルクロスの辺りを見ている。

ためぞう「飲みかけですが、紅茶の方でよかったら。」

 二人に、笑顔の花が咲いた。

 凛花の好感度が、    1→50になった。

 サフィリアの好感度が、80→90になった。

ためぞう「レオクス師匠!!
    弟子にしてくださいっ。」

レオクス「未熟者の私ですが、
    共に学ぶということでしたら、
    よろこんで。」

ためぞう「めっちゃ、ええ人やん!!」

ためぞうは、勝手にレオクスの弟子入りした。

パティシエスキルが、発生した。

ためぞう「タイトルに気圧されていたが、
    『運命』って、いい響きだネ。」

ためぞう「カウントダウンとか、
    オレ、いつも逆境なんで気にもならんよ。」


次回 ためぞうの冒険(改) カウントダウンレディオ 第十七話。


   「渚のフォーリンラブ。」


謎の声「ためぞうさん。」

ためぞう「あ、はいっす。」

謎の声「お土産、期待していいですか?」

ためぞう「自分の作じゃ、ないほうのヤツですね。」

謎の声「強くなりましたネ。」

ためぞう「これも閣下のご指導あっての事であります!!」

謎の閣下「コツコツがんばるのですよ、
    ワタクシもコツコツ ダンボールを積み上げながら、
    草場の影より、ハンカチでも振っておきますので。」

ためぞう「閣下への忠誠は、絶対であります!!」

閣下「まあ、うれしい。

   では、次のニュースです。」

レオクス

2014年05月12日 16時34分23秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)


レオクス=ミストレウス=フォルミ大公

 ◇ ミドルネームのミストレウスは、覇王家の血縁になります。
   当主は、覇皇帝サードラル。


・とてもいい人。

・自分一人の幸せより、周囲の幸福を願う性格。

・立場などには、こだわらない人。

・心配性。

・まじめが欠点。

・押しが弱い。

・ハチミツ、ショコラテ、抹茶ラテとか好き。

・身長195cm 67kg A型。

戦士LV100 (600)


レオクス「私では、力不足だが、
     せめて、
     君の盾となろう。」


・優しさであふれた性格ですが、
 強くなろうと努力し続けています。

・最強のルフィアは、
 本来、レオクスに託されたということになっています。

・責任感が強いですが、
 そのプレッシャーが、彼の欠点です。

・見た目より、苦労人。

第十五話 「隣の席。」

2014年05月12日 09時39分05秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険(仮) 第十五話。


   「隣の席。」


 ためぞうは、身体を鍛えている。

 新聞と牛乳をカゴいっぱいにした自転車での、
坂道。

 魚市場での運搬と荷卸(約1トン)。

 やってみるとハードワークの連続で、
 これがためぞうの朝の日課である。

ためぞう「学園編の方をお願いします。」

 ためぞうの苦境は、少しづつ彼を成長させていた。

 スキル 次回予告回避 1 を習得した。


 セントクラウス学園は、入学式を終えたばかりで、
 その片付けに追われる者たちも結構いる。

 主に生徒会役員を中心としたが、
 中には、ホーネルや、サフィリアの姿もある。

 学園の伝統に基づき、
 校内の序列を決める席替えは、
 恒例の「椅子取り合戦」形式で行われる。

 ただの椅子取りと思ってはいけない!

 ・まず、生徒数分の椅子がない。

 ・教師もそのルールが適用される。

 ・椅子が取れなくて、空気椅子ならまだいい。

 ・校長も空気椅子経験者。

 ・なんと、椅子が約束された者たちがいる。(競争力アップ。)

 ・開始の挨拶が「みんな、ニューヨーク。とか行ってみたくないか!!」

 ・地区予選から始まる。

ためぞう「違うだろ!
   誰かが、ルールを変えてるだろ。

   普通にスタートさせてくれよ。」

謎の声「バレたか。」

 内職に忙しい、閣下の声がかすかに聞こえた。

ためぞう「いつもお世話になっております。
   今日は、音声だけですか?」

ローゼさん「そうですね。

   ワタクシ、ためぞうさんとは違って、
   NEWなキャラでございますので、
   印象がとてもはかなく、うっすらなのです。

   裏方である以上、ある程度は仕方のないことなのですが、
   こまめに口を挟んで、経験値を取得しておかねば、

   ただの『ラスボス』で終わってしまう定めなのです。」

ためぞう「閣下は、
   このためぞうが命にかえてもお守りいたしますぞ!!」

ローゼさん「まあ、お上手。
    でも、嬉しいわ。」

 ローゼ閣下は、
 ためぞうの寿命ローソクに、
 金で出来たごんぶとローソクを一本立ててあげた。

ローゼさん「一本、1万年分です。
    魂のビートとソウルとハートを完全燃焼させても、
    100回くらいは大丈夫です。」

ためぞう「何処までも、ついていくであります!!」

ローゼさん「では、
    ごきげんよう。」

ためぞう「席替え、何とか出来ませんか?」

ローゼさん「確かに、長話をした私にも責任の一旦はございますわね。

    ついでに申し上げておくと、ためぞうさんの物語は、
    すでに未知の領域と申しますか、
    無いものを無理矢理続けているのが現状でございますので、

    他力本願もよい手段かとは思います。

    無から有を生み出す為には、
    ストーリーを内に秘めまくったキャラを利用するのも、
    よい手段かと思います。

    最後のゴールだけ、自分のつま先で踏んでやればよいことなのですから。」

ためぞう「・・・。

   大は小を兼ねるとは、
   オレも閣下に視線が釘付けになるわけだ。」

 プルルルルルルゥ・・・。

ローゼさん「クラウスさん。」

電話の向こうの声「は、はい。
        閣下には、ご機嫌うるわしく。」

ローゼさん「新入生の「ためぞう」さんのこと、
     よろしくお願いいたします。」

クラウス学園長「ハッ! お任せください。」


 ためぞうの手元に、
 一通のファックスが届いた。

 好きな項目に、チェックを付けて下さい。
 と、丁寧にしたためられたものだ。


 ・アリス会長の隣。

 ・アリサ副会長の隣。

 ・サフィリア書記の隣。

 ・レミーアさんの隣。

 ・ルフィアさんの隣。

 ・レミルさんの隣。

 ・凛花さんの隣。(研修中)

 ・親方の隣。

 ・学園長の隣。

 ・(   )さんの隣。(記入してください。)

 ・エストさんからは、断られました。(好感度は100)


ためぞう「・・・。

   宿題にしていいすか?」

ローゼさん「サフィリアさん、
     即答ではないのですね。」

ためぞう「::」

ローゼさん「あなたの心配はわかります。

    愛とは、大胆だけでなく、
    慎重さも時には必要です。

    でも、最初から上手くいくような恋は、
    すれ違いになることも否定できません。」

ローゼさん「同じ時間、
     ただ、傍にいるだけで、

     離れたときに気付くようなものだと、
     私は感じます。

     どれだけの思い出が、
     その身を寂しくさせるかということに。」

ためぞう「閣下、深ぇ・・・。」

ローゼさん「でも、それとなくアピールされている、
     ささいな変化に気付けなくては、
     目の前を通り過ぎていきますので。

     目力を鍛えるのです。

     あっ!」

ためぞう「!?」

ローゼさん「・・・ノリ付け、やりなおしです。

     では、時間が迫ってまいりましたので、
     そこそこ近いうちにまた連絡しましょう・・・。」

 謎のローゼさんからの通信が終了した。

ためぞう「エリス姐さんでは、
   ドラゴンは倒せても、
   こういう駆け引きは学べんから、
   閣下なのか・・・。」

エリス「さぼってんじゃないよ!」

ノルン「さぼってんじゃないよ!」

ためぞう「い、いま行きます!!」

ノルン「あ、私は言ってみただけだからw

    ・・・ゆっくり、楽しんでおいで。」

ためぞう「年上もいいなあっ!」


次回 ためぞうの冒険(仮) 第十六話。


   「運命。」


ためぞう「もっとライトなのに変えてくれぇ!!」

サフィリア「あ、ここでしたか。
     てへへっ・・・。」

ためぞう「オレはもう、迷わない!!!」

第十四話 「マジェスティーン。」

2014年05月11日 08時46分54秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険(仮) 第十四話。


   「マジェスティーン。」


ためぞう「オレの実力では、

   女の子の好感度を10(最大100)までしか、
   あげられない事を、
   知ってしまったわけだが。」

 ためぞうは、悩んでいる。

 「答え」の出ない悩みをたくさん抱え、
 一生懸命、その日を生きてるのです。

ためぞう「通り過ぎる幸せでもいい、

   私は、青春したいのだ!!

ためぞう「・・・無理なのは、わかっている。

    ロクな見せ場も作れない事は、
    正直、申し訳なくさえ感じている。」

 夏はまだ、
 あの山の向こうだというのに、
 ためぞうは、
 その遥かなる先を見つめていた。


ためぞう「誰か一人を選べといわれても、

   確かに、本来、正しいお付き合いはそうだと思うが、
   他の子を好感度「1」でほったらかすと、
   「悪いうわさ」が怖いのよネ。

   女子のネットワーク(パジャマ会議、放課後の買い食い等。)を、
   甘く見た時点で、
   積み上げた努力は、水泡と化す。」

 ためぞうの悩みは長そうなので、
 ここまでにしましょう。

 ためぞうは、開き直った。

ためぞう「オレ、前進!」

 実のところ、
 まだ、セントクラウス学園の入学式は、
 新入生代表の挨拶が終わった辺りです。

 まだ、そちらも長い式典が残っていますが、
 謎の閣下、ローゼさんが言っていたように、
 以下のイベントは全て略式に変更されていました。

 ちなみに閣下は、
 本命の「主人公」に最も近いとされる、
 新入生のウィルハルト君(可憐な美少年。)のお姉さんでもあります。

 ウィルハルト君以外にも、
 アレスティル君   (雪花の美少年。)、
 ホーネル君     (ためぞうの友達だが、好かれやすいのでライバル。)
 美月 彩(さい)君 (研修生。天使のような美少年。)
 レオクス様     (パーフェクトな遺伝子を持つ、イケメン。)

 などなど、
 「ガールズサイト」向けのキャラは充実です。

 エストさん「よっしゃあ!!」

 ためぞうの吹き矢→ エストさんは、痺れている。

ためぞう「番外地で会おう!」

 挨拶を終えた、ためぞうを
 最初に迎えたのは、
 銀髪の美少女サフィリアさんでした。

サフィリア「私、ためぞうさんの事、
    マジで、リスペクト!!」

ためぞう「・・・格ゲーのキメ台詞は、
   ここではダメですよ。

   あなた様の品位に、
   オレは傷をつけて欲しくはないのです。」

 サフィリアは、ヒップホップの構えをといた。

サフィリア「最上級の賛辞でしたが、
    ブラザー道をかじってもいない私では、
    なかなか難しいんですね。

    早く、肩にラジカセ担いで、
    音(ソウル)になる特訓をしないと。」

ためぞう「戦場(ゲーセン)限定で、おねがいします。」

サフィリア「ためぞうさんと話していると、
    すごくワクワクして、
    ドキドキします。

    私、ためぞうさんの事、
    大好きですよ。」

ためぞう「カ、カミングアウト!!」

 場所は、全校生徒の集まる入学式の会場。

 学園のマドンナ(君)
 サフィリアさんのその言葉を、
 聞き逃すようなマヌケは、
 この場所に立つ資格すら持ち合わせてはいない。

 ためぞうに、全校生徒が敵対した。

 教頭先生が敵対した。

 保護者一同が敵対した。

 戻ったおばばも敵対した。

 とりあえず、たくさん敵対した。

ためぞう「違うエンディング、キター!

   みんな、もちつけ。

   このオレが、
   サフィリア様の光輝に触れることさえ出来ん事くらい、
   100点満点で300点以上取ってんなら、気付け!」

 皆は、笑顔を取り戻した。

サフィリア「私、もっとためぞうさんと、
    仲良くなりたいです。

    年上じゃ、その、ダメですか?」

ためぞう「サ、サフィリアさん。

    まずはコイツを可愛がってあげてください。」

 ためぞうは、勝手に
 ホーネルのPSVの新作ソフトを、
 サフィリアに、手渡した。

サフィリア「マ、マジェスティーーン!!」

 サフィリアが驚くのも無理はない。

 それは、業務用と家庭用向けに今後発売予定の、
 横スクロールシューティングゲームの、
 ベータテスト用ゲームカードである。

 ベータテスト(発売前のゲームの調整みたいな感じです。)は、
 一般公募されていない。

 サフィリアは、我を忘れている。

ためぞう「・・・。

   ウルトラビックボーナスを取りこぼした気分だが、
   ここはリスクを避け、
   夏のボーナスまで待とう。」


 こうして、
 第三回 セントクラウス学院 入学式は、
 無事、幕を閉じました。


ためぞう「さ、三回目なの?」

ローゼさん「そうですね。」

ためぞう「あ、どもです、閣下。」

ローゼさん「入学式は不定期なのです。

    卒業には、科目500点はいりますので、
    卒業+脱落が、一定数に達した時点での、
    新規採用となります。

    ためぞうさんは、
    時の牢獄にはまってはダメですよ。」

ためぞー「・・・。

   誠心誠意、努力して参りたいと思います。」

ローゼさん「現在 サフィリアさんの好感度は、80です。」

ためぞう「うおぉ!!!」

 ローゼさんは、
 ためぞうに、ブルーワーカーを手渡した。

ローゼさん「がんばってくださいね。」

ためぞう「鍛えまくりますよっ、閣下!!」


次回、ためぞうの冒険 第十五話。


   「隣の席。」


ためぞう「サフィリアさんで、お願いします。

   ・・・かあさん、
   オレ、生まれて初めて目標を持ったよ。」

第十三話 「ミッション・イン・ザ・トラップメント。」

2014年05月10日 09時11分59秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第十三話。


  「ミンション・イン・ザ・トラップメント。」


少女の声「やさしい匂いがする。

   どこか懐かしいような、
   そんな素敵な時間。

   まるで、揺りかごのようですね。」

 ソプラノの声が、心地よく耳に届く。

 そう言って、微笑む少女の表情は、
 まさに天使であるが、
 時々、その笑みが雲間の影へと隠れる。


   ダークフォース エピソードII

   「太陽の王妃と、月の王女。」


 これは、ちいさな国のお話です。

 そこには、とても美しいお姫さまと、
 継母の王妃さまがいました。

 のどかに広がる田園風景。

 城というよりは、
 すこし大き目のお屋敷といった感じの建物が、
 集落の真ん中辺りに立っています。

 お日様の光が、少しづつ白くなっていく正午前。

 ありふれた中世の町並みのような光景は、
 春の陽光で描かれた、絵はがきのように、
 旅人の心を癒してくれるでしょう。

 ですが、変化は突然訪れます。

 招かれざる客は、
 この小さな楽園を、土足で踏みにじろうとしているのです。

 あわてた様子で、
 お屋敷の方への向かう男の影。

ライエン「王妃様は、おられるか!」

 給仕の者たちは、
 その不精ヒゲの男の言葉に動揺していますが、
 気まぐれな王妃さまの居場所を知るものはいませんでした。

リカディ「どうしたのですか、ライエン殿。」

 そこに現れたのは、
 ボーイッシュな黒髪に、端正な顔立ちをした女性の騎士でした。

ライエン「これは、リカディ殿。
   少々、ややこしい事が起こりました。」

リカディ「すごい汗ですよ、
   まずは、一息つかれてはいかがですか。」

 屋敷の世話をする給仕たちは、もうそこにはいません。
 聞かれたくない話を知るということは、
 無用な危険を背負うということになるのですから。

ライエン「東の大国の王が、挙兵しました。
   ここは、その通り道になります。

   我らは、せいぜい数百人。
   苛烈王の軍は十万を超えています。」

リカディ「!?」

 リカディは、そのきれいな青い瞳を大きく見開いて、
 言葉を失います。

ライエン「ここは、小さな国ですが、
   私にとってはとても大切な場所なのです。

   我が花園を土足で踏みにじらせるくらいなら、
   一兵残らず、現世で地獄を見せてあげます。」

リカディ「ライエン殿の言葉とあれば、心強い。
   私の父の、ウィルハルト聖剣王も、
   苛烈王の暴挙を、指をくわえてみているようなお方でありません。」 

 そんな、楽園の一大事にもかかわらず、
 王妃さまは、
 気ままに牧草地で牛の世話をしています。

王妃さま「きゅーにゅー、うめぇーーー!!

 やっぱ、一番しぼりに限るよな。」

 王妃さまは、
 少し大きめのジョッキに牛乳を搾りまくっては、
 持ち込んだベーコンレタスサンド片手に、
 遠慮なく、がぶ飲みです。

 直接、ホースをつないで飲んだりもしています。

農夫さん「そっただ、ほめてもらえっと、
   うれしいんだけんども、
   売りもんだべよ、それ。」

 牧場主の農夫さんは、
 彼女が、太陽の王妃だあることなの知らないのです。

 へべれけに酔っ払って、
 麦わらに寝ていた王妃さまに、
 朝食をすすめたら、こうなったしまったのです。

 用意のいいことに、ジョッキもバーガーも持ち込みです。

王妃さま「まあ、そりゃそうだね。

   ゲッ、財布軽っ!

   ・・・ドンペリ、空けすぎたか。」

 農夫さんは、別に気にしなくていいといった様子ですが。

 王妃さまは、一宿一飯の恩義には報いなければ気がすまない性格でした。

王妃さま「大将、独身かい?
   見たとこ、干してる洗濯物が少ないから。」

農夫さん「オラ、仕事に誇り持ってっから、
   いそがしくて嫁は、いないんだー。」

王妃さま「合コン、セッティングしますぜ、旦那。」

農夫さん「!?」

 農夫さんは、憧れの言葉を耳にした瞬間、
 世界が、牧草地から高級焼肉店へと変わった気がした。

農夫さん「えんりょせんで、
   ジャンジャンやってけろ!!

   まだ、牛っこはいっぱいいるべさ!」

王妃さま「おっしゃ!

   チーズも、バターも、脱脂粉乳も、
   もりもり作ってやるぜ!

   アハハハハハハッ!!」

 来年、農夫さんは、
 お屋敷の給仕の娘さん(とても美人)と、
 素敵な新生活を迎えました。


 ためぞうは、
 読書をしている。

ためぞう「オレも真剣に考えねばならんのかしれんな。

   登場キャラ増える=オレ、薄まる。

   最後は、タイトルすら消えてしまいそうに、
   うっすらという思いは、

   すでに、経験済みだッ!!」

ためぞう「・・・。

   無理矢理にでも、登場しておかねば、
   チャンスを待つだけでは、
   オレの寿命ロウソクは、
   勢いを増して輝きを放つだろう。」

ためぞう「ネタぎれなのは、わかっている!

   ・・・わかっているつもりなのさ。」

セカンド「そうですね。」

ためぞう「もう、名前てきとーですな、閣下。」

セカンド「ある大切な理由で、時間がなくてごめんねっ。

    ノリのキャップとか、お箸の袋入れとか、
    ダンボール、山積みなのです。」

ためぞう「それはわかる、

    オレも前、やってたことあるから。」

セカンド「理解が早くて、感謝します。」

セカンド「ワタクシなりに、分析をしたのですが、

    ためぞーさんが、トゥルーエンドするには、
    告白のその日まで睡眠時間 0 です。

    一日72時間くらいないと、ギリギリだと思いますワ。」

ためぞう「軍師どの、よい『計略』を!!」

セカンド「ご安心ください。
    基本、三年保証が付いているのです。

    エンディングから、
    さかのぼるように攻略するのが、
    趣味の私なので、
    いくつかのエンディングは先に見て参りました。」

ためぞう「閣下、すげー!」

 ためぞうは閣下に、忠誠を誓った。

セカンド「恐れ入ります。

   パパッと、済ませましょう。

   結論、攻略不可です。」

ためぞー「・・・。」

セカンド閣下「そこは、三年保証。
     +8%で五年にもできます。」

ためぞー「ぜひ!!」

 閣下は、
 ためぞうのロウソクの太い方を、
 パキッっと、折った。

ためぞー「オレの、ソウルがぁぁぁ!!」

閣下「では、次にいきたいので、
   手短に。

   とにかく、一点突破で好感度あげるのです。

   10(最大100)くらいあれば、
   あとは、上手くやってみせますから。」

ためぞう「・・・。

   それでいいのか、オレ・・・。」

閣下「あとは、基礎体力でしょうか。

   VITをあげておくのです。

   HPが高いことは、とても重要なことです。」

ためぞう「了解しました!!」

 セカンド閣下は、
 黄金色のハンカチを振りながら、
 足早に去っていった。

ためぞう「・・・オレもバイト増やさなあかんな。」

 ためぞうは、
 折込チラシの求人欄を真剣に見つめていた。


次回 ためぞうの冒険(仮) 第十四話。


   「マジェスティーン!」(我が、君よ。)


ためぞう「ついに、
    (仮)になりました。」